【エビソル飲食店予約推移・2021年7月度(2021/7/5〜2021/8/1)】7月の飲食店予約数は、1日平均4.0件と前月より微増するが依然厳しい状況が続く

エビソルのプレスリリース

 飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 宏彰、以下、エビソル)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策に伴い大幅に自粛営業を余儀なくされている飲食店の厳しい状況を知っていただくことを目的に、飲食店の前年対比の予約状況(※1)を公開しております。本日は、新たに2021年7月5日〜8月1日の4週間分を更新した7月度のレポートを公開します。

  • 飲食店の予約推移に関する調査サマリ
<全国(1店舗あたり)>

7月総予約数:113.5件
1日平均予約数:4.0件
(対2019年比:68%)
(対前月比:114%)

<大阪(1店舗あたり)>

7月総予約数:131.5件
1日平均予約数:4.7件
(対2019年比:66%)
(対前月比:128%)

<東京(1店舗あたり)>

7月総予約数:80.6件
1日平均予約数:2.9件
(対2019年比:46%)
(対前月比:101%)

<全国>
飲食店における7月の総予約数・1日平均予約数は対前月比114%と微増。1店舗あたりの総予約数の実数が100件を超えるのは4月以来ぶり。緊急事態宣言下でないエリアを中心に第3週でわずかに予約数増加の傾向が見られたが翌週にはダウン。予約数が回復しない状況が長期化している。

<大阪>
6月20日に緊急事態宣言が解除された大阪における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は、対前月比128%。総予約数は前月の102.7件から28.8件増の131.5件へ推移。全国や東京に比べ若干の戻りが見られるが、継続した回復へ至らず伸び悩む。

<東京>
東京における飲食店の月間の総予約数・1日平均予約数は対前月比101%で横ばい。数字上は大きな変化がないものの、7月12日に4度目の緊急事態宣言が発令されており、新規感染者が増加する状況が続く。国際大会の開催による需要増加も数字に表れず、最終週には予約数が大きく落ち込む結果に。
 

  • エビソル飲食店予約推移・7月度(2021/7/5〜8/1)

<全国(1店舗あたり)>7月総予約数:113.5件/1日平均予約数:4.0件(対2019年比:68%、対前月比:​​114%)
 飲食店における1店舗あたりの総予約数は前月の99.2件から113.5件へ、1日の平均予約数も3.5件から4.0件へと対前月比114%で微増。1店舗あたりの総予約数の実数が100件を超えるのは4月以来となりました。週次では、東京都に対して4度目となる緊急事態宣言が発令された7月12日週の翌週に予約数が増加し、わずかな回復の兆しがありましたが、大阪など宣言下でないエリアが押し上げた結果と考えられます。

 週次平均で41.9件の予約が入っていたコロナ禍以前の2019年同月比では、68%で依然として飲食店の苦境が読み取れます。最終週となる7月26日週は予約数が24.7件と月内で最も少なくなり、背景には全国で再び感染が拡大している影響が伺えます。事態が長期化するなか、引き続き飲食店への追加支援策が望まれます。

<大阪(1店舗あたり)>7月総予約数:131.5件/1日平均予約数:4.7件(対2019年比:66%、対前月比:128%)
 6月20日に緊急事態宣言が解除された大阪では、飲食店の月間の総予約数は前月の102.7件から131.5件へ、28.8件増加する結果に。1日の平均予約数は4.7件で直近3ヵ月を見ると、わずかに戻りつつあるものの、宣言が解除されてもまん延防止等重点措置の適用が続く状況下では大きな伸長にはつながっていません。

 週別では、主に教育現場で夏休みの始まる7月19日週の予約数が41.8件で、2019年同月同週比84.1%まで推移。しかしながら翌26日週は30.8件へ下がり、新型コロナウイルス感染症の第5波の襲来で継続した回復へは程遠い印象です。8月2日から大阪も再び宣言下に入り、終わりが見えず繰り返し厳しい状況となります。

<東京(1店舗あたり)>7月総予約数:80.6件/1日平均予約数:2.9件(対2019年比:46%、対前月比:101%)
 東京における飲食店の1店舗あたりの総予約数は前月の79.5件から80.6件、1日平均予約数は2.8件から2.9件、対前月比101%と横ばいで数字上では状況変化のない結果となりました。6月20日に3度目の緊急事態宣言が明けたのも束の間、7月12日に4度目の緊急事態宣言が発令され、飲食店はさらなる窮地に追い込まれています。

 最終週の7月26日週は、2019年比37.7%となる16.7件まで予約数が減少。第1週の5日週より7.1件落ち込んでいます。全国・大阪と比べても依然低水準のままで、対2019年比、対前月比ともに20%の開きがある結果に。東京では世界的なスポーツの祭典が開催されているものの、パブリックビューイングの中止や自宅での応援を余儀なくされ、外食に対する気持ちは高まる一方で来店にはつながりづらい環境が続いています。

 今後もエビソルは、AIやIoTなど最新のデジタル技術を活用して、外食をもっと便利に心地よく体験していただけるよう尽力してまいります。

【調査概要・結果をご覧いただく際の注意事項】
調査期間:2019年12月30日〜2021年8月1日
調査対象:「ebica」および「グルメサイトコントローラー」をご利用の全国約4,000店舗
実施機関:株式会社エビソル

※1:予約管理システム「ebica」および「グルメサイトコントローラー」で全ての予約を一元管理している全国約4,000店舗の前年対比の予約状況
※契約店舗1店舗あたり、1週間における平均予約数を算出。
※ISO WEEKカレンダーの定義に沿って、前年同週対比となります。
※本報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※本報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

ebica(エビカ)予約台帳
「ebica(エビカ)予約台帳」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムです。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、グルメサイト経由予約の一元管理機能やオウンドメディア向け予約フォームのご提供等、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションをご提供しています。特に最近では中国最大級の生活情報メディア「大衆点評」等との連携により、訪日中国人をはじめとしたインバウンド集客にもご好評をいただいております。

株式会社エビソル 会社概要
所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-5-27 パティオクアトロ3F
代表者: 代表取締役 田中 宏彰
設立日: 2011年10月20日
資本金: 59,746,500円(資本準備金含む302,619,500円)
事業内容 : 飲食OMO事業、インバウンド事業、グローバル事業
 

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