【地球の問題と 生産者の悩みを 消費者へとつなげる】規格外野菜や有機野菜など地域の野菜を救出する野菜市を開催

株式会社Innovation Designのプレスリリース

「ひと と 地球 の未来を描く」をビジョンに掲げ、事業を通して社会課題の解決を目指す株式会社Innovation Design(本社:東京都千代田区/代表 石関 太朗)が、横浜市中区で運営するhaishop cafe(ハイショップカフェ)にて、地域のお客様に地産地消の大切さ、また食品ロスの問題について考えるきっかけをつくるため、規格外を含むお野菜を週末に野菜市として販売しています。

 

 

 

 

 

Innovation Designでは、日本サステイナブルレストラン協会に加盟し、調達・環境・社会に配慮したお料理のみを提供する持続可能な飲食店を営み、地域コミュニティへの貢献として地産地消、有機野菜の消費を推進するために「haishop market」と称して、週末限定で半径80キロ圏内から調達した様々な種類の野菜を廃棄することなく販売しています。

環境省によると、平成30年度に発生した食品ロスの量は合計で約600万トン。そのうち約324万トンが事業系、約276万トンが家庭系の食品ロスです。これらの中には給食やイベントのために生産されたが、販売しきれなかった、消費しきれなかった食品も含まれています。食品ロスとは本来食べられるにも関わらず廃棄されている食品のことで、私たちの行動で減らすことが必要です。

私たちが販売している野菜の中には「規格外野菜」というものも多く含まれています。日本国内では現在、野菜を販売・流通させるにあたり、様々な規格が設けられています。その理由は様々ですが、「一度に大量に流通させるため」「見た目を綺麗にするため(=消費者の購買につながる)」 と言われています。

「大きくなりすぎてしまった」「熟しすぎている(=表面が柔らかくなるため野菜同士が当たると傷になりやすい)」「曲がってしまっている」という理由で品質や味には全く問題がないのにも関わらず、このような野菜は「規格外野菜」と呼ばれ流通ルートに乗ることが出来ずに廃棄されてしまいます。しかし、これらは「食品ロス」とは計上されず、「隠れ食品ロス」として問題視されているのが現状です。

農林水産省によると日本国内で生産された野菜の量のうち、約20%が「規格外野菜」と言われ消費者の手に届くことがなく廃棄されています。haishop cafeが提携している農家さんも規格外野菜の取り扱いに悩んでいるという話を日々たくさんいただいており、実際にあった事として学校給食として使用する予定だったトマト1トンが行き場を失っているということから、私たちは2週間で300キロのトマトを救出活動を促し、haishop marketで販売。お客様には今現在の地球の問題を知ってもらうきっかけともなり、それでも余った際には添加物を一切使用しない体にも優しいかき氷の商品展開など(URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000072547.html)健康をテーマとしたメニュー開発への展開を常に行っている結果、メニュー全てがひとにも 地球にも 環境にも全て配慮されたメニューのカフェと生まれ変わりました。

お店の入り口付近でも積極的に展示を行い、馬車道付近を通行する多くの方々に知っていただき全て完売・消費することが出来ています。

8月に入っても、夏野菜の種類も増え、現在ではトマト、ナス、ピーマン、キュウリやオクラなど、農家の方から様々な種類の規格外野菜を「レスキューしてほしい」という相談を常にいただいており、引き続き地域の方とともに食品ロスに向き合っていきたいと思います。

規格外野菜は品質や味に問題がなく、一度に大量のものを流通させるため、販売する際の見た目のみで「規格外」と決められています。
積極的に規格外野菜を選んで食べることが、美味しく、地球に貢献できる1つの手段であるということを一人ひとりのお客様に私たちスタッフからhaishop marketやメニューを通じてお伝えし、お客様ご自身の生活にも規格外野菜を含めた地域のお野菜を積極的に取り入れていただいています。

見た目に個性がある、太陽の栄養をたっぷり吸収した美味しいお野菜の、救出活動にご参加ください。
規格外野菜だけでは無く様々な地球の問題、生産者の悩みを消費者へと繋げていくことを私たちは常に実践して未来を描いていきます。

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