地球にやさしい「森のタンブラー」 地域と連携した取り組み!廃棄されるヒノキの梢を使った「森のタンブラー」を9月25日から発売!アップサイクルジャパンと協業し、神奈川県秦野市の余剰産物を活用

アサヒビール株式会社のプレスリリース

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 塩澤賢一)は有機資源を用いたリユースカップ「森のタンブラー」を活用し、地域と連携した環境負荷低減の取り組みに力を入れています。今回、株式会社アップサイクルジャパン(本社 神奈川県、社長 西村正行)と協業し、神奈川県秦野市のヒノキの梢を主原料とした「梢プロジェクト 森のタンブラーHINOKI」を製造します。9月25日に茅ケ崎市で開催するエシカルマーケット「LOVE the EARTH PROJECT」にて先行販売し、10月から公式オンラインショップなどでも販売予定です。

 この「梢プロジェクト 森のタンブラーHINOKI」の主原料には伐採後、間伐材として活用できなかった樹木の一部を65%使用しています。樹木の先端にあたる“梢”は部位が細かいこと、また、日本の人工林は傾斜地が多く、そこで育つ“下駄”と呼ばれる樹木の根元は曲がってしまうことから、いずれも間伐材として利用しにくく、伐採後は山に放置されるという課題があります。今回、アップサイクルの取り組みを支援するアップサイクルジャパンの支援のもと、秦野森林組合の間伐活動で生じたヒノキの“梢”や“下駄”を原材料として、アサヒビールは「梢プロジェクト 森のタンブラーHINOKI」を製造し、資源の有効活用に取り組みます。

 「梢プロジェクト」は、間伐材の中でも活用しにくい“梢”や“下駄”の部分を用いて、賛同する団体のアイデアや技術によって新たな価値を生み出す取り組みです。今回、木材を主原料とする「森のタンブラー」の特長と製造技術を活用し、「梢プロジェクト 森のタンブラーHINOKI」を製造しました。タンブラーの正面にはアップサイクルジャパンのロゴ、裏面には「森のタンブラー」のロゴを印字しています。

 この「森のタンブラー」は、9月25日にマービスタガーデン茅ヶ崎で開催するエシカルマーケット「LOVE the EARTH PROJECT」にて先行販売する予定です。また10月1日から、アップサイクルジャパン加盟の各店舗および「森のタンブラー」公式ショップなどで販売する予定です。アップサイクルジャパン茅ケ崎本店の「もったいない食堂」では、テイクアウト用のマイカップとしてお客様に提案していきます。

<「森のタンブラー」について>
・「森のタンブラー」は “使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨て”しない飲料容器としてアサヒビールとパナソニック(株)が2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。
・通常の「森のタンブラー」は、間伐材などの木材から精製したパルプを主原料とした「高濃度セルロースファイバー成形材料※」を使用しており、製造時のプラスチック使用量を削減できます。
・2020年は新たなラインアップとして、ヒノキの間伐材を主原料とした「森のタンブラー HINOKI」と、グループ会社であるアサヒビールモルト(株)の副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎麦芽粉末を主原料とした「森のタンブラー MUGI」をそれぞれ発売しました。
・現在、「森のタンブラー」はECサイト「森のタンブラー公式ショップ」やパナソニックミュージアム、RELIFE STUDIO FUTAKO(リライフスタジオ フタコ)、パナソニックセンター大阪、ふたこビール醸造所などで販売しています。

 CO2排出量増加による気候危機および海洋プラスチック問題といった社会問題に対応するため、欧州やアジア各国を中心に、使い捨てプラスチック容器を禁止する法規制が広がっています。日本でも、2020年7月よりプラスチック製買物袋の有料化が全国で実施され、使い捨てプラスチック問題への関心がさらに高まっています。

 アサヒビールは、洗って何度も使用できるリユースカップ「森のタンブラー」を脱・プラスチックの取り組みとして提案するとともに、地域の資源を有効活用することで持続可能な社会の実現に貢献し、アサヒグループが掲げる“楽しい生活文化の創造”を目指します。
※:パナソニックが開発したナノ~マイクロに微細化されたパルプ成分を含有する樹脂

■「森のタンブラー」公式 SHOP https://mori-tan.stores.jp
■ Future Tide  https://futuretide.jp/
■アップサイクルジャパン公式サイト  https://www.upcycle.co.jp/

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