農業をもっと身近に。10月9日鎌倉で秋冬野菜の種植え体験イベント開催「持続可能な農業の新しいスタイルを創る」を目指すニュー農マル

合同会社LIFE DESIGN VILLAGEのプレスリリース

私たちニュー農マルは農地所有適格法人鎌倉リーフが母体となり、援農を軸に生産者と消費者をつなぎ、持続可能な農業の新しいスタイルを創ることをコンセプトに活動しているコミュニティです。

この度2021年10月9日(土)ファミリー向け農業体験イベント〜秋冬野菜の種を蒔こう〜を開催いたします。鎌倉の野菜農家は、この時期になると葉物野菜や根菜類の種をまきます。なぜこの時期なのか、なぜ葉物野菜や根菜類の種まきをするのか、種の蒔き方などを体験し秋から冬にかけて市場に出荷する野菜の理解を深めてもらうことが狙いです。今回は小松菜、ホウレンソウ、カブの種蒔き、そしてニンニク植え付けを行います。
 

―鎌倉農家の現状―

 鎌倉の農業は「鎌倉野菜」を背景に生産地と消費地が近接した典型的な都市型農業として発展してきました。都市農業には農産物を供給する機能だけでなく、防災や環境の保全、学習・交流の場といった地域交流や文化形成の場としての役割が代々受け継がれてきました。

しかし、農家数は2000年初頭には180戸*¹だったものが2020年には123戸*²と、約20年の間に57戸減少しており、今後の20年ではさらなる減少が考えられています。農業人口の高齢化と人手不足は全国同様鎌倉でも深刻で、このままでは地域に根付いてきた伝統文化が途絶える恐れがあります。

(*¹出典:農林水産省 2000年世界農林業センサス *²出典:2020年農林業センサス)

 

 

厳しい状況下にある鎌倉(日本)の農業を持続可能な形にしていくためには専業農家さんに任せきりにするのではなく、地域の人々が主体的に農業に関わり皆でサポートしていく仕組みが必要だと考え,昨年の夏から「ニュー農マル」の活動がスタートしました。

 

―今後目指す姿―

昨年の8月にクラウドファンディングを通して集まったメンバーやニュー農マルサポーターズクラブのメンバーと共に、約1年間援農を通して実際に農作業を行なっていく中で、これから地域の農業を支えていくためには、まだまだより多くの方たちの力が必要だと改めて感じています。

そこで、今回はまず気軽に畑に足を運んでもらえるようなきっかけとなるべく種蒔きイベントを開催することにしました。
こういった体験型イベントへの参加を足掛かりに少しでも多くの方々が地元の農業や食べ物のことに興味を持ち自発的に関われる機会を創出し、生産者と消費者を繋げる活動を続けていきたいと思います。そして、この仕組みが鎌倉だけではなく日本全国へ広がり,地域の農業を地域の人々で支えることが農業におけるニューノーマルになることを目指します。

 
〜イベント概要〜

●名称:ファミリー向け農業体験イベント「秋冬野菜の種を蒔こう」

●開催日時:2021年10月9日(土)午前10時〜12時

●集合場所:鎌倉野菜市場かん太村(神奈川県鎌倉市関谷685-1)

※イベントの詳細やお申し込みはこちらの申し込みフォームより。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfpEGHGbY5kcJIJetiFgwC–lSp5eYa4qdXqqWacZ44ptR9sQ/viewform

本イベントに関するお問い合わせや取材のご依頼は以下の問い合わせフォームよりお願いします。

◆問い合わせフォーム

https://smoothcontact.jp/front/output/7f0000013cecf5dabf768338c88ab3e7

 

◆プロジェクト代表河野竜二 (合同会社LIFE DESIGN VILLAGE代表/ アースデイ東京 事務局長)
※ニュー農マルは、農地所有適格法人株式会社鎌倉リーフのもとで展開しているプロジェクトです

LIFE DESIGN VILLAGE http://lifedesignvillage.jp/
株式会社鎌倉リーフ https://www.kamakuraleaf.com/

◆ニュー農マル

公式HP http://new-normal.co.jp/
note「週刊ニュー農マル」https://note.com/newnoumal/
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