​2021年度全米日本酒歓評会にて宮坂醸造(真澄蔵元)の最高峰 純米大吟醸「夢殿」が金賞を受賞

宮坂醸造のプレスリリース

日本国外で最も長い歴史を持つ日本酒の品評会「全米日本酒歓評会」にて宮坂醸造株式会社(長野県諏訪市、代表取締役社長:宮坂直孝)の純米大吟醸「夢殿」が大吟醸 A(精米歩合40%以下)部門にて金賞を受賞いたしました。

全米日本酒歓評会は2001年より開催している国外で最も歴史のある品評会。

ハワイ州ホノルル市で行われ、『Fairness(公正), Transparency(透明性), Authenticity(確実性)』の3つの理念を掲げ、審査を実施。審査は3日間に渡り、独立行政法人酒類総合研究所をはじめ、日本酒造組合中央会や日本醸造協会など、各協力機関の審査員にて評価されます。

今回、金賞を受賞した「夢殿(ゆめどの)」は大吟醸商品「七號(ななごう)」「山花(さんか)」と共に今年5月にリニューアルを行ったもの。

2017年より「新時代に寄り添う真澄」をスローガンに、下記のポイントをリニューアルいたしました。
1. 純米大吟醸化
2. 七号酵母への原点回帰 – 究極の食中酒を求めて、七号系自社株酵母で醸しました。
3. 雫取り(夢殿)中取り(七號)を使用 – 香味のバランスを追求し、『夢殿』は袋吊りの雫取りを、『七號』は藪田搾りの中取りのみを製品化。
4. パッケージの変更 – 時代や場所を超えた普遍性のある上質な佇まいを目指し、ボトル・ラベル・外箱のパッケージを洗練しました。
 

中でも今回受賞した夢殿は真澄が醸す純米酒の最高峰
「夢殿」は明治時代から真澄が最上の酒に冠してきた名称で、厳選した酒米を七号系自社株酵母で醸し、袋搾りの雫だけを製品化した希少な一本です。
 

  • 分類:純米大吟醸酒
  • 出荷時期:通年販売(数量限定)
  • 原材料名:米、米こうじ
  • 米の品種:兵庫県加東市山国地区産 山田錦
  • 精米歩合:35%
  • アルコール分:15度
  • 飲み方:冷酒
  • 保存方法:冷暗所

桐箱入り 720ml 11,000円
オンラインショップ(https://www.masumi.jp/i/000135
 

ソムリエ 大越 基裕氏からのテイスティングコメント

白桃やバナナに柑橘類やフローラルなニュアンスも加わったアロマを持つ、上品かつ華やかな香り。
穏やかな甘味と味わい全体を心地よく余韻まで誘う酸味とともに、終始輪郭の整った優しく滑らかなテクスチャーが印象的。
透明感と抜け感のある米の旨味がとても綺麗に、そして長く余韻に残る。

【相性の良い料理】
エビの蒸し餃子、鯛の塩釜焼き、ホタテのカルパッチョの様に、日本酒の上品さを活かす為に素材本来の旨味と日本酒の透明感のある旨味をシンプルに掛け合わせます。
 

< 全米日本酒歓評会について >
日本の伝統的な審査方法を用いておよそ500品の出品酒を審査。審査の際は、利き猪口のみが並ぶ完全な目隠し方式を導入。数ある日本酒の審査会の中でも、より透明性、公平性が高く、客観的な審査を行う。関連イベントとして一般公開利き酒会[ジョイ・オブ・サケ]が世界各都市で開催され、歓評会の全出品酒がすべての会場で利き酒用に展示。この一般公開イベントと併せて開催されることにより、全米日本酒歓評会は、米国において日本酒人気の向上と活発で持続的な日本酒市場の開拓に大きく寄与している。
歓評会で優良品種の日本酒を厳正に審査すること、また関連イベントとして行われる一般公開利き酒会のジョイ・オブ・サケにて消費者に最高コンディションの出品酒を試飲していただくこと、そしてこの2つを通じて日本酒と日本酒文化への啓蒙を図ることが当会の目的。
http://www.sakeappraisal.org/

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