株式会社フェリシモのプレスリリース
フェリシモは、各界の第一線でご活躍中の方をゲストに「経験と言葉の贈りもの」というコンセプトで、1997年より毎月1回メッセージライブ「神戸学校」を開催しています。10月は、株式会社DK-Power(ディーケー パワー) 上野 崇(うえのたかし)さん、Dari K (ダリ ケー) 株式会社 吉野 慶一(よしのけいいち)さん、株式会社ANBAS(アンバス) 代表取締役 永井克也(ながいかつや)さんを迎え、ビジネス、ショコラティエ、研究の3つの観点から、「カカオの可能性」トークセッションを行います。
動画配信「神戸学校online」での参加はこちら>>https://feli.jp/s/pr2110183/1/
◆開催概要
第290回 フェリシモ「神戸学校」
・ゲスト:上野 崇(うえのたかし)さん
〈株式会社DK-Power〉
吉野 慶一(よしのけいいち)さん
〈Dari K株式会社代表取締役〉
永井 克也(ながいかつや)さん
〈株式会社ANBAS代表取締役〉
〈一般社団法人サイエンティフィックアロマセラピー協会代表理事〉
・テーマ:フェリシモ チョコレート ミュージアム
オープン記念特別編「Cacao for the future」
~カカオの可能性を開く3名のお話~
・日 時:2021年10月23日(土)
13:30-15:00
・場 所:Stage Felissimo ホール(神戸市中央区新港町7番1号)
阪急「神戸三宮駅」西口、阪神・JR「元町駅」東出口より徒歩約20分
・参加料:おひとり 一般 1,200円(学生 1,000円)
ペ ア:おふたり 一般 2,000円(学生 1,600円)
動画配信「神戸学校online」の参加料:おひとり 500円
※全額あしなが育英会を通じて、東日本大震災遺児の支援全般に活用されます。
※神戸学校onlineは、後日アーカイブで繰り返し視聴可能です。
10月度の神戸学校はフェリシモ チョコレート ミュージアムのオープンを記念して“カカオ”に着目した特別講演を実施致します。今回はいつもと視点を変え、カカオにまつわるスペシャリスト3名をお招きし、それぞれの視点からご講演いただきます。
上野 祟さん:ビジネスの分野から(株)DK‐Powerの上野さんです。(株)DK‐Powerは石川県加賀市との協定を締結しバイオマス発電の排熱を利用したカカオの森づくりを行うプロジェクトを、東京大学 樹芸研究所・フェリシモとともにスタートさせました。耕作放棄地でのカカオ栽培とバイオマス発電を活用した地域発循環型モデルを産官学連携してつくりあげていこうとしています。このプロジェクトから生まれる日本産カカオの可能性についての講演になります。
吉野 慶一さん:ショコラティエの視点から、神戸学校には2度目のご登壇となるDari K(株)の吉野さんです。吉野さんはインドネシアのカカオ農家を取り巻く現状を知り、「カカオを通して世界を変える」との理念のもと、金融アナリストから突如ショコラティエへ転身、「カカオのもつ世界を変える素晴らしい力」を体現し発信し続けています。世界で活躍するショコラティエから見たカカオの可能性についての講演になります。
永井 克也さん:カカオ研究の観点からは、(株)ANBAS/(一社)サイエンティフィックアロマテラピー協会の永井さんです。永井さんはカカオが自律神経活動と生理機能に与える影響について研究された実績があり、体のメカニズムとカカオの関係性について、化学の分野から見たカカオに秘められた可能性についての話になります。
世界中で親しまれているチョコレートの原料である“カカオ”を通して未来を考える会にできればと思います。
動画配信「神戸学校online」での詳細と参加>>https://feli.jp/s/pr2110183/1/
ゲストプロフィール:
上野 祟(うえの たかし)さん〈株式会社DK-Power〉
国内外の複数メーカー(金属・精密・電機)、外資系コンサル等を経て2019年4月よりダイキン工業株式会社テクノロジー・イノベーションセンターに入社し、2020年4月よりDK Powerに出向。大学院では農地証券化および農産物の金融商品モデルを研究していた縁で熊本で農業法人を設立したり、交通系ICを活用した新たな街の仕組みを作ると言うことから東京都渋谷区でシェアサイクル会社を設立したり、音楽や日本のクリエイティヴを発信する為に音楽事務所と合弁でクリエイティヴ・エージェンシーを設立等、手掛けた研究や担当プロジェクトを起点とする創業やベンチャー設立も多く経験。出願特許も約80件弱あり、現在でも液晶、有機EL、 LED、 タッチパネル、Blu-Ray等光ディスクでは研究開発段階から世界標準で採用されている。
吉野 慶一(よしの けいいち)さん〈Dari K株式会社代表取締役〉
1981年 栃木県足利市生まれ。18歳からバックパックで約60か国を旅する。世界の現状を憂いたり、出来ない・やらない理由を声高に叫ぶだけでは自分も世界も何も変えることはできないと29 歳で脱サラ。カカオの生産量が世界第 3 位であるインドネシアに着目。不条理な環境により生計が安定しないカカオ農家に対し、新たな仕組みを導入するためには、自身がカカオの買い取りをする必要があると感じ、チョコレート製造小売のDari Kを2011年に創業。「努力が報われる社会」を目指しつつ、業界全体に大きなインパクト を与えるため日々世界中を飛び回る。現在はチョコレートの製造にとどまらず、廃棄されているカカオの殻を使ったバイオマス発電や地球温暖化適応策の推進などを民間企業はもとより、日本政府や現地政府、国際機関も巻き込んだ活動を展開。SDGs ビジネスアワード 2017 受賞。
慶応義塾大学経済学部、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修士課程 、 オックスフォード大学大学院比較社会政策修士課程修了。 投資銀行やヘッジファンドで元金融アナリスト。
永井 克也(ながいかつや)さん〈株式会社ANBAS代表取締役・一般社団法人サイエンティフィックアロマセラピー協会代表理事〉
1967年 大阪大学医学部卒業(1968年医師免許)
1972年 大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)
1972年 大阪大学蛋白質研究所助手(代謝部門)
1974年-1976年 米国シカゴ大学(博士研究員)
1977年 愛媛大学医学部助教授(生化学講座)
1980年 大阪大学蛋白質研究所助教授(代謝部門)
1995年 大阪大学蛋白質研究所教授(代謝部門)
2000年-2004年大阪大学蛋白質研究所所長
2006年 定年退職(大阪大学名誉教授)
2007年 株式会社ANBAS設立(代表取締役社長)現在に至る
2019年 (一社)サイエンティフィックアロマセラピー協会(JSSA: https://jssa,jp.net/)創設(代表理事)
所属した学会:日本生化学会、日本肥満学会、日本時間生物学会、国際時間生物学会、北米神経科学会
学会役員等:(財)日本肥満学会(元評議員、理事)、(財)日本生化学会(元評議員、理事)、国際時間生物学会(現在Board Member)
(研究分野)体内時計のメカニズム、自律神経による生理機能調節、精油による自律神経制御を介する生理機能調節、などの研究に従事。
2021年10月22日(金)オープン フェリシモ チョコレート ミュージアム>>https://www.felissimo.co.jp/chocolatemuseum/
◆「神戸学校」とは
「神戸学校」は、阪神・淡路大震災をきっかけにスタートしたメッセージライブです。2004年に、メセナアワードの『文化庁長官賞』を受賞しました。豊かな人生を送ることを目指した「生活デザイン学校」として、毎月1回、各界でご活躍のオーソリティーを神戸にお招きして開催しています。
これまでのゲスト(2021年9月まで)
「神戸学校」ウェブサイト>>https://feli.jp/s/pr2110183/2/
「神戸学校」Twitter >>https://feli.jp/s/pr2110183/3/
◆「神戸学校online」と「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトについて
新型コロナウィルスは社会全体を巻き込み各方面に大きな影響を与え続けています。その中でフェリシモは、新たに全社横断プロジェクトを立ち上げてさまざまな取り組みをスタートさせました。名付けて「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクト。いつもの暮らしを取り戻し、また新しい未来を目指し「ともにしあわせになるしあわせ」という企業理念のもと、継続的な支援を長い視点で続けていきます。そのために私たちだからこそできるさまざまなプロジェクトを実行しています。「神戸学校online」は、毎月神戸で開催される「神戸学校」をインターネットで配信する取り組みで、フェリシモが”新しい日常”の中で今できる活動「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトのひとつです。
「ともにしあわせになるしあわせwish with」ウェブサイト >>https://feli.jp/s/pr2110183/4/
◆お問い合わせ
神戸学校事務局 TEL:078-325-5727
(平日10:00~17:00)
eメールアドレス: kobe@felissimo.co.jp