【嵐山の旅館が未来を託す一品】

嵐山辨慶のプレスリリース

– 嵐山辨慶 謹製 炙り鯖寿司 –

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、言うまでもなく多大な影響を受けた旅館業。
危機的状況が続く今でもあきらめず、出来る事を少しずつ、前を向いて未来に繋げていきたい。
宿泊が困難な状況でも、丹精込めた料理旅館の一品を味わっていただきたい。
京都名勝「嵐山」から“想い”の詰まった『炙り鯖寿司』が誕生しました。

嵐山の中心にあるおもてなしの料亭・温泉旅館 ~ 嵐山辨慶 ~
平安の時代から1200年以上、今なお四季折々の絶景で人々を魅了する名勝「嵐山」の自然美を借景に、
大堰川のほとりに宿を構えて半世紀。
“心和む宿”として創業以来培った、一期一会のおもてなし精神で、嵐山辨慶でなければ体験することのできない温泉と風情、京料理の伝統を重んじつつ、新たな要素を取り入れた料理を提供している本格派の旅館。

コロナの影響による旅館業のリアルな実情
~ 今まで通りができない ~

「コロナによって2年近く人々の生活様式や常識が変わってきた今、緊急事態が解除されても簡単に元に戻るのは難しく今まで通りができない。紅葉のピーク時でさえも宿泊予約数は例年よりはるかに減少しています。また、いつ緊急事態が発令されるかも分からない先行きの不安はある中で体制も整っていかず旅館だけでは存続していくのが非常に厳しい現状です。」

「コロナの感染状況で国が緊急事態を解除しても、すぐに元通りにはならない。今の旅館はリハビリ期間のようなもので、どのような起ち上がりをしていくかで今後の旅館の未来が決まります。」

 

嵐山辨慶 代表取締役社長 磯橋輝彦

今、できる事
「嵐山にて半世紀続けてきたこの旅館を存続していくためには、旅館文化の古き良き伝統を守り継ぐと共に、非常時の今、そして現代のニーズに合わせた旅館のカタチを模索しなければなりません。その中で料理旅館として重きを置いてきた過去の積み重ねを振り返り、お泊りいただけないお客様にほんの少しでも嵐山辨慶を感じていただけるように、宅配やオンラインでの物販事業にチャレンジする決断をしました。」

辨慶の隠れた名物『炙り鯖寿司』をご家庭へ
「元々、旅館にご宿泊のお客様に提供するお料理のメインではなく、中盤に出てくる焼き物の一つとして料理長により考案されたのがこの炙り鯖寿司でした。四季折々の素材を活かし京料理の伝統に一品一品、試行錯誤と創意工夫を重ねてお客様に驚きと納得を提供しているのが辨慶流会席料理の真骨頂です。その中でも、この炙り鯖寿司は一年を通してお客様の記憶に残り、ご好評いただいた一品でした。
コロナ禍中、試験的にお持ち帰り用としてこの炙り鯖寿司を数量限定で販売したところ、予想外の反響をいただき、お客様の安心と食品衛生法上必要な賞味期間の保存試験を経て、宅配やオンラインでの物販事業の柱として販売を開始する運びとなりました。」

炙り鯖寿司に秘めた嵐山辨慶のこだわり
「料理長が厳選した脂の乗った鯖は表面を炙ることで旨味を引き立て、特製の酢飯には椎茸と干瓢を炊いた具材と三大京つけものの一つであるしば漬を入れ込んであり、シャリだけでも絶妙な食感と味わいを生み出します。また、一本の鯖寿司は尾にいくに連れて、酢飯の割合が増えてしまうことで全て均一に味わえない事がありますが、辨慶謹製の炙り鯖寿司は尾の部位を切り落として酢飯に混ぜ合わせる事により、余すところなく鯖の旨味を味わっていただける工夫を凝らしています。
仕上げには、振り柚子によるほのかな香りで包むことで濃厚な炙り鯖に鯖のほぐし身による旨味たっぷりの酢飯、特製の具材にしば漬のアクセントを振り柚子が爽やかに繋ぐ様な感覚を味わっていただけます。」

「嵐山辨慶の料理は、仕入れる食材はもちろんの事、水や調味料などの素材にもこだわっています。
じっくりと手間暇を掛け、ひとつひとつ手造りの調理法なので量産はできません。
この炙り鯖寿司も同様に、仕入れから仕上げまで料理長自らが関わるため、一日に作る事が出来る量に限りがあります。それでも出来る限り、お客様にお届けしたい。嵐山辨慶の一片を体感していただきたい。そんな想いが込められた一品です。」

嵐山辨慶を記憶に留めていただければ…
「この度、販売を開始する炙り鯖寿司を発端として、鍋料理セットや甘味類、嵐山の四季を感じていただけるオリジナルパッケージのアイスクリームや鱧寿司などの季節の一品等、嵐山辨慶の一片をご家庭や大切な方への贈り物としてご利用いただき記憶に留めていただけるように、少しずつ前に進んでいきたいと思っています。」
旅館の行く末と未来を託す一つの商材として、炙り鯖寿司に込められた想いは強く深い。

嵐山温泉 嵐山辨慶

全11室の小規模旅館でありながら、日本固有の宿文化である“旅館”としての使命と代々受け継いだ精神を糧に、料理旅館 嵐山温泉 -嵐山辨慶- の新たな挑戦が始まります。
~ 嵐山辨慶 ~
所在地:〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町34番地
電話(代表):075-872-3355 
公式HP:https://benkei.biz/

【炙り鯖寿司 ご注文ページ】
https://kyotobenkei.shop-pro.jp/?pid=156590483

 

 

~茶房BENKEI~

旅館に併設された茶房では会席料理から厳選された一品料理と自家製のわらび餅やプリンなどの甘味類を提供しています。嵐山と大堰川を一望できる空間でのんびりとお過ごしいただけます。
HP:https://benkei.biz/sabo/
 

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