小樽百貨UNGA↑のプレスリリース
陶芸家の大石俊久さんとともに作ったオリジナル縄文土鍋
小樽から余市にかけては、縄文時代の古代遺跡の密集地帯
北海道の小樽から余市にかけては、縄文時代の古代遺跡の密集地帯であり、数多くの土器や石器、彫刻などが発見されています。国内においても貴重な遺跡が残る地域 “小樽” から、その歴史に想いを馳せ、陶芸家の大石俊久さんとともに土鍋を作りました。素地は土鍋に泥状にした野幌粘土を刷毛塗り。土鍋側面は、焼成時に藁を巻くことで、土と藁の□成分同士が化学反応を起こし、緋色の線が現れています。それぞれ蓋と器の持ち手には、縄文土器によく見られる縄の跡目を付けています。内側には釉薬がかかっているので、染み込みを防ぎます。
◆作者:大石 俊久
「層」をテーマに大地が持つ記憶や記録といったようなものをやきものを通してかたちにできないか模索しております。
◎略歴
2007
北海道芸術デザイン専門学校 クラフトデザイン専攻卒業
下澤敏也氏に師事 円山工房所属
2010
JRタワーART BOX 優秀賞、試みの茶事ezo 茶会
2012
個展(ギャラリーマロニエ/京都)
2014
防風林アートプロジェクト 2013-2014(帯広)
2015
マイナスアート展(帯広)
2016
2,5次元-絵画考- (ギャラリーマロニエ/京都)
ヒト科ヒト展ヒト (帯広の森/帯広)
日本陶磁協会 奨励賞 北海道展 入選(札幌芸術の森工芸館)
2017
2,5次元-絵画考-final (ギャラリーマロニエ/京都)
JRタワーアートプラネッツ「あそぶ・ひねる・やく 北の陶の新時代」(プラニスホール/札幌)
ポンペツ藝術要塞2017(穂別)
2018
「陶芸~新時代の技とかたち」 札幌芸術の森工芸館
JRタワーアートプラネッツ グランプリ 入賞
2020
「地平を挟んで…2つの視点」大石利久×戸山麻子展(ギャラリーレタラ/札幌)
2021
札幌ミュージアム・アート・フェア (札幌芸術の森美術館/札幌)
他 ハルカヤマ藝術要塞(春香山/小樽) 個展(ギャラリー門馬ANNEX/札幌) 公募展 北海道陶芸展