社員一人ひとりが、自分らしく自由に輝くために「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン ステートメント」策定

アサヒグループホールディングス株式会社のプレスリリース

 アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 勝木敦志)は、アサヒグループの社員一人ひとりが、自分らしく自由に輝くために、2021年3月に「ダイバーシティ&インクルージョン ステートメント」を策定し、性別による差別の撤廃や女性の地位向上に向けたグループCEOからのメッセージ発信や、国内グループ各社の経営層向けのパネルディスカッションの開催などの取り組みを進めています。

 今回新たに「ダイバーシティ&インクルージョン」に「エクイティ(公正)」の考え方を加え、名称を「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)ステートメント」と変更しました。私たちがDE&Iで実現すべきこととして、一人ひとりの輝く個性を歓迎し尊重する想いを込め、「shine AS YOU ARE」をコアメッセージに据え、すべての人が職場、家庭、公共の場で自分らしく表現し、自由に輝くことを応援していきます。
 特に女性活躍推進を重点テーマとして位置づけ、国内外グループ8社の経営層※における女性比率を現状の22%から2030年までに40%以上とする目標を新たに設定しました。DE&I推進体制を構築し、制度や仕組みの見直しとともに、育成・風土醸成の取り組みを推進します。
※)取締役、監査役、執行役員、本社部長、事業場長(一部)

■shine AS YOU ARE

■経営層における女性比率目標の対象会社
アサヒグループホールディングス
アサヒグループジャパン、アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品
アサヒヨーロッパ&インターナショナル、アサヒホールディングスオーストラリア
アサヒホールディングスサウスイーストアジア 計8社

■国内グループ会社における主な取り組み
1.推進体制の構築
<DE&I委員会の設置>
目的・役割:国内グループ全体の取り組み方針を決定する場として、制度・仕組みの見直しや環境整備、風土醸成に向けた討議を行う。
活動内容 :2022年1月から年2回以上開催
組織構成 :アサヒグループジャパン社長(委員長)、取締役、人事部長
アサヒビール社長、アサヒ飲料社長、アサヒグループ食品社長
アサヒグループホールディングス取締役兼CHRO 計7名

<DE&Iサポーター制度の導入>
目的・役割:社員の参画意識の醸成と、世代や職種・役職が異なる多様なメンバーの意見を反映させるため、公募によるサポーターが「会社への提言」、「周囲からの意見収集」、「周囲の理解促進にむけた働きかけ」を担う。
活動内容 :隔月開催のサポーター会議への出席、事務局からの意見収集への協力、
年1回のDE&I委員会メンバーとの対話、周囲への理解促進のための働きかけ
公募対象 :国内グループ会社の全社員
募集人数 :15名程度
任期   :原則1年(2022年1月~12月)

2.制度・仕組みの見直し
ž   昇進昇格要件や評価制度を見直し、性別に関わらず育児・介護等を含め多様なライフスタイルや価値観を尊重し合い、公平に機会を提供し公正に処遇する制度・仕組みを強化する。
ž   男性の育児休業取得目標の設定などを検討する。

3.教育・風土醸成
<マネジメント層向け研修>
2022年1月に、約900名のマネジメント層全員を対象に、無意識の思い込みや偏見(アンコンシャスバイアス)に関する研修を実施する。2023年以降は、新任マネジャーに対して毎年1回実施予定。
<女性社員の研修への参加率向上>
女性社員対象のキャリア研修を実施することによって意識を高め、選抜研修などの研修への女性社員の参加率を現状の約10~20%から40%へ向上させ、女性社員のキャリア開発を支援する仕組みを強化する。

<ワークショップや社内イントラにおける意見交換の「場」の設定>
DE&Iについて考え、意見を交わすワークショップを2022年5月から月1回程度開催し、毎回テーマを変えて実施する。社内イントラ上には常時自由にDE&Iについて語れる場を設け、寄せられた意見に対しては、経営や人事部門からのメッセージ発信にてフィードバックを実施する。

■DE&Iステートメント
東京からローマ、メルボルンからプラハ、オークランドからクアラルンプールまで、アサヒグループは、
商品・サービスへの誇りと社員の情熱で結ばれたグローバルな企業グループです。
日本にルーツを持ちながら、グローバルに豊かで多様な伝統をもつ企業グループであり、地球やコミュニティとの関係を大切にし、ビジネスを展開しています。そして何よりも社員を大切にする企業グループです。私たちは、社員一人ひとりが尊重され、個性が認められる企業風土を醸成します。
私たちは、多様で多文化な組織であることが、当社をより強く、より革新的にするとともに、長期的な成功への鍵となることを確信しています。そのため、一人ひとりが尊重され、その個性が受け入れられ、個人としても企業人(プロフェッショナル)としても成長できる未来を目指します。誰もが自由に発言でき、いたるところからアイデアが生まれ、社員全員でより良い未来に貢献できる企業風土を醸成します。

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