株式会社谷常製菓のプレスリリース
兵庫県養父市八鹿町のいちご生産・洋菓子ブランド「完熟いちご菓子研究所」を運営する株式会社谷常製菓(本社所在地:兵庫県養父市八鹿町八鹿1500番地、代表:代表取締役 谷 孝之輔、URL: http://www.kanjyukuichigo.com/ )は、6月21日(木)から夏季限定の「完熟いちごジェラート」の販売を開始いたします。本シリーズの発売から3年目となる今回は、新たに「もちストロベリー」をラインナップに加え、「プレミアム・ストロベリー」、「ストロベリー・チーズケーキ」と併せて3種類のこだわりいちごジェラートを用意いたしました。
※商品はオンラインショップのみでの取り扱いとなります。
完熟いちごジェラート「もちストロベリー」
「完熟いちごジェラート」
http://www.kanjyukuichigo.com/hpgen/HPB/categories/15136.html
※完熟いちごとは色づきや糖度がピークに達するまで畑で完熟させた一般では流通しないいちご
■お餅と完熟いちごの至福のコラボレーション、もちストロベリーとは?
今回は、完熟いちごジェラートシリーズの発売から3年目ということで、「完熟いちごジェラート もちストロベリー」を新たに開発いたしました。ミルクベースに完熟いちごのコンフィチュールを加えた優しくて自然な味わいのいちごジェラートに、みずみずしいいちごの香りが広がるなめらかな「いちごあん」と「いちごソース」を包み込んだお餅をトッピングしました。お餅のプルンとした食感とジェラートの味わいが奏でる、贅沢で手の込んだ「夏の創作スイーツ」です。
ひんやりとして口当たりの良いお餅の中には、このジェラートのためだけに餡(あん)職人が炊き上げた、特製のいちごあんが詰まっています。上品な味わいの白あんにいちごのコンフィチュールを加え、お口の中にみずみずしい完熟いちごの香りがふわっと広がるのが感じられます。
■完熟いちごジェラートについて
完熟いちごジェラートは、2016年に販売を開始した、完熟いちご菓子研究所の商品です。夏限定の商品ですが、おかげさまでこの2年間は毎年完売する人気商品となっています。
実際にご注文いただいたお客様からは、「優しい色合いの見た目なのに、いちごの風味がしっかりしていて驚いた」、「人工的な甘さではないので、子どもにも安心して食べさせられる」、「いちご感が凄く、まるで本物のいちごを食べているよう」などのお声をいただいています。私たちのこだわりがしっかりと届いている様子が分かり、自信をもっておすすめできる商品です。
■商品概要
製品名 : 完熟いちごジェラート もちストロベリー
内容量 : 95ml
原材料名: ジェラート:牛乳、苺、生クリーム、砂糖、レモン果汁、
和三盆、ゼラチン、シロップ、増粘多糖類
いちごもち:水あめ、白あん、粉あめ、苺、グラニュー糖、
いちごソース、葛粉、寒天、ゼラチン、
加工でんぷん、トレハロース、増粘多糖類、
炭酸カルシウム、クエン酸、着色料(ラック)、
酸味料、香料
製品名 : 完熟いちごジェラート プレミアム・ストロベリー
内容量 : 95ml
原材料名: 牛乳、苺、生クリーム、砂糖、和三盆、レモン果汁、白ワイン、
ゼラチン、シロップ、増粘多糖類
製品名 : 完熟いちごジェラート ストロベリー・チーズケーキ
内容量 : 95ml
原材料名: 牛乳、苺、生クリーム、砂糖、クリームチーズ、
カマンベールチーズ、卵、グラニュー糖、レモン果汁、和三盆、
ゼラチン、シロップ、小麦粉、バニラビーンズ、増粘多糖類
発売日 : 2018年6月21日
取り扱い: オンラインショップのみ
URL : http://www.kanjyukuichigo.com/SHOP/171139/list.html
■商品開発のこだわり
本当に美味しいいちご菓子を追求する中で、いちごと相性が良いのは洋菓子だけではないという想いから、和素材としての可能性について研究しておりました。今回のお餅はベースとなるジェラートや中に含んでいるいちごあんとの調和を考え、生地の厚みや食感等、何度も試作を重ねる中で完成しました。ここには、完熟いちご菓子研究所の親ブランドであり、創業150年を迎えた菓心 谷常の熟練職人による伝統技術が詰まっています。2年間を費やしアイスと一緒に食べても美味しいお餅の研究を進めてきました。ようやく半解凍で食べても美味しく、またとろりと溢れるいちごソースと一緒に、“プルン”とした食感を楽しむことのできるお餅を完成させることができました。
■丹精込めて育てた私たちの完熟いちごとは
私たちの完熟いちごとは、糖度がピークに達するまで畑でじっくり完熟させた一般では流通しないジューシーないちごです。収穫のタイミングをぎりぎりまで待ち、十分に熟しているものだけを朝採りしています。
(1)特に日当たりの良い場所にあるもの
(2)色が美しく濃い赤色に輝いている
(3)形が整っており大きさが一定基準以上に成長している
(4)手に持ったとき、専門スタッフがしっかりと重さを感じられる比重のもの(古くなったものは水分が減り軽くなっています)
これらの基準を満たしたものを自らの目で見て、触って摘み採ります。
■「完熟いちご菓子研究所」について
長く製菓業に携わる中で、毎年冬から春の時期に不満に感じることがありました。それは、洋菓子の主力素材ともいえる「いちご」についてです。私たち菓子専門店は製菓用のいちごを青果市場より仕入れて使用しますが、これらはスーパーなどのいちごと比べ、サイズや形、色が揃っていて比較的日持ちする便利ないちごです。
しかし、時期により天候の影響で収穫地や品種が変わり、クオリティが安定しないため、商品の味にバラつきが生じることがありました。
特にクリスマスや年末年始などの需要期は品薄となり確保に苦労する上、仕入れの相場がとても適正とは言えない価格(通常価格の3~5倍)になります。そして何より違和感を持っていたのは、流通対応の必要性から早期収穫されて、果肉が硬く糖度も十分でない果実を使い続けなければならないということでした。
「菓子専門店である私たちが本当に美味しい菓子を作るには、甘酸っぱくてジューシーな果実本来の美味しさが味わえるいちごを使いたい!」
そこで考え悩んだ末、甘くて酸味もあり、果肉が柔らかくてジューシーな、最高に美味しいいちごを自分たちで作ろうと考えました。高品質いちご作りの巨匠と言われる農業技術管理指導士の宮崎先生に師事し、その指導のもと、旨味が濃縮されたいちごを作るために土づくりから取り組みました。
道のりは容易ではありませんでしたが、さまざまな問題を一つひとつ解決し、ようやく完熟いちごを収穫できるようになりました。
朝採りの完熟いちごが工房に入ってくると、フレッシュな甘い香りで一杯になります。仕入れたものとは違い、果物の力を感じる香りは、お菓子作りにも力を与えます。また、原料作りの現場がそばにあるという環境は、新しいお菓子のインスピレーションを生み、活気が生まれました。
いちご栽培はとても大変な作業ですが、「原材料の生産」から「お菓子への加工」、「納得できる商品の販売」まで、一貫して責任を持って管理できるようになりました。それは、より一層、製品の安心安全、品質の向上、安定化に繋がり、「完熟いちご菓子研究所」として美味しく高品質な商品をいつでも提供することができるようになったのです。
■「完熟いちご菓子研究所」の今後の展開
夏の終わりから秋にかけては次のシーズンの準備に入ります。試作を繰り返し、これからも皆様に美味しい完熟いちごスイーツをお届けできるよう、新たな商品開発を行ってまいります。
■企業概要
法人名 :株式会社谷常製菓
屋号 :完熟いちご菓子研究所
所在地 :〒667-0021 兵庫県養父市八鹿町八鹿1500番地
代表者 :代表取締役 谷 孝之輔
事業内容:洋菓子の製造販売/菓子製造・販売、喫茶、レストラン運営/
いちごの栽培
店舗 :本店(兵庫県養父市八鹿町八鹿1500番地)
URL :完熟いちご菓子研究所 公式ホームページ
http://www.kanjyukuichigo.com/
菓心 谷常 公式ホームページ