川場村の自然美を日本酒で表現する永井酒造 地元ブランド米を使用し、地理的表示「GI利根沼田」の認定を受けた日本酒3種を発売

永井酒造株式会社のプレスリリース

永井酒造株式会社(本社:群馬県利根郡川場村、社長:永井則吉)は、川場村産ブランド米「雪ほたか」を使用し、地域の風土と結びついた特産品を保護する国の制度である地理的表示「GI利根沼田」の認定を受けた日本酒3種(スパークリング、 純米大吟醸酒、デザート酒)を2022年2月1日に発売いたしました。
今回の発売に伴い、弊社のお酒を取扱うお店を手軽に探せる「水芭蕉買えるお店検索アプリ」を公開いたします。

  • GI認定商品発売に対する想い

GIは地域の風土と結びついた特産品を保護する国の制度で、日本では2005年に初めて制度が導入されました。当初は雲をつかむような話だったGIが、今回ようやく現実のものとなりました。
GI指定を取得するにあたり、 ここ利根沼田地区から生まれる日本酒はこの土地でしか造れないオリジナリティを守り、世界に通用する地域ブランドとして成長させたいという想いで、厳しい生産基準を設けました。
従来のように地域の水や風土を生かした酒造りであることはもちろんのこと、ヨーロッパにおけるワインの厳しい基準に匹敵する、 日本酒においては他に例がないほどの高い基準を設けました。
オリジナリティを守り発信していくうえで、基準を見える化していくことは重要な要素です。今後は、GI指定を次世代に向けた地域の資産として、価値向上させていく事を考えております。 そして利根沼田の主産業である農業と観光業を共に地域ブランドとして形成していきたいと思います。

永井酒造株式会社
6代目蔵元 永井則吉

以下のリンクより更に詳細な背景をご覧いただけます。
https://prtimes.jp/story/detail/jrwQpqCogNB

 

  • GI利根沼田とは

GIとは地域の風土と結びついた特産品を保護する国の制度です。
「GI利根沼田」は2021年1月22日に指定を受けた日本酒における「白山」、「山形」、「灘五郷」、「はりま」、「三重」に続く6例目の日本酒GIです。
本GIは、弊社を含む以下4蔵によるGI利根沼田協議会によって申請が行われました。

・永井酒造(川場村)
・土田酒造(川場村)
・大利根酒造(沼田市)
・永井本家(沼田市)

GI利根沼田は、日本酒の地域性をより明確に規定した、他に例を見ない日本酒GIとなっております。
酒質の特性においては、色沢、香り、味わいが具体的に表記されており、利根沼田地区内で栽培された「雪ほたか」「五百万石」「コシヒカリ」のみを原料米とし、 この地域の豊富な軟水と特定の酵母のみで醸造するといった規定が盛り込まれております。
また、GI生産基準の中に「ビンテージ」の表記を可能とした点においても画期的な日本酒GI指定となります。

上記以外にも様々な規定があり、基準をクリアした日本酒だけが「GI利根沼田」を名乗る事ができます。模倣品などから守られる事により、地域ブランドの確立と、ブランド力の向上が期待されます。

利根沼田のGI指定についての詳細は以下よりご覧いただけます。

国税庁HP
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/hyoji/chiri/210122_besshi.htm
 

  • 商品概要

今回GI認定を受けた弊社の酒は、全て川場村産ブランド米「雪ほたか」を100%使用した「スパークリング」・「純米大吟醸酒」・「デザート酒」の3種です。

 

MIZUBASHO 雪ほたか AWA SAKE
製品特性:スパークリング清酒
容量:360ml,720ml
アルコール度数:13%
希望小売価格:
360ml — 6,000円(税別)
720ml — 12,000円(税別)

田崎真也氏  テイスティングコメント
外観はほのかに霞がかったクリスタルな色調、気泡はイキイキとしてきめ細やか。香は華やかな印象で白桃や洋梨、黄色いリンゴのコンポートのような果実香にキンカンなどの柑橘系の印象を含んでいる。西洋サンザシや菩提樹の花の香り、アーモンドミルク、 上新粉のような米由来の上品な香りなどが調和。
味わいは、ふくよかな甘味から、爽やかさとエレガントさを与える酸味とのバランスの良さを感じ、泡の刺激もフレッシュな印象を与え、余韻にもアーモンドミルクや上新粉、白桃などのフレーバーが持続する。

おすすめペアリング
フルーツトマトを使ったカプレーゼ、フォワグラのムース、イカのセビーチェ、サーモンのタルタル仕立て、杏仁豆腐

おすすめ温度帯
8ー10度

推奨グラス
中型のチューリップグラス

 

MIZUBASHO 雪ほたか 純米大吟醸
製品特性:純米大吟醸酒
容量:720ml
アルコール度数:14%
希望小売価格: 8,000円(税別)

田崎真也氏テイスティングコメント
色調は輝き透明感のあるクリスタル。
香は華やかで爽やかさを感じる印象、黄色いリンゴや洋梨、マスカット、メロンなどの果実香に金木犀の花の香り、ほのかな青梅や青竹、 グリーンペッパーのような香りが爽やかな印象を与える。
味わいは上品で優しい甘味から、エレガントさを与える酸味とのバランスが良く、ソフトで緻密な印象が余韻まで持続し、アフターフレーバーにも果実は花の香りを残す。

おすすめペアリング
生ハムとメロン、白身魚のカルパッチョ仕立て、ヴィシソワーズ、カリフラワーのムース

おすすめ温度帯
10ー12度

推奨グラス
中型のチューリップグラス

 

MIZUBASHO 雪ほたか Dessert Sake
製品特性:デザート酒
容量:500ml
アルコール度数:14%
希望小売価格: 8,000円(税別)

田崎真也氏テイスティングコメント
色調はプラチナ色がかった輝きのあるクリスタル。
香は米由来の香り主体の穏やかな印象で、蒸米、つきたての餅、白玉団子や道明寺粉などの香りに、バタークリームや生クリーム、 アーモンドミルクなど乳製品の香りが調和。加えて、栗のピュレやほのかにバナナのコンポート、リンデンティーなどの香りを感じる。
味わいは豊かでふくよかな甘味が広いがり、滑らかでまろやかな印象が持続し、優しく上品な酸味が溶け込みながら余韻にエレガントさを与え、 アフターフレーバーにもクリーミーな印象が持続する。

ペアリング
クレーム・シャンティを使ったシュークリーム、マンゴープリン、バナナスプリット、白餡のイチゴ大福、イチゴのショートケーキなど

おすすめ温度帯
8ー10度

推奨グラス
やや小さめのチューリップ型グラス

 

酒の講評につきまして

今回、日本ソムリエ協会 会長の田崎真也様に酒の講評をして頂きました。
 

田崎真也
1958(昭和33)年、東京生れ。19歳の時、ソムリエを志し、3年間フランスに滞在。1983年、第3回全国ソムリエ最高技術賞コンクールで優勝。1995(平成7)年、 第8回世界最優秀ソムリエコンクールで、日本人として初の優勝。1996年に都民文化栄誉章、1999年にフランス農事功労章シュヴァリエを受章した。ワインサロンを主宰し、講演、セミナー、コンサルティング、テレビ・ラジオ出演、執筆と幅広く活動をつづけている。
 

  • 商品購入方法

お近くの水芭蕉特約店へお問い合わせください。特約店につきましては、以下の「水芭蕉買えるお店検索アプリ」を使用頂ければ、簡単にお近くの特約店をお探しいただけます。

水芭蕉買えるお店検索アプリとは
 

「商品を買いたいが、どこで買えるかわからない」という声にお応えし、手軽に取扱店を調べられるアプリを開発いたしました。ご希望の商品、もしくは住所から取り扱い店をお調べ可能です。

水芭蕉買えるお店検索アプリ
https://mizubasho-search.glideapp.io/

 

 

永井酒造株式会社

創業1886年。群馬最北部、利根川の源流域に位置する川場村。初代永井庄治がこの地の水に出会い酒造りを始めました。「この地の自然に敬意と感謝を持ち、自然美を表現する綺麗な酒を造る事」を哲学とし、最新鋭の設備と伝統的な技の融合で、 美しい酒を醸します。

HP:
http://www.nagai-sake.co.jp/
Facebook:
https://www.facebook.com/mizubasho/
Twitter:
https://twitter.com/nagaisyuzou
Instagram:
https://www.instagram.com/nagaisake.inc_official/

今、あなたにオススメ