muuve、株式会社ペッパーフードサービスと業務提携

muuve株式会社のプレスリリース

モビリティ型店舗を展開するmuuve株式会社(本社:東京都北区、代表取締役:岸野哲也、以下muuve)は、株式会社ペッパーフードサービス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長CEO:一瀬邦夫、以下 ペッパーフードサービス)と、2022年2月28日(月)に業務提携契約を締結しました。

 

今回の業務提携にて、muuveはペッパーフードサービスが運営する「いきなり!ステーキ」のキッチンカー事業の運営を開始します。これまで「いきなり!ステーキ」キッチンカーで販売してきた商品価値やお客様満足度の向上を目指し、より良い商品の提供を行ってまいります。

キッチンカーでの出店を通じ、「いきなり!ステーキ」の既存店ではリーチできない潜在顧客の獲得を目指します。また、「いきなり!ステーキ」店舗の未出店エリアへキッチンカーを出店し、消費者の来店データ、購買データを取得することで、空白地帯における出店戦略立案のための支援も行います。

■取り組みの背景
飲食業界において外食チェーン企業が新規出店をする際、コスト面で数々の障壁があります。物件取得費や内・外装費、厨房設備などの初期投資費や店舗運営にかかる固定費がコロナ禍における店舗運営に重くのしかかっています。

その点、muuveが運営するモビリティ型店舗では、固定店舗と比較して圧倒的に費用を抑えられます。ランニングコストにおいても、muuveの事業モデルであれば、限られた空間の中で高いクオリティの商品を安定的に提供できる設備を備えているため、人件費含めコストを最小限に抑えた形での店舗運営が可能となります。また、モビリティ型店舗の特徴を活かし出店場所の可変性にも優れ、来店データや購買データをもとにした商圏の再設定や検証のためのテスト出店も可能となります。

今回のペッパーフードサービスとの業務提携では、前述の外食チェーン企業が抱える課題に加え、新型コロナウイルスの拡大防止策として行われた、外出自粛、テレワークの推奨、飲食店の時短営業などにより、人の流れが読みにくくなったことで、過去実績を元にした集客予測が立てられず新規出店戦略の設計ができないという悩みが、新たな課題として顕在化しました。

これらの課題に対し、muuveが運営するモビリティ型店舗の出店を通し、実証実験を繰り返すことで、消費者の来店データや購買データを収集・分析し、出店場所や出店時間、単価設定等、最適な解を出し新たな出店戦略の立案も支援します。

■代表コメント: muuve株式会社 代表取締役 岸野哲也
「弊社はこれまでモビリティ型店舗の運営を通じて、販売データやアンケートによるデータ収集を行い、出店場所や時間帯、曜日や天候に合わせた出店場所の最適化を図れるようにPMFを繰り返してきました。これまでの取り組みやデータに基づいた出店分析など評価いただき、この度の業務提携に至ったと考えております。今後は固定店舗への送客やこれまで培ったデータ収集・分析による新規出店のサポートなど様々な形で連携してまいります。」

■muuveが提供するモビリティ型店舗の特徴
①最適な厨房機器の選定により実店舗と同等のクオリティによる商品提供を実現

ペッパーフードサービスとの入念なテストにより、温度や焼成時間を細かく設定することで、誰が調理しても同じクオリティで商品を提供することができます。また、従来のキッチンカーでは限られた厨房スペースと設備の為、提供できる商品数が限られていました。弊社が導入する厨房機器では食材の形状を揃えることで、温度、焼成時間を最適化し同時に複数商品の調理を実現しています。
 
②徹底的なオペレーション・エクセレンスの追求によるオペレーションの簡素化
モビリティ型店舗は調理スペースが限られます。そのため、調理オペレーションや厨房内導線の見直しを徹底的に行い、短時間で質の高い商品を安全に提供できるオペレーションを実現しました。

③コスト最小限での運営により、収益化できるビジネスモデル
従来、外食チェーン企業が提供するキッチンカービジネスは、実店舗のスタッフが調理をすることが多く、高い人件費が発生するため収益化が難しいとされています。これに対し、muuveは上記①②により、最小限のコストでキッチンカー運営を実現しており、収益化できるビジネスモデルとなっております。また、このビジネスモデルは調理のオートメーション化もできるため再現性のあるビジネスモデルです。

■今後の取り組み
muuveは、外食チェーン企業との業務提携を行い、モビリティ型店舗の展開を通じ、外食チェーン企業の認知度向上や既存店舗への送客、新規出店戦略の支援を行ってまいります。
また、中長期視点では、外食チェーン企業の出店障壁を緩和する取り組みも行い、飲食業界全体を盛り上げたいと考えております。
具体的には、テナントリーシング事業を行う不動産デベロッパーやプロパティマネジメントなどの事業者と連携したテストマーケティングの取り組みも検討しております。テナントリーシングを行う事業者も空室率が上がるなどの課題が深刻な問題となっております。この課題に対し、muuveが飲食チェーンと不動産事業者との橋渡し役となり、飲食業界を盛り上げたいという想いから取り組みを始めます。

今後もmuuveは、テクノロジーを活用し、食の可能性を追求してまいります。

■muuve株式会社について
会社名:muuve株式会社
所在地:東京都北区田端新町1-27-7 田端新町ロイヤルマンション104
代表者:岸野哲也
設立:2019年5月
資本金:2,429万円
URL:https://muuve.co.jp/
事業内容:モビリティ型店舗事業の企画・運営、飲食店事業

■株式会社ペッパーフードサービスについて
会社名:株式会社ペッパーフードサービス
所在地:東京都墨田区太平四丁目1番3号オリナスタワー17F
代表者:一瀬邦夫
設立:1970年2月
資本金:3,538百万円
URL: https://www.pepper-fs.co.jp/
 

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