三井農林株式会社のプレスリリース
三井農林株式会社が運営するインターネットサイト「お茶科学研究所」では、お茶の様々な健康機能について研究情報を公開しています。紅茶には様々な健康機能があることが知られていますが、紅茶に含まれるポリフェノール成分には、冬の大敵「インフルエンザウイルス」に対して優れた無力化作用(細胞への感染を阻止)を示すことが明らかとなりました。また、当社が実施しました社内アンケートにおいても、紅茶の飲用頻度が高い人ほど、インフルエンザの発病率は低いという調査結果がでています。
- 当社が実施した試験管での試験によると、紅茶にはインフルエンザウイルスを30秒間で99.96%無力化する効果があることが分かりました。
- 社内のアンケート調査によると、紅茶の飲用頻度が高いほどインフルエンザ発病率が低く、インフルエンザ対策として紅茶の飲用が有効である可能性が示唆されました。
■紅茶のインフルエンザウイルスに対する無力化効果確認試験の結果
当社が2018年8月に実施した試験管での試験によると、通常飲用濃度の紅茶は、インフルエンザウイルスを30秒間で99.96%無力化することが分かりました。
■社内調査でも紅茶の飲用がインフルエンザの発病に有効である可能性を確認
当社が2018年6月に実施した社内アンケート調査「飲み物の飲用習慣とインフルエンザ発病に関するアンケート調査」において、ワクチンを接種しなかった人369名を対象に、冬季の紅茶の飲用頻度とインフルエンザの発病率について質問したところ、紅茶の飲用頻度が高い人ほど、インフルエンザの発病率が低くなる傾向がみられました。
<三井農林株式会社 社員アンケート調査結果>
冬季の紅茶の飲用頻度とインフルエンザ発病率の関係(予防接種をしなかった人を対象とした場合)
アンケート調査実施概要
実施日:2018年6月18日(月)~29日(金)
調査対象:三井農林株式会社に所属する社員 442名 (男性:158名 女性:284名)
調査形式:飲み物の飲用習慣とインフルエンザ発病に関するアンケート調査(WEB調査)
その他、当社のインフルエンザの研究は以下のサイトにまとめております。
三井農林 お茶科学研究所ホームページ
http://www.mitsui-norin.co.jp/ochalabo/