佐賀県のプレスリリース
- 公式サイトURL:https://www.useumsaga.com
昨年7月に佐賀県有田町で開催し盛況のうちに幕を閉じた「USEUM SAGA vol.01」。その第2弾の舞台となるのは、お茶の世界で親しまれ、用の美を備える唐津焼が生まれた「佐賀県唐津市」。玄界灘に臨む城下町・唐津は、古代より大陸との玄関口として栄え、唐津くんちをはじめとする多彩な文化が育まれてきました。
雄大な自然と独自の歴史、文化が融合するこの地で開催する今回のイベントでは、明治28年創業の老舗旅館「松の井」の料理長を務める森次庸介氏と、ロジカルペアリングの第一人者として国内外で高い評価を受け、日本を代表するソムリエのひとり、大越基裕氏による饗宴が実現。
茶懐石をベースにした素朴で繊細な料理と、それら一皿一皿に合わせて選び抜かれたドリンクとのペアリングによる新しい食の体験をお楽しみください。
4日間限定のプレミアムレストランは、今回も完全予約制。3月23日より公式サイトで申込を開始します。
- USEUM SAGA vol.02開催概要
本イベントは、二本立てのプログラムで構成されています。イベント全体を通じて、次代を担う県内料理人のひとり森次庸介氏が県内の様々な生産者との出会いに刺激を受け、試行錯誤しながら生み出した料理の数々を披露します。
1.開催日程
令和4年(2022年)4月16日~17日及び23日~24日(いずれも土曜日・日曜日)
2.開催場所
松の井(唐津市東唐津2-4-32) <アクセス>JR唐津駅より車で約7分
3.参加方法
完全予約制、有料制
公式サイト(https://www.useumsaga.com)での予約受付
※3月23日(水曜日)12時より予約受付開始
※定員になり次第受付終了
4.各プログラム
① 2 Senses Fusion(県内料理人とトップソムリエによるコラボイベント)
〔日 程〕 令和4年4月16日(土曜日)~17日(日曜日)
・昼の部(16日、17日両日) 12時開始
・夜の部(16日のみ) 18時開始
〔定 員〕 各回ペア10組(20名)、計30組(60名)
〔料 金〕
・アルコールペアリング 25,000円
・ノンアルコールペアリング 20,000円
※金額は全て消費税・サービス料込み
※当日、現地決済(クレジット対応可)
〔出演者〕
・森次 庸介(もりつぐ ようすけ)
松の井 料理長 (佐賀・唐津)
・大越 基裕(おおこし もとひろ)
ワインテイスター/ソムリエ (東京)
② Moritsugu Edition(森次氏によるUSEUM SAGA限定メニュー)
〔日 程〕 令和4年4月23日(土曜日)~24日(日曜日)
・昼の部(両日) 12時開始
・夜の部(両日) 18時開始
〔定 員〕 各回ペア6組(12名)、計24組(48名)
〔料 金〕 USEUM SAGA限定メニュー 11,000円
※コースに合わせたハーフペアリングをご用意
・アルコール 4,000円
・ノンアルコール 2,000円
※金額は全て消費税・サービス料込み
※当日、現地決済(クレジット対応可)
(※)ペアリングとは
レストランが、料理一皿ごとに最も合うドリンクを提案するスタイル。
料理とドリンクを組み合わせることで、それぞれの個性が引き出され、
相互に味や香りをより高める効果を持つ。
※松の井、森次氏の料理イメージ
- 出演者プロフィール
松の井 料理長 森次 庸介
<プロフィール>
1990年唐津市生まれ。福岡調理師専門学校を卒業後、京都の名店「じき 宮ざわ」で研鑽を積む。
2011年、実家でもある「松の井」に戻り、現在、料理長を務める。
唐津焼をはじめとする器への造詣も深い。
ワインテイスター/ソムリエ 大越 基裕
<プロフィール>
1976年北海道生まれ。3年間渡仏し、ぶどう栽培、ワイン醸造の分野を学びディプロマを取得。2009年帰国後「銀座レカン」のシェフソムリエに就任。2013年6月ワインテイスター/ソムリエとして独立。ロジカルで正確なペアリングの技術には定評があり、ワインだけでなく、日本酒や焼酎のペアリングにおいては、和食以外のレストランで明確に提案したパイオニアの一人でもある。自身でもオープン以来ミシュラン等に評価され続けている外苑前の「An Di」、広尾に「An Com」というモダンベトナム料理店を経営し、地元北海道では農業にも携わるなど幅広い分野で活躍するソムリエの第一人者。
- 趣旨・概要
食材と器と料理人が織りなす食文化創造事業(サガマリアージュ)
佐賀県では、有田焼創業400年事業や肥前さが幕末維新博覧会、アジアベストレストラン50などを契機に、「食材」と「器」と「料理人」を組み合わせ、調和させることによって新しい価値を創造する「サガマリアージュ」に取り組んでいます。
これにより、佐賀が世界に誇るべき「食材」と「器」の価値に気づき、これらを磨き上げ、新たな価値を創造する料理人が育ちつつあることから、今年度より、これまでの成果を受け継ぎ、「サガマリアージュ」を進化させて、トップシェフを目指す県内料理人や料理人を志す学生などのスキルアップを目的とした取組をスタートさせたところです。
①サガマリアージュラボ
才能ある県内料理人のもとに、こだわりの食材や器などの作り手が集まり、互いの持つ知識や技術、感性などを共有することでスキルアップを図る自発的な研究会を県内各地に立ち上げる
②USEUM SAGA(ユージアムサガ)
「サガマリアージュラボ」での活動を通じて磨いてきた知識や技術、感性などを表現・発信する場として、人間国宝などの器を使った期間限定のプレミアムなレストランイベントを開催する
③サガマリアージュアカデミー
次の世代を担う料理人を育成するため、料理人を志す学生や若手の料理人を対象に、トップシェフなどによる特別講義や著名レストランへの研修支援など、ステップアップのための学びの機会を作る。
このような取組を通じ、国内外で食と器と料理人のまちとして佐賀県の評価が高まり、ひいては県内に旅の目的となるレストランが生まれることを目指します。