京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社 琵琶湖ホテルのプレスリリース
「百人一首カクテル」~時代の移ろい~
大津京遷都1350年を記念して2017年9月に開始した「百人一首カクテル」は、これまで16種類を提供してきました。おかげさまで多数のお客さまに召し上がっていただき、好評を得ております。
今回は第6弾として、平成の終わりと新しい元号が始まる年を記念し、“終わり”と“始まり”を感じられる、時代の移ろいをイメージした「百人一首カクテル」(17~19種類目)をご用意します。また、新春にふさわしい春の訪れを感じられるような華麗な彩りで、奥深く幅広い百人一首の世界をカクテルに投影。本企画を通して、「かるたの聖地 大津」の街をより身近に感じていただくと共に、大津の街の魅力発信につながればと考えています。
1.「百人一首カクテル」~時代の移ろい~ 概要
提供期間: 2019年1月4日(金)~3月31日(日)17:00~23:00
提供場所: 琵琶湖ホテル2階「バー ベルラーゴ」
料金 : ¥1,400-から(消費税・サービス料込)
詳細URL : https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/restaurant_menu/bar_hyakunin_issyu6/
お問合せ: 077-524-1225(琵琶湖ホテル レストラン予約/9:00~20:00)
2.「百人一首カクテル」~時代の移ろい~ メニュー
(1)終の煌き ¥1,500
「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」
【歌番号56 和泉式部】
恋多き女性として有名な和泉式部が、人生の末期を迎える際にもう一度だけ愛する人に逢いたいとストレートに歌った心情を、カクテルでイメージしました。
人生の“甘酸辛苦”をカクテルの味で表現。バニラアイスやいちごとラズベリーで“甘酸”から、ピリッとしたアクセントとなる滋賀県産弥平とうがらしと、シェリー酒で“辛さ”や“苦み”まで感じていただけます。また、最期の強い情念や心の叫びを、フランベの炎でイメージして仕上げました。お客さまの目の前で演出するライブパフォーマンスも、おたのしみいただけます。
終の煌き
(2)九重の八重桜 ¥1,700
「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」
【歌番号61 伊勢大輔】
奈良から京都の宮中に献上品として届けられた八重桜を受け取る際に、伊勢大輔が即興で詠んだ歌をカクテルで表現。「奈良の桜よりいっそう美しく咲き誇っているようだ」と、褒め称えた今の宮中の栄華ぶりを、金箔を使ったシャンパンとオレンジキュラソーのカクテルで鮮やかに表しました。さらに、フルーツを盛り合わせたピンチョスで華麗に演出。また、かつての奈良の栄華を思わせる桜を、彩りよく器に飾り付けました。春の訪れや新しい時代の始まりに相応しい、胸が躍らされる麗しい一杯です。
九重の八重桜
(3)在りし日の世 ¥1,400
「人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は」
【歌番号99 後鳥羽院】
源平の戦が終わって平安時代から鎌倉時代に移り変わった後、年月が経っても貴族社会の復権を強く望む、後鳥羽院の憂鬱な思いを詠んだ歌を、カクテルで表現しました。金柑ソルベとノンアルコールスパークリングや、金柑とチェリーのガーニッシュで、以前の輝かしい貴族社会への思いをイメージ。また、ほのかな苦みを感じられるビターソルベとトニックで、現在のつまらない世への思いを表しました。“時代の移ろい”へのやるせない思いを、2種のカクテルが織りなすグラデーションで感じていただけます。
在りし日の世 ※女性におすすめのノンアルコール
【百人一首】
『古今和歌集』や『新古今和歌集』等、天皇の命により編纂された勅撰和歌集の中から選ばれた歌集です。平安時代末から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家が選んだとされています。江戸時代に絵入りの歌かるたが誕生して一般に普及、現在では札を取る速さを競う「競技かるた」としても親しまれています。
【バー ベルラーゴ】
「イタリアンダイニング ベルラーゴ」に隣接する、琵琶湖に浮かぶ船のデッキをイメージしたカウンター席やゆったりくつろげるソファ席が特徴のリゾートバーです。女性に人気のあるフレッシュフルーツを使ったカクテルをはじめ、種類豊富なドリンクをおたのしみいただけます。落ち着いた雰囲気でありながら女性同士やお一人さまでも気軽にご利用いただけます。
※リリースに掲載している写真はすべてイメージです。
※材料の入荷等の都合により、一部メニューが変更となる場合がございます。