岡山県のプレスリリース
岡山県では、岡山が誇る幻の酒米「雄町」の地酒を岡山の伝統工芸品「備前焼」で味わえるイベント、
『備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR』を、2019年1月31日(木)~2月1日(金)の2日間、期間限定で開催します。
このイベントでは、酒造好適米の「雄町」の地酒に、お酒がさらにおいしくなる「備前焼」、そして瀬戸内のおいしいおつまみをお愉しみいただけます。また、チケットを購入された先着500名様には備前焼のぐい呑みがセットで付いてきます。この機会に、備前焼で雄町の地酒を味わってみてはいかがでしょうか?
(1)岡山の酒米「雄町」3酒蔵の地酒が登場!
幻の酒米「雄町」は、約150年前から岡山で栽培が始まった、酒米の原生種です。最高級品種として評価が高く、山田錦や五百万石などは、実は雄町がルーツとなっています。現在も生産量の約95%を岡山県が占めていますが、背丈が高いため倒れやすく病害虫に弱いなど、栽培が難しいことから、希少性の高い”幻の酒米”と呼ばれています。また、「雄町」の酒は、丸みのあるふくよかな味わいと、熟成したときの旨みが特徴で、昨今の日本酒人気の中においても特に熱い注目を浴び、雄町ファンのことを指す”オマチスト”という造語も誕生しています。
今回のイベントでは、「利守酒造」(赤磐市)、「宮下酒造」(岡山市)、「室町酒造」(赤磐市)の3蔵元それぞれイチオシの銘柄「赤磐雄町 荒走り(季節限定)」、「極聖 雄町米純米吟醸 しぼりたて生原酒」、「無濾過生原酒 あらばしり一番」が登場します。
蔵元名 | 蔵元について | イチオシ銘柄 |
利守酒造 (赤磐市) |
1868年創業の蔵元。幻の酒米と呼ばれる「雄町米」を今日に復活し、「酒造りは米作りから」と言われるように、米作りから酒造りまで一貫した造りを目指す蔵元。雄町米ならではの濃醇な味わいが特長。 | 赤磐(あかいわ)雄町 荒走り(季節限定) 槽(ふね)と言われる搾り機の中にもろみを入れた酒袋を並べて積み重ねていき、最初に垂れてくるお酒を荒走りと言います。新酒の出来る季節のみの希少なお酒です。 |
宮下酒造 (岡山市) |
創業1915年からの歴史の中で常に新しい酒造りに挑戦し、今や岡山にあってあらゆる酒をつくる総合酒類メーカーとして、独創的で地域的特徴のある、オンリーワン商品の開発に取り組んでいます。芳醇でしっかりとしたお酒が特長。 | 極聖 雄町米純米吟醸 しぼりたて生原酒 1801酵母と1901酵母を使用し、香りに特徴を持たせました。上品な香りと新酒がおりなす特別なハーモニーをお楽しみください。(限定品) |
室町酒造 (赤磐市) |
1688年の創業から、320年以上続く岡山でも老舗の蔵元。雄町米にこだわった酒造りを行っており、仕込み水には全国名水百選の一つである「雄町の冷泉」を使用しています。 口当たりが柔らかく、雄町米特有の旨みが堪能できるお酒が特長。 |
無濾過生原酒 あらばしり一番 搾ったばかりの雄町米無濾過生原酒。今回のイベントには本醸造・特別純米・純米吟醸の搾りたて無濾過生原酒を提供予定。搾りたて特有の華やかな香りと芳醇な味わいが特長。 |
(2)お酒がさらにおいしくなる、岡山の伝統工芸品「備前焼」!
日本を代表する焼き物「備前焼」は、岡山県備前市で作られています。中世から現在まで生産が続いている6つの窯「日本六古窯(ろっこよう)」にも数えられ、1000年の歴史があります。「備前焼」の特徴は、釉薬(ゆうやく)をかけずに自然な土と火の融合によって生み出される素朴さが魅力で、その世界観は「わび・さび」に通じ千利休をはじめ多くの茶人に好んで使われていました。
また、「備前焼」の酒器はお酒をおいしくするとも言われ、「備前焼」の内部にある微細な気孔によって生まれる通気性がお酒に含まれる酵母菌の働きを活発にして、お酒の熟成効果を高めます。日本酒やウイスキー、ワインなどを注いで置いておくことにより、香り高く、味はまろやかでコクのある味に変化します。
(3)瀬戸内のおいしいおつまみが勢揃い!
今回開催する『備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR』では、雄町の地酒に合う、瀬戸内のおいしいおつまみが勢揃いします。
◆鰆(さわら)・・・・・・岡山県内で「刺身」と言えばサワラのことを指すほど、県民に愛されているのがサワラの刺身。口の中でトロけるような、濃厚で上品な味わいは地酒にもピッタリ。新鮮さと料理人の腕がモノをいう岡山ならではのサワラの刺身を解体ショーにてご提供します。
◆ままかり ・・・・・・岡山の名物魚といえば、「ままかり」。あまりの旨さについ食べ過ぎて、隣家から飯(まま)を借りたということが由来となっています。
◆日生(ひなせ)かき・・瀬戸内海に面した岡山県は牡蠣の生産量が日本で3番目に多く、特に備前市日生町産は大粒で良質な濃厚な牡蠣で有名です。栄養分が豊富な岡山県備前市日生の海では、通常種付けから2~3年かかるところが1年で出荷できるサイズまで育ち、通称「若かき」と呼ばれ、余分な水分を含まず、熱しても身が縮まらず、濃厚で新鮮な味わいが魅力です。
《 『備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR』 概要 》
【イベント名】 備前焼で愉しむ雄町米の地酒BAR
【開催日時】 2019年1月31日(木)・2月1日(金)の2日間、各日17:00~20:30(L.O.:20:00)
【場所】 とっとり・おかやま新橋館 2階催事スペース
(港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス)
【主催】 岡山県備前県民局
【出店】 3蔵元 (①利守酒造株式会社、②宮下酒造株式会社、③室町酒造株式会社)
【料理】 岡山の素材等を使った岡山の地酒に合うおつまみ
【料金】 入場料2,000円(1,000円相当の備前焼ぐい呑み チケット200円×7枚セット)
(1月24日(木)からとっとり・おかやま新橋館で販売。当日販売もあり。
チケットは開催期間中に限り有効で、ぐい呑み1杯(60ml)200円またはおつまみ1皿200円に
ご利用いただけます。)
※お酒の銘柄によりチケット枚数は異なる場合があります。
※「備前焼のぐい呑み」は先着500名様限り(無くなり次第終了)。
【報道問い合わせ先】
岡山県備前県民局地域政策部地域づくり推進課
電話:086-233-9890 FAX:086-233-9888(月~金:8:30~17:00)