創業100周年の老舗粕漬・柚子こしょうメーカー「川原食品」より新商品「柚子クリームチーズ粕漬」と「Yuzu Awa」が登場! 

佐賀県のプレスリリース

佐賀県では、2016年度より、土産品の開発・販路開拓などを目指す県内の製造事業者等を対象に、株式会社中川政七商店による「さが土産品開発コンサルティング」を実施しています。
その対象事業者のうちの1社で、2017年度から支援している、今年創業100周年を迎えた佐賀県佐賀市川副町の老舗粕漬・柚子こしょうメーカー「川原食品株式会社」が、新商品「柚子クリームチーズ粕漬」と「Yuzu Awa」を発売されました。

​​​1.柚子クリームチーズ粕漬について
 

川原食品が誇る2大看板商品「粕漬」と「柚子こしょう」。それぞれの商品製造において長年に渡り培ってきた技術を、創業100周年を迎えた今回、特別に融合させました。佐賀県小城市にある酒造メーカー「天山酒造」の酒粕と佐賀県産柚子を使用。さらに一流シェフに愛用者の多い北海道産フレッシュクリームチーズと、厳選された良質な材料にこだわりました。
 

 

 

 和の発酵食品「酒粕」と洋の発酵食品「クリームチーズ」による、和と洋のマリアージュ。柚子の香りと酸味が程よく絡まった、上品かつすっきりとした味わいの、新たな粕漬の誕生です。おつまみとして日本酒はもちろん、ワインにも合います。今回新たに誕生した「MIFUKUAN」ブランドロゴと、カラフルなキューブ型のパッケージにもご注目下さい。
 

 

■「柚子クリームチーズ粕漬」商品概要
商品名:柚子クリームチーズ粕漬(ゆずくりーむちーずかすづけ)
価格:540円(税込)
内容量:60g
原材料:酒粕、北海道産クリームチーズ、グラニュ糖、水飴、ラム酒、柚子果汁
販売店舗:川原食品株式会社MIFUKUAN本店、九州佐賀国際空港内売店SAGA空港一番館

2.Yuzu Awaについて
 

今回、川原食品が開発した柚子スパークリング「Yuzu Awa」は、佐賀県産柚子を贅沢に使用した、大人のためのスパークリングワイン風飲料です。爽やかな柚子の香りと白ワイン風の酸味。微炭酸のアクセントの効いたのど越しと、上品な甘さが口の中に広がります。「柚子が入ったスパークリングワイン風飲料が飲みたい」というお客様の要望を受け、佐賀県小城市にある炭酸飲料メーカー、株式会社友桝飲料と共同で開発しました。

お祝いやハレの日の飲み物として、冷やしてそのままお召し上がりください。プレゼントにも喜ばれること間違いなし。クリスマスや年末・年始のパーティにもぴったりな一品です。

■「Yuzu Awa」商品概要
商品名:Yuzu Awa(ゆずあわ)
価格:1,296円(税込)
内容量:375ml
原材料:佐賀県産柚子果汁(10%使用)、砂糖、炭酸ガス、香料、酸味料
製造所:株式会社友桝飲料 小城工場 〒845-0003佐賀県小城市小城町岩蔵2575-3
販売店舗:川原食品株式会社MIFUKUAN本店、九州佐賀国際空港内売店SAGA空港一番館

■販売店舗
川原食品株式会社MIFUKUAN本店
所在地:〒840-2205佐賀県佐賀市川副町大字南里710-1
電話:0952-45-1234
定休日:日曜日
営業時間:9時00分~17時00分

九州佐賀国際空港内売店SAGA空港一番館
所在地:〒840-2212佐賀県佐賀市川副町大字犬井道9476番地187
電話:0952-46-2080
定休日:なし
営業時間:8時30分~最終便出発15分前まで

■商品に関する問い合わせ先
電話:0952-45-1234 
FAX:0952-45-1233 
Mail:info@mifukuan.co.jp
オンラインストア:http://www.mifukuan.co.jp

プロデュース、アートディレクション、デザイン、写真:Yello 佐藤利樹

■「川原食品」について
 

川原食品株式会社(MIFUKUAN)

大正7年(1918年)創業の粕漬・柚子こしょうメーカー。「人と時、人と自然、美味しいもの造り」をテーマに、100年の伝統を守るだけではなく、新たな食の愉しみを創造し、大切な人と共に時を過ごす喜びをお届けします。人と自然の繋がりを考え、安心して口に運べる素材を用い、佐賀の美味しいもの造りに、これからも努めてまいります。

 

  • 「さが土産品開発コンサルティング」第2クールで商品化。株式会社中川政七商店がバックアップ。

「柚子クリームチーズ粕漬」と「Yuzu Awa」は、県が2016年度より開始した、土産品の開発・販路開拓などを目指す県内の製造事業者等を対象に、企業の経営診断・改善、ブランド構築、商品開発から流通・販売、情報発信までを一貫して支援する「さが土産品開発コンサルティング」の第2クール(2017年11月~2018年11月)の中で開発されました。
 

そのほか第2クールでは、株式会社蔵出しめんたい本舗と有限会社篠原渓山(有田町)の2社が参加しており、それぞれ新商品開発中です。株式会社蔵出しめんたい本舗からは、新商品第1弾として明太子風味の数の子、「数太子」(すうたいこ)が発売されました。(2018年11月3日予約受付開始、12月3日商品発送開始)

県は、「さが土産品開発コンサルティング」を通じて、佐賀県を代表する企業・商品ブランドをつくり、魅力的な売れる土産品の開発を支援しています。

 

  • 【参考1】さが土産品開発コンサルティング

県内の製造事業者等に対し、企業の経営診断・改善、ブランド構築、商品開発から流通・販売、情報発信までの一貫したコンサルティング支援を行う事業。

・第1クールとして、2016年10月から約1年間、県内製造事業者3社に対してコンサルティング支援を実施。

 

第1クール支援対象企業名 事業内容
合資会社鶴屋菓子舗 南蛮菓子製造販売
鍋島 虎仙窯 伊万里鍋島焼の製造販売
名尾手すき和紙株式会社 手すき和紙製造販売

 

・鶴屋「丸房露のためのアイスクリーム」「丸房露のためのマーマレード」

創業379年の丸房露の老舗鶴屋。2017年6月にアイスクリーム(バニラ味)、同年12月にマーマレード、2018年6月にアイスクリーム(焙じ茶味)を丸房露専用に開発。佐賀銘菓の食べ方新提案に多くのメディアが紹介した。
https://marubouro.co.jp/

・鍋島 虎仙窯「KOSEN」

300年以上の歴史を持つ鍋島藩窯の末裔。江戸時代、将軍家や諸大名の為だけに作られ一般に人目につくことがなかった鍋島焼。現代では美術品として評価されている鍋島様式の技術を背景に、美術品と量産品の間に位置する「美術的商工藝品」と定義した日用品を作り出すブランド「KOSEN」を2018年4月に立ち上げた。
http://www.imari-kosengama.com/
 

・名尾手すき和紙「PAPER VALLEY」

和紙の原料の一つである梶の木の栽培から一枚の紙が出来るまでの全工程を佐賀県名尾で行う手すき和紙のブランド。「残しておきたい紙」をコンセプトに商品を展開。
https://paper-valley.com/

・第2クールとして、2017年10月から約1年間、県内製造事業者3社に対してコンサルティング支援を実施。

 

第2クール支援対象企業名 事業内容
有限会社篠原渓山 有田焼製造販売
川原食品株式会社 粕漬け・柚子こしょう製造販売
株式会社蔵出しめんたい本舗 辛子明太子製造販売

・篠原渓山(有田町)
手描きによる美しい染付の器で知られる1957年創業の有田焼の窯元。
http://www.keizan-shop.com/ 
 
・川原食品(佐賀市)
九州佐賀の柚子こしょうと珍味・粕漬の製造・販売をする1918年創業のメーカー。
http://mifukuan.co.jp/

・蔵出しめんたい本舗(鳥栖市)
素材選びにこだわり、辛みより「たまご本来の旨み」を大切にした製法で、一粒一粒が弾ける「つぶ感」を生かした明太子造りに取り組む1985年創業の明太子メーカー。
http://www.kuradashi-mentai.com/ 

・第3クールとして、2018年11月から約1年間、県内製造事業者3社に対してコンサルティング支援を実施中。
 

第3クール支援対象企業名 事業内容
有限会社平川食品工業 豆腐の製造・販売・卸
丸秀醤油株式会社 醤油・味噌・その他調味料の製造販売
有限会社忠兼総本社 化粧品の製造・販売

 

・有限会社平川食品工業(武雄市)
 昭和25年(1950年)創業。栄養たっぷりな「佐賀県産大豆」を使用した温泉湯豆腐や、熟練の職人によるおぼろ豆腐(寄せ豆腐)のメーカー。
http://www.saga-hirakawaya.jp/

・丸秀醤油株式会社(佐賀市)
明治34年(1901年)創業。うまみとコク、まろやかさが味わえる天然醸造醤油を、佐賀県内で唯一製造しているメーカー。
http://www.shizen1.com/

・有限会社忠兼総本社(佐賀市)
平成元年(1989年)から馬油を研究している動物油脂専門の化粧品製造・販売メーカー。肌荒れ、乾燥を防ぎ潤いを与える国産100%の馬油クリームの他、ぼたん油(イノシシ油)、シカ脂、エミュー油、加工化粧品を製造・販売。
http://www.tadakane.com/

 

  • 【参考2】株式会社中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)

享保元年(1716年)創業。以来、手績み手織りの麻織物を扱い、近年は工芸をベースにしたSPA(製造小売)業態を確立し、全国に直営店を展開している。本社は奈良県奈良市。

〔株式会社中川政七商店 代表取締役 会長 中川政七氏プロフィール〕
 

1974年生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通株式会社入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長、2018年に会長に就任。日本初の工芸をベースにした「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。初クライアントである長崎県波佐見町の陶磁器メーカー、有限会社マルヒロでは新ブランド「HASAMI」を立ち上げ空前の大ヒットとなる。

2015年には独自性のある戦略により高い収益性を維持している企業を表彰する「ポーター賞」を受賞。「カンブリア宮殿」などテレビ出演のほか、経営者・デザイナー向けのセミナーや講演歴も多数。著書に「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。」「ブランドのはじめかた」「ブランドのそだてかた」(日経BP社)、「小さな会社の生きる道。」(CCCメディアハウス)ほか多数。

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