イタリアの伝統的な年越しディナーのもてなし方

SOPEXA JAPON 株式会社のプレスリリース

あらゆる国、文化にならって、イタリアでも新年を祝います。イタリア人の多くは、富をもたらし不運を払いのけるとされている伝統的な習慣や迷信を大切にし続けています。

イタリアでは、大晦日の食事は豊かさの表現そのものです。ザンポーネ・モデナとコテキーノ・モデナ IGP組合は、1年を通して食され古くから美食家を楽しませてきた、2つの名産品を保護しています。これらは、イタリアのどの家庭でも大晦日のディナーの主役です。コテキーノ*やザンポーネ*にはレンズ豆が添えられますが、これは富と幸運を象徴しています。スライスすると、どちらもその一片が硬貨に似ており、繁栄をもたらすことを意味するからです。

イタリアの言い伝えでは、真夜中になる前にコテキーノやザンポーネを食べることは新年の吉兆とされます。豚足入りのものはとても柔らかく、ごちそうと考えられています。また、適切な量の脂肪分を含むことも豊かさを意味しています。レンズ豆と一緒に食べると幸運と繁栄をもたらすと信じられており、食べた人は新年の財政状況が前年よりも良くなると考えられています。

また、その栄養価を過小評価しないでください。プロテイン含有量が高く、不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸よりも多く含まれています。調理によって余分な脂肪分が減り、ビタミンBおよびミネラル(特に鉄と亜鉛)が豊富なのです。

今年は、イタリアにいるような楽しさや料理の喜びを感じさせる年越し料理で、お友達やご家族をびっくりさせてみませんか。

 

レジピのご紹介: コテキーノまたはザンポーネのレンズ豆添え  6人分
【材料】
あらかじめ調理したコテキーノ・モデナ IGPまたはザンポーネ・モデナ IGP
エクストラバージンオリーブオイル  大さじ2
玉ねぎ  1個
レンズ豆  500グラム
刻んだベーコン  50グラム
ベジブロス  200㏄
セロリの茎  2本

レンズ豆は、さっと洗い、ボウルに入れて冷水に一晩または12時間つけた後、セロリの茎2本、玉ねぎ1/2個と一緒に塩水で茹でます。火が通ったらすぐに水気を切り、レンズ豆をセロリ、玉ねぎと別にします。

コテキーノまたはザンポーネを中袋から出さずに、かぶるくらいの水に入れ、弱火で20~30分煮ます。

玉ねぎは皮をむき、さいの目に刻みます。続いて、フライパンを中火にかけ、オリーブオイル少々を入れ、玉ねぎとベーコンを入れます。玉ねぎが半透明になり、茶色になる前に、レンズ豆とおたま2杯分のベジブロスを加えます。ひと煮立ちさせ、レンズ豆が柔らかくなるまで弱火でじっくり煮込みます。調理が完了したら、中袋の片側をカットして開き、コテキーノまたはザンポーネを注意して取り出して、まな板に移し、1.5~2.5 cm幅にスライスします。まだ暖かいレンズ豆を皿に移し、その上にスライスしたザンポーネ・モデナまたはコテキーノ・モデナIGPを盛り付けます。

モルタデッラ・ボローニャ組合について
2001年に設立されたモルタデッラ・ボローニャ組合は、モルタデッラ・ボローニャIGPの保護、プロモーションが目的です。イミテーションや規定にそぐわない行為を阻止する活動を行っています。現在モルタデッラ・ボローニャ組合には27社が参加しており、その全社でモルタデッラ・ボローニャIGPの95%を生産しています。

カッチャトーレ・イタリアーノ組合について
2005年から、カッチャトーレ・イタリアーノ組合は、サラミーニ・イタリアーニ・アッラ・カッチャトーラDOPの情報、保護、プロモーションに携わっています。監視機能だけではなく、イタリア国内および国外での違法行為、イミテーション、規定にそぐわない行為を阻止する役目を果たしています。

ザンポーネ・モデナとコテキーノ・モデナIGP組合について
ザンポーネ・モデナとコテキーノ・モデナIGP組合は2001年に設立され、コテキーノ・モデナIGPとザンポーネ・モデナIGPの保護、プロモーションが目的です。組合はこの2つの食肉加工品の大半を生産している14社から成り立っています。

 

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