ドン ペリニヨン醸造最高責任者の「レガシーの継承」リシャール・ジェフロワから、ヴァンサン・シャプロンへ

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社のプレスリリース

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)は、取り扱いブランド ドン ペリニヨンで28年間に渡り醸造最高責任者(シェフ・ド・カーヴ)を務めたリシャール・ジェフロワから、ヴァンサン・シャプロンへ、その任務を継承するセレモニーを、「小田原文化財団 江之浦測候所」(神奈川県小田原市)にて、2018年11月27日(火)、28日(水)の2日にわたり開催いたしました。

このドン ペリニヨンの歴史において大きな節目となるシェフ・ド・カーブの任務継承は、新たに日の目を見るドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008を嗜みながら、おごそかな静けさの中、海へと突き出した江之浦測候所の屋外ステージにて執り行われました。小田原の穏やかな海に張り出した光学硝子舞台に立ったリシャール・ジェフロワは、次世代への期待を寄せて、次期・醸造最高責任者 ヴァンサン・シャプロンへ、ドン ペリニヨンの魂となるヴィンテージへのこだわり、それを奏でる未来への継承を語りました。

また、本イベントではジェフロワとシャプロンが共に築き上げた「ドン ぺリニヨン ヴィンテージ 2008」の限定品「レガシー エディション」がお披露目され、テイスティングが行われました。2008年は曇天が多くブドウの収穫には辛い気候が続きましたが、9月に入ると幸運なほどの好天に恵まれ、類まれなシャンパーニュの当たり年となりました。

このドン ぺリニヨン ヴィンテージ 2008は、ジェフロワの洗練された創造性、包括的知識と、シャプロンの大胆な直観を融合した「逆説的な新しいクラシック」ともいえる奇跡的な逸品となりました。テイスティングが終わると、杉本博司氏のキュレーションによる「トランスミッション(継承)」をコンセプトに祝言曲「高砂」の舞囃子が硝子舞台にて上演され、幻想的で厳かな雰囲気の中、この喜ばしい瞬間をゲストたちと共に日本らしいお祝いの儀を執り行いました。

ギャラリーへ移動したゲストは、ジェフロワが醸造最高責任者として最後となる「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008」と、シャプロンが初めて手掛ける「ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2005」のふたつをそれぞれに嗜み、感慨深い継承セレモニーが幕を閉じました。

リシャール・ジェフロワ ドン ペリニヨン醸造最高責任者
1954年、シャンパーニュのワイン醸造を営む家系に生まれる。1982年に医学博士号を取得後、「葡萄が呼ぶ声」に導かれ熟考の末に、ルーツへの回帰を決意。ランスの国立醸造学校へ入学し、1984年に卒業。新たなキャリアをドメーヌ・シャンドン(カリフォルニア)でスタートさせ、シャンパーニュ地方と新大陸のワインの架け橋となる。1990年、ドン ペリニヨンの醸造最高責任者に就任。ドン ペリニヨンのワインのクリエーターとして、現在までメゾンの遺産、伝統を守りながら審美的な理想を追求してきた。

ヴァンサン・シャプロン ドン ペリニヨン醸造家(次期・醸造最高責任者)
1976年、コンゴ生まれ。シャプロン家の故郷はフランスのボルドーワイン取引の中心地、リブルネ。1998年にモンペリエの国立高等農業学院で葡萄栽培・ワイン醸造学の学位取得後、チリへ渡る。そしてフランスへ帰国した後、1999年モエ・エ・シャンドンに入社。2005年からドン ペリニヨンに携わり、リシャール・ジェフロワ氏の下、経験を積む。2019年1月1日より醸造最高責任者に就任。

<限定商品>
ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2008 レガシー エディション ギフトボックス
Dom Pérignon Vintage 2008 Legacy Edition Gift Box

度数:12.5度 750ml
希望小売価格:24,200 円(税抜)
全国主要百貨店にて発売中

 

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