「JAアクセラレーター第4期」にデイブレイクが採択

デイブレイク株式会社のプレスリリース

特殊冷凍事業を展開するデイブレイク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:木下昌之)は、農業、地域社会が抱える様々な課題解決を目指す「JAアクセラレーター第4期」(主催:一般社団法人AgVenture Lab)に、デイブレイクが提案した「特殊冷凍技術を活用したフードロス削減プロジェクト」が採択されたことをお知らせします。

■「JAアクセラレーター」とは
「JAアクセラレーター」は、「食と農、くらしの未来を共創する」をテーマに、革新的なアイデアや技術をもったスタートアップ企業を募集・選抜し、JAグループの強み(店舗をはじめとする各種インフラ、顧客ネットワークなど)を活用しながら、食と農とくらしに関連した様々な社会課題を解決する新ビジネス・サービスの開発につなげるプログラムです。過去3回の総応募数は565件、そのうち24社の提案が採択されました。

4期目の開催となる本プログラムは2022年2月より公募され、農・食・くらし・金融・地方創生・サステナビリティ等のテーマに対してイノベーションを起こしたいと考えるスタートアップ企業179社がエントリー。その中からデイブレイクを含む9社が「優秀賞」を受賞し、本プログラムへの参加権を手にしました。今後採択企業はJAグループのアセット等を活用して実証実験を行い、ビジネスプランをブラッシュアップしていきます。(「JAアクセラレーター第4期」詳細:https://ja2022.01booster.com/

■デイブレイクの共創案
デイブレイクは、「JAアクセラレーター第4期」に対し、「特殊冷凍技術を活用したフードロス削減プロジェクト」を提案。生鮮食品のサプライチェーンにおいて、正規品以外の規格外品や豊作すぎて流通できない食材は、加工用とされるか、廃棄される食材も多く存在します。デイブレイクでは、それらのチルド流通できない食材を特殊冷凍することで、高鮮度・無添加・ロングライフなどの付加価値を付けた高品質な冷凍食材を流通させ、食品ロス削減に貢献するとともに、生産者へ利益を還元し、消費者にも無添加で安心安全な食材を提供。生産者・物流・実需者(店舗)・消費者の「四方良し」となる世界観の実現に取り組みます。

■特殊冷凍とは
急速冷凍に凍結媒体ごとの特殊な技術を踏襲することで、さらに高品質な冷凍を実現する技術です。一般的な冷凍の場合、細胞内の水分が氷に変わる温度帯(氷結晶生成温度帯:0℃~-5℃)の通過時に、  氷結晶が大きく歪になることで細胞が損傷。一方急速冷凍は、急速かつ均一に冷却することで氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を極少化でき、うまみ成分の流出を防ぎます。さらに特殊冷凍では、冷風の湿度や冷風の当て方などの特殊技術が加わり、形状維持や調理済みのあたたかい食品の急速冷凍を実現。これまで困難とされていた食材の急速冷凍を可能にするとともに、従来を上回る高品質な冷凍食材を生み出します。

■デイブレイク株式会社について
「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」をミッションとして掲げ、特殊冷凍機に特化した国内唯一の専門会社として2013年創業。食品事業者(飲食店や食品メーカー、生産者など)への特殊冷凍機の販売および導入支援、特殊冷凍食材「アートロックフード」の流通事業など、特殊冷凍テクノロジーを活用した「Freezing as a Service™(Faas™)」を展開。2021年10月には、自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を発売し、3ヵ月で注文件数100件を達成しました。デイブレイクは、これらも特殊冷凍のパイオニアとして、食品流通のあらゆる課題を解決する事業を展開・推進してまいります。

※「特殊冷凍™」「アートロック®」「アートロックフード™」「Freezing as a Service™」「FaaS™」は、デイブレイク株式会社が商標登録または商標登録出願中です。

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