ソーシャルボンド条件決定のお知らせ

キリンホールディングス株式会社のプレスリリース

 キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、2022年5月12日(木)にプレスリリースでお知らせしておりました国内公募形式のソーシャルボンドの発行条件を下記のとおり決定しましたので、お知らせします。

1. 本発行の目的及び背景
 当社は2020年11月に初のグリーンボンドを発行しました。その際に策定したグリーンボンド・フレームワークに新たに社会的課題の解決に貢献する資金使途を追加し、2022 年3月に「キリン・サステナブルファイナンス・フレームワーク」を策定しました。本フレームワークに基づくソーシャルボンドの発行は当社初となります。またソーシャルボンドの発行は、国内の食品会社として初となります。
 キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン 2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」ことを目指しています。このKV2027の長期非財務目標として、「CSVパーパス※1」を策定しました。
※1 キリングループの「CSVパーパス」について https://www.kirinholdings.com/jp/purpose/csv_purpose/

 「CSVパーパス」とは、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針であり、重点課題のひとつに「健康」を掲げ、「健康な人を増やし、疾病に至る人を減らし、治療に関わる人に貢献する」ことに取り組んでいます。その中でも、「免疫」「脳」「腸内環境」を重点領域と設定し、キリングループのコアコンピタンスである発酵&バイオテクノロジーにより産み出される戦略素材を用いた商品及びサービスを通して、これら領域にかかる健康課題を解決していきます。

 本発行により調達する資金は、ヒトミルクオリゴ糖製造に資する設備投資・運営・原材料の調達、シチコリン製造に資する設備投資・運営・原材料の調達、プラズマ乳酸菌の研究開発及びプラズマ乳酸菌原料粉末の製造に資する設備投資・運営・原材料の調達に充当することで、事業の持続的な成長とともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

2. ソーシャルボンドの概要

 

SDGs債は、グリーンボンドやソーシャルボンド、サステナビリティボンドなどを含む債券の統一呼称
※2キリン・サステナブルファイナンス・フレームワークの詳細については、当社ホームページをご参照ください。
https://www.kirinholdings.com/jp/impact/csv_management/sustainable_finance/
※3セカンド・パーティ・オピニオンの詳細については、DNVのホームページをご参照ください。
https://webmagazine.dnv.co.jp/assets/images/sus_list/data/sus_finance_list_/pdfreport_j/55.%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE.pdf
※4資金使途に係る事業戦略の詳細については、以下をご参照ください。
https://www.kirinholdings.com/jp/investors/files/pdf/digest2021.pdf

3. キリンホールディングスソーシャルボンドに関する投資表明
本日時点において、キリンホールディングスソーシャルボンドへの投資を表明して頂いている投資家は以下の通りです。
<投資表明投資家一覧>(50音順)
・青い森信用金庫
・アセットマネジメントOne株式会社
・株式会社阿波銀行
・石川県信用農業協同組合連合会
・いちい信用金庫
・エヌエヌ生命保険株式会社
・株式会社大分銀行
・ぐんまみらい信用組合
・株式会社小糸製作所
・静岡県信用農業協同組合連合会
・信金中央金庫
・諏訪信用金庫
・第一フロンティア生命保険株式会社
・瀧野川信用金庫
・東京海上アセットマネジメント株式会社
・東京海上日動火災保険株式会社
・東濃信用金庫
・株式会社八十二銀行
・株式会社東日本銀行
・株式会社北海道銀行
・三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
・公益財団法人三菱経済研究所
・三菱UFJ信託銀行株式会社
・ライフネット生命保険株式会社

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