餃子の王将は実際どのように利用されているのか

スパコロのプレスリリース

ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、東京都在住の15~69歳4,857名を対象に実施した「利用実態調査 餃子の王将編」の結果をご報告いたします。
スパコロは、顧客ニーズを把握して製品・サービス変革のきっかけづくり、実現のため“自社ロイヤル顧客の意識データを可視化“するSaaSサービスを提供しています。調査結果の詳細は以下からお問合せ下さい。
【お役立ち資料公開URL】https://bit.ly/35GELeN

■餃子の王将の認知率・利用経験率・現在利用率は?
東京都在住の15~69歳の4,857人に聞いた餃子の王将の浸透状況についてみてみると、認知率82.5%、利用経験率61.1%、現在利用率23.8%、シーズン1回以上利用5.7%。
餃子の王将は認知者7割がトライアルし、利用経験者の4割が現在も継続利用、そのうち2割が月に1回以上利用するという構造となっています。

■王将の利用方法別ではどれくらい利用されている?
餃子の王将の店内飲食・テイクアウト・デリバリーの利用率では、店内飲食21.3%、テイクアウト11.5%、デリバリー5.0%という結果に。テイクアウトでは店内飲食の1/2程度、デリバリーでは店内飲食の1/4程度利用されていることがわかります。

■王将の利用ユーザーの重視点は?
餃子の王将を1年以内に利用した人に聞いた、飲食店を選ぶ際の重視点では、上位から「価格」61.3%、「おいしさ/商品の品質の高さ」57.5%、「アクセスしやすさ」40.5%が続く結果となりました。

■餃子の王将アプリの利用率と店舗来店回数の関係性は?
次に、餃子の王将アプリについてみていくと、餃子の王将の1年以内利用者におけるアプリ利用
率は 19.7%。これに対し利用していない人の割合は80.3%。
アプリの利用の有無で餃子の王将の年間の利用回数を比較すると、アプリを利用している人は21.4回。これに対し利用していない人では5.6回。アプリ利用者平均でおよそ2週間に1回程度餃子の王将を訪れている計算となり、アプリユーザーのロイヤルティの高さがうかがえる結果となりました。

■餃子の王将のほかに候補にあがる店が「ある」は約 7 割。「ない」は約3 割
『餃子の王将に代わって選んだり、餃子の王将とどちらを利用するか迷うお店(ブランド)はありますか?』という質問に対して、「ある」と回答した人の合計は、餃子の王将の 1 年以内利用顧客のうち 69.3%。これに対し「ほとんどない」と回答した人の割合は 30.7%。1 年以内利用顧客の3人に1人は他のブランドと比較することなく餃子の王将を選ぶことがわかります。

■餃子の王将の競合として想起されるお店は?
餃子の王将をしようとしたときに、餃子の王将と比較対象として思い浮かべられるブランド・お店では上位から「日高屋」で15.2%、「大阪王将」10.0%、「マクドナルド」9.7%が続いています。
餃子の王将の競合として「中華料理店」「ハンバーガーチェーン」「丼ぶりチェーン」などが想起されていることがわかります。

■餃子の王将以外を選ぶ時はどんなとき?
続いて直近1年以内に餃子の王将を利用した人に聞いた、『餃子の王将を利用する状況』についてみていきます。以下は、餃子の王将以外を利用する状況についての自由回答をユーザーローカル テキストマイニングツールを用いて関連度が高いキーワードの傾向(共起キーワード)を分析・可視化した図です。
図から餃子の王将以外を状況には「飲酒目的の場合の競合想起」「立地」「利用経験からの判断」「価格」「混雑状況」「競合の商品想起」があることがわかります。グラフからは「混雑状況」を理由とした離脱が多く起こっていることが伺えます。

《総論》
今回は餃子の王将の利用実態調査をしてみました。中華チェーンの代表的なブランドとして高い認知率を得るとともに、都民の約2割が年に1回以上利用していることがわかりました。またアプリユーザーでは平均の店舗利用頻度が年間20回以上と、アプリを活用したユーザーの囲い込みに成功している様子がうかがえます。
一方で餃子の王将ユーザーが他店へ離脱する要因としては、混雑状況が多く挙がっており、改めて実態調査を行い改善策を講じるのも良いかもしれません。
購買データのみを分析しても、自社のサービス・商品がどんな理由で利用され、どんな理由で離脱が起こっているかをうかがい知ることは難しいことが多いと思います。スマートフォンの利用が浸透した今、アプリを活用し顧客の意識を知ることで、リピート要因、離脱要因を調べてみるのも良いかもしれません。

【調査概要】スパコロ『利用実態調査 餃子の王将編』
調査方法:東京都在住15~69歳を対象としたインターネットリサーチ
調査期間:2022年6月10日(金)
有効回答数:4,857名 ※人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施

スパコロは、顧客ニーズを把握して製品・サービス変革のきっかけづくり、実現のため
“自社ロイヤル顧客の意識データを可視化“するSaaSサービスを提供しています。
https://service.supcolo.jp/
◇本件に関するお問い合わせ先◇
株式会社スパコロ 広報室 高倉まで
Email:press@supcolo.jp

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