アサヒ飲料のプレスリリース
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、CSVの取り組みとして、2019年から株式会社リバネス※1(本社 東京、代表取締役グループCEO 丸幸弘)が運営する中高生を対象とした研究助成プログラム“サイエンスキャッスル研究費”への助成を行っています。
アサヒ飲料が創立50周年を迎えた2022年は、「アサヒ飲料創立50周年記念賞」を設け、中高生から寄せられた研究テーマの助成を行います。
※1 教育現場での科学技術に関する教育開発事業を展開する企業。他に人材、研究、創業分野も広く手掛ける。
本助成プログラムは、研究に興味を持っているものの、費用やノウハウがなくサポートを求めている「研究者の卵」たちが第一歩を踏み出すきっかけを提供することを目的としています。本賞をきっかけにさらに研究に対する興味を深め、今後の科学技術の発展を牽引してくれることを願って実施するものです。
「アサヒ飲料創立50周年記念賞」では、「『健康』『環境』『地域共創』などの社会課題の解決に役立ち、未来のワクワクや笑顔を生み出す研究や開発」に沿った研究テーマを全国の中高生から募った結果、42 件の応募があり、審査を経て5件を採択しました。
採択した5件には、研究費用として資金を助成するほか、アサヒ飲料の研究員がリバネス社スタッフとともにアドバイザーとして参加し、約半年間にわたって各研究をサポートしていきます。また、12月中旬には各チームによる研究成果発表会を開催し、発表の機会も提供します。
「アサヒ飲料創立50周年記念賞」を通じて、中高生が研究や社会課題などに興味を持ち、将来、果敢に課題に挑戦する研究者になることを応援していきます。
■採択テーマ一覧
学校名 | 研究テーマ | 代表者 |
秋田県立大館鳳鳴高等学校 | エダマメの殻に含まれるレシチンの皮脂除去能力と再利用法の検討 | 髙橋 昇汰 |
渋谷学園幕張中学校 | 落花生の発酵と殻の再利用方法について | 藤木 陽世 |
法政大学第二高等学校 | 「かおり」で種子をコントロールできるか? -植物がつくる揮発性物質の発芽への影響- |
玉田 さくら |
山口県立徳山高等学校 | 色素の違いによる生分解性プラスチックの分解速度の差 | 廣兼 佳奈 |
山口県立徳山高等学校 | 果物が本来持つビタミンC量を保ったドライフルーツを作る
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山田 知優 |
■研究に取り組む中高生
※2 研究テーマ:色素の違いによる生分解性プラスチックの分解速度の差
※3 研究テーマ:果物が本来持つビタミンC量を保ったドライフルーツを作る
アサヒ飲料は、「社会の新たな価値を創造し、我々の『つなげる力』で発展させ、いちばん信頼される企業となる」というビジョン、そして「100年のワクワクと笑顔を。」という社会との約束を掲げています。
そのビジョンを実現するための活動を“未来への贈りものにする”という考えから「100years Gift(100年ギフト)」と呼んでいます。
私たちの商品やサービスを通じて、人々が笑顔になる社会をつくることがアサヒ飲料の目指す姿であり、また、「健康」「環境」「地域共創」のマテリアリティに取り組むことが社会への貢献にもつながると考えています。