ボーンブロススープで健やかな地方生活。地産地消や食品ロス削減にも貢献

こゆ財団のプレスリリース

地域コミュニティを活性化する「こゆ野菜カフェ」(宮崎県児湯郡新富町)は、2019年1月より「ボーンブロススープ」の提供を始めました。スープはカフェのランチタイム(11:00〜14:00)に、ビュッフェメニューの一つとして提供します。
これは、健康・美容に感度の高いお客様の満足度を高めるとともに、地産地消と食品ロス削減にもつながる取り組みです。

■特徴:飲む美容液として海外で支持。地産地消、食品ロス削減にも貢献

「こゆ野菜カフェ」で提供を始めたボーンブロススープ。「こゆ野菜カフェ」で提供を始めたボーンブロススープ。

「ボーンブロススープ」(Born Broth Soup)とは、鶏や牛などの骨から出汁をとったスープのこと。脂肪分を除き、コラーゲンやアミノ酸をじっくり抽出して作られることから、アメリカをはじめとする海外では”飲む美容液”として好まれています。

カフェでは、ボーンブロススープに期待できる健康・美容の効能に着目。お客様の満足度を高めたいと考え、店長が何度も試作。野菜の甘みを引き立たせながらも、飽きのこないスープが完成しました。

3つの心がけでつくるスープ。「こゆボーンブロススープ」としてブランド化を目指す

スープのベースは国産鶏ガラ。ニンジン、セロリ、ショウガなど数種類の地元産野菜といっしょに、約4時間煮こみます。一晩寝かせたあと、具材となるレンコンやズッキーニ、ミニトマト、パプリカなどを加えてさらに煮込むこと1時間。だし醤油と岩塩でとにかくシンプルに仕上げるのがポイントです。

こゆ野菜カフェ 店長の永住美香さんは、「スープは、カフェをオープンする前からの得意料理で、大好きなセロリを使ったスープを作り続けていました。カフェで提供している焼き野菜カレーのルーに鶏ガラを使っているのですが、あるときスープにしてもおいしいのでは、とひらめいて作ったのがボーンブロススープです。児湯郡の野菜はしっかりした甘みのあるものが多いので、みじんぎりにするのではなく、どんな野菜が入っているかわかる程度のサイズと食感を残しました」と、スープへの思い入れを語ります。

<こゆボーンブロススープ 3つの心掛け>
[1] 使用するのは国産鶏ガラのみ。約4時間かけて煮こみ、一晩寝かせる。
[2] 味付けはだし醤油と岩塩で極力シンプルに
[3] どんな野菜かがわかるよう、やや大きめのサイズと食感を残す

<概要>
こゆ野菜カフェ(宮崎県児湯群新富町富田1-21)
提供内容:野菜ビュッフェ ※オリジナルボーンブロススープ付き(980円〜)
時 間:ランチ 11:00-14:00まで
電 話 :0983-32-1150
定休日 :月曜、第2・第4日曜
URL:https://koyu.cafe/

■背景:宮崎県も推進する食品ロス削減への取り組み

健康・美容志向の高い都市部からのお客様が増えています。健康・美容志向の高い都市部からのお客様が増えています。

国内では、まだ食べられるのに捨てられている食品が、毎日1人あたりお茶碗約1杯分あります(※農林水産省及び環境省「平成27年度推計」)。宮崎県でも、食品ロス削減のために「みやざき食べきり宣言プロジェクト」を実施しており、一人一人が「もったいない」の心で最後まで食べ物をおいしく食べきることを推奨しています。

 

「こゆ野菜カフェ」はこの宣言に賛同し、オープン当初から余った野菜を残すことなく、スープの食材として活用。ボーンブロススープにも使っており、最後までおいしく召し上がっていただけるようにしています。

「私自身、小さいころから好き嫌いなく、残さずに食べてきました。それだけに、飲食店やスーパーなどで食品が余っているのをみると、もったいないなと感じます。カフェでは野菜が新鮮なおかげで、ありがたいことにほとんど食べ残しがありません」と、永住店長。余った食材を使った試作から新メニューができることも少なくないと語ります。

また、カフェではお客様からの小盛りや適量の注文にも対応。食品ロス削減に務めています。

■野菜中心のメニュー開発を継続。野菜を通じたコミュニケーションも活発に

「こゆ野菜カフェ」には県外からのゲストや視察者が多数訪問。野菜の話を伝えたり、味の感想をシェアする機会も生まれています。「こゆ野菜カフェ」には県外からのゲストや視察者が多数訪問。野菜の話を伝えたり、味の感想をシェアする機会も生まれています。

カフェでは「ボーンブロススープ」のブランドルールを設定し、特産品化およびシリーズ化を進めていきます。また、健康・美容に資する野菜を使ったメニューも開発。主にはスープ、スムージーといったジャンルで、野菜を中心としたメニュー開発を行います。

コミュニティとしてのカフェは、ソーシャルダイニングとしても進化中。町内外から訪れるお客様同士が、野菜の魅力をシェアしたり、野菜を通じたコミュニケーションをはかる場としていきます。

<地方創生優良事例にも選出された地域商社「こゆ財団」>
2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資しています。2018年11月には内閣府・内閣官房から地方創生の優良事例に選出。首相官邸で事例発表の機会をいただきました。
*メディア掲載事例:月刊事業構想/月刊ソトコト/Forbes JAPAN/日経新聞 ほか 

法人名:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構
所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1 チャレンジフィールド
代 表:代表理事 齋藤 潤一
▶︎こゆ財団HP:https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団FB:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎こゆ財団ふるさと納税ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402

なお、こゆ財団では現在、100事業の担い手となる100人の人財募集を行なっています。採用基準は、本人が「ワクワクしているかどうか」です。詳しくはこちらをご覧ください。

*こゆ財団 100名100事業 採用ページ 
https://koyu.miyazaki.jp/?page_id=2153

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