特定非営利活動法人パルシックのプレスリリース
国際協力NGOパルシック(所在地:東京都千代田区、代表理事:穂坂光彦)が販売する東ティモール産有機コーヒーのラインナップにシーズナルコーヒーが加わりました。100g(粉・豆)¥670(税込)、8月1日よりオンラインショップパルマルシェ(ParMarche)で予約注文受け付け中!(配送は8月5日より)
- パルシックのコーヒー生産者支援
東ティモールは、今年で独立20周年を迎えたアジアでいちばん新しい国です。パルシックは、東ティモールを独立間もない2002年から、国の唯一の輸出品であったコーヒーを通じて支援してきました。東ティモールのコーヒー生産者が組合をつくることに協力し、良質なコーヒーをフェアトレードで買いつづけることで経済的自立への足がかりにしようという取り組みです。
それから20年。パルシックの東ティモール産コーヒー「カフェ・ティモール(有機認証取得)」は、「The Coffee」とも評されるコーヒー本来のコクや酸味などのバランスがよく、飲みやすいという理由から、多くのお客様からご好評をいただいています。
このたび、独立20周年という節目を記念して、この通常商品であるカフェ・ティモールに加えて新たにシーズナルコーヒーを発売することを決定しました。第1弾は、夏のコーヒー「ailaran」です。
- 夏のコーヒー「ailaran」に込めた想い
「ailaran(アイララン)」は東ティモールの言葉であるテトゥン語で「森」という意味です。コーヒーの産地は山間部のマウベシ郡にあり、人びとの暮らしは深い森とともにあります。森の木々の落ち葉が土の恵みとなり、味わい豊かなコーヒーが育つことから、このように名付けました。
- 集落、加工法も限定、焙煎店とコラボした特別なコーヒー
シーズナルコーヒーは、コーヒー豆の生産集落や加工法、さらにタッグを組んで焙煎してもらう焙煎店を都度変えていきます。今回のailaranは、標高1,400mにあるマウベシ郡エルダウトゥバ集落の豆を使いました。沢の流れる集落を囲むように広がるコーヒー畑のあるエルダウトゥバ集落の豆はさわやかな酸味が特徴です。
また加工方法も通常商品では、ウォッシュドプロセスという加工法を用いていますが、ailaranはナチュラルプロセスを採用。収穫したコーヒーチェリーを赤い実のついたまま太陽のもとで乾燥させるので、果実らしさがより出るのが特徴です。
そして焙煎は、富山県にある「グッドイナフコーヒートヤマ」にお願いしました。グッドイナフコーヒートヤマは富山市にあるスペシャルティ・フェアトレード・有機栽培のコーヒーの焙煎をおこなうコーヒー専門店です。
ナチュラルプロセスの発酵で生み出される甘いチョコレートのような香りの豆をやや浅めの中煎りで、夏にぴったりの明るい透明感があって軽やかな口当たりのコーヒーに仕上げました。
冷めてもやさしく甘い余韻が続きますので、ホットとアイス、贅沢に両方でお楽しみください。
<夏のコーヒー ailaran>
レギュラーコーヒー(豆/粉)100g入り
原材料:有機コーヒー豆
原産地:東ティモール
エルダウトゥバ集落
加工方法:ナチュラル
焙煎者:グッドイナフコーヒートヤマ
富山県富山市藤木2710
販売者:(特活)パルシック
・オンラインショップパルマルシェ(ParMarche):https://parmarche.com/
・Instagram: https://www.instagram.com/parcic_tokyo/
・Twitter:https://twitter.com/parcic_ft
<本件に関するお問い合わせ>
特定非営利活動法人パルシック 広報担当 今村仙子
E-mail: office@parcic.org
◆パルシックのフェアトレード
私たちの買い物で、世界はよりよい場所になるでしょうか?
パルシックでは、暮らしを取り巻く商品をきっかけにして、それが手元に届くまでの長い旅に思いをはせてほしいと考えています。そして、どうすれば生産者の暮らしや生産地の環境を守ることができるのか、安心して買うことのできる商品を増やすことができるのか、考えるきっかけづくりを目指しています。パルシックのコーヒーや紅茶を飲みながら、ともに持続可能な未来を目指しませんか。