「福」がついに台湾に上陸!福島「大堀相馬焼」と台湾「臺虎精釀(タイフーブルーイング) 」の共同開発プロジェクトで生まれた食品・伝統工芸品が台湾美食展2022に出展。

ふくしまみらいチャレンジプロジェクト事務局のプレスリリース

福島県浜通り地域等12市町村(※)の事業者の販路拡大等の支援を行う「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、昨年度、福島県の伝統工芸品「大堀相馬焼」と台湾のクラフトビール界を牽引する「臺虎精釀(タイフーブルーイング) 」との共同開発プロジェクト「福虎添藝(フーフーテンイー) 」にてビールタンブラーとコラボレーションビールをリリースいたしました。
本年度は、11年ぶりに台湾への食品輸入が解禁された福島県産品の食品を通して、更に福島の魅力を台湾へお届けすべく、2022年8月5日~8月8日開催の台湾美食展内、日本美食館に出展いたします。

(※田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村の12市町村。)
 

  • 本プロジェクト背景

本共同開発プロジェクトは昨年度より大堀相馬焼の4窯元と海外進出をテーマにスタートし、デザイン設計院(TDRI)の協力により台湾のクラフトビール界をリードする臺虎精釀(タイフーブルーイング)と出会い、セメントプロデュースデザインの企画・プロデュースのもと、日本と台湾が異文化交流の枠をこえたコラボレーション企画が誕生しました。一年近くの開発期間を経て、日本と台湾の「食文化×器文化」の文化交流にはじまり、二つのクラフト(技術)を高め合い試行錯誤して出来たビアタンブラーとクラフトビールの製作と販売。それに加え、今年度は、2011年の東日本大震災より輸出が途絶えていた、福島県産の食品が11年ぶりに解禁されたことで、再び、食を通して台湾の方々と繋がるきっかけが増えてきました。
 

 

※プロジェクト名の「福らんしょ」は、福島県の頭文字を表す“福”と福島の方言、“是非良かったら~してください“という意味の「らんしょ」を掛け合わせたネーミングです。

震災の時に台湾はどの国よりも早く、支援してくださった福島にとって特別な国です。感謝の気持ちと、両国の幸せな関係をこれからも願い、そして台湾のみなさまに「福(幸せ)」をお届けできますように。という想いが込められています。

※「福らんしょ」プロジェクト 公式HP:https://www.cementdesign.com/fukuransyofukushima/ 
 

  • 台湾美食展2022出展概要

日時:2022年8月5日(金)~2022年8月8日(月)10:00~18:00(現地時間)※イベントの開催に準ずる
場所:台北世界貿易中心一号館 「異国のグルメ」エリア内
ブースNo:A203日本美美食館
ブース催し物:食品6点の試食とアンケートを実施いたします。
       アンケートにお答えいただいた方には、うちわをプレゼントいたします。
参加事業者:日本>食品:合資会社旭屋、株式会社菅野漬物食品、大内安男商店
         大堀相馬焼:京月窯、あさか野窯、錨屋窯
      台湾>臺虎精釀股份有限公司

※台湾美食展 公式HP:https://www.tcetva.tw/
 

 

  • 出展商品

【福島を代表するソウルフード 「なみえ焼きそば」 合資会社旭屋】

「なみえ焼きそば」は日本にある通常の焼きそば麺よりもだいぶ太く、どちらかというと焼うどんのほうが近いくらいの太さが特徴です。具は豚のバラ肉ともやしのみ、油はラードと決まっており、ソースは濃い目の甘辛味。そしてメーカーは旭屋。と決まっているほどです。
福島県浪江町のソウルフードとして多くの方から親しまれており、福島県内の大手スーパーや道の駅、高速道路のサービスエリアなどどこに行っても販売されているほどです。また県内約60の学校で給食メニューとしても親しまれています。
 「元祖なみえ焼そば」の具は豚ばら肉ともやしだけと決まっていますが、家庭で食べるときは、卵をくぐらせたり、つけ麺風にしたり、キャベツなどの具を足したりと、台湾風にアレンジを自由に楽しんでいただけたらと思います。

【味噌とチーズを融合させたお酒のお供 「クリームチーズのみそ漬」 株式会社菅野漬物食品】

和の発酵食品である味噌と、洋の発酵食品のチーズを融合させた、クリームチーズのみそ漬です。ワインのおつまみや、ごはんのお供、サラダのトッピングなど、様々な食べ方でお楽しみいただけます。濃厚なチーズのとろける舌触りと、後味にしっかりと味噌の風味が感じられます。
あつあつのご飯の上に乗せて、少しレンジアップすると、チーズが柔らかくとろけ、チーズのクリーミーさと味噌の塩味がごはんとの相性が良くとても美味しい仕上がりとなります。そのまま召し上がっても美味しいですが、生ハムで巻いたり、アボカドと一緒にサラダのトッピングもおすすめ。
福島県内のあらゆるお店で購入できるこの「クリームチーズのみそ漬」は福島の名物として県内外のお客様から親しまれています。

【福島県の金水晶酒造店とのコラボ商品 「クリームチーズの純米酒粕漬」 株式会社菅野漬物食品】

福島市の金水晶酒造店と、みそ漬処 香の蔵がコラボレーションして生まれた逸品です。
金水晶酒造店は、福島市唯一之造酒屋で、全国新酒鑑評会では、2021年までに通算14回金賞を受賞しており、金水晶酒造店の“酒粕”に、同じ発酵食品の地元福島県産の“味噌”などをブレンドした特製の粕床に、同じ発酵食品として相性の良い「クリームチーズ」を漬け込み、低温で熟成させました。じっくりと熟成させてできあがった酒粕漬は、酒粕の芳醇な香りと甘み、味噌の深いコク味がクリームチーズに溶け込み、繊細で優しい味わいに仕上がっております。
お好みの大きさにカットしてそのまま日本酒(冷酒)や梅酒のおつまみに、わさびと混ぜてディップに、クラッカーに乗せてはちみつをかけてなど、アレンジ次第で食べ方は無限に広がります。残った粕床はお好みの魚や肉にぬって焼いてお召し上がりいただけます。

【福島県を代表する伝統的郷土料理 「いか人参」 株式会社菅野漬物食品】

いか人参は、するめいかと人参を細切りにし、醤油とざらめ、またはみりんの甘辛いたれに漬けた福島県を代表する郷土料理です。人参とするめの食感と甘味のあるつけだれがクセになり、ご飯のお供に最適です。福島県では100年以上前から親しまれており、家庭によって味付けが異なるのも特徴です。お土産品としてスナック菓子の味で採用されたり、かき揚げや炊き込みご飯などのアレンジ料理が展開されたりと、さまざまな形で愛されています。
お正月になると「いか人参」はどの家庭の食卓にも並び、祝いの席を彩ります。ご飯のおかずとしてはもちろんのこと、お酒のおつまみとしても好まれており、福島県人が古くから愛する自慢の逸品です。

【国産しらすの旨味と国産生姜の辛味が絶妙 「浜めししらす生姜」 株式会社菅野漬物食品】

地元の相馬漁港で採れたシラスや、県産・国産の原料にこだわった「浜めししらす生姜」です。
シラスをご飯にぴったりのしょうゆ漬にしました。 生姜の辛味を抑えながら、しらすやかつお節の旨味が効いた味付けに仕上げました。
ご飯にのせて、ご飯に混ぜておにぎりに、冷奴の薬味などとしてお召し上がりいただけます。

【祝いの「赤」でもてなす、赤い梅酒 「春紅麗」 大内安男商店】

福島の広大な地で育った日本でも珍しい梅の品種「ツユアカネ」。
それを手間暇かけて赤い梅酒に仕上げるには長い年月をかけて培った大内安男商店の技術が欠かせません。大内安男商店が生産したツユアカネで醸造した梅酒「春紅麗」は、澄んだ赤色をしていて、細いボトルに入った見た目もとても上品な仕上がりに。飲み口はスッキリとした、洋酒のような味わいで、甘みはありますが梅のえぐみは全くなく、「食前酒」や「カクテル」の素材にも合います。
自分へのご褒美や大切な方へのギフトなど台湾での祝いの席などで赤い梅酒「春紅麗」はいかがでしょうか。
※こちらの商品はお酒です。20歳以上の方のみ試飲いただけます。
体調の優れない方、妊婦の方などは申し訳ございませんがお控えください。
※こちらの商品はECサイトでの販売はしておりません。

【独特な釉薬技法が美しさを生み出す、二重構造の大堀相馬焼 「ビアタンブラー」 京月窯】

京月窯の独自の釉薬シリーズはどれも美しい色合いが特徴です。今回は、京月窯独自 の釉薬シリーズである「紫彩釉」と「天平の甍」の釉薬を掛け合わせ、独特の色合いに仕上げました。縦に流れる釉薬で臺虎精釀の虎の模様と、大堀相馬焼のシンボルの馬の毛並 みを表現したビアタンブラーを作りました。ひょうたんの形をイメージした曲線的なフォルムが美しく、中は二重構造でビールをちょうど良い温度のまま楽しめます。
釉薬のかかり方はひとつひとつ違うため、一点ものの表情を楽しむことができます。

【郡山の土を使った、空気穴のない完全密閉二重構造の大堀相馬焼 「ビアタンブラー」 あさか野窯】

あさか野窯では、工房のある郡山市の土を使った独自の陶器づくりを行なっています。
今回はそんな郡山の土を使って、空気穴のない「完全密閉二重構造」のビアタンブラーを作りました。この技術はあさか野窯でしかできない技術で、ビールをちょうど良い温度のまま楽しむことができます。ひょうたんの形をイメージしたフォルムに、臺虎精釀の虎の模様と大堀相馬焼のシンボルである馬の毛並みをイメージした模様を全体に施した、インパクトのあるデザイン。郡山の土の特徴であるざらざらした質感は、ビールの泡立ちをよくしてくれます。

【白くて洗練された二重構造の大堀相馬焼 「ビアタンブラー」 錨屋窯】

透明感のある 白地に貫入が入った「白相馬」は、錨屋窯が大堀相馬焼の伝統技法を生かしつつ、洗練された印象にアップデートしたオリジナルシリーズ。
今回はそんな白相馬をベースに、二重構造でビールをちょうど良い温度のまま楽しめるヒビアタンブラーを作りました。中央に引かれたブルーのラインは、臺虎精釀の虎の「大胆不敵さ」と大堀相馬焼の シンボルである馬の駆け抜ける勢いを表現。
この青い色は「ヒワ呉須」という顔料で白相馬との組み合わせは新しい試みです。
ひょうたんの形をイメージしたくびれが特徴的な、どこか愛嬌のあるビアタンブラーです。

※商品購入ページ:https://jp.pinkoi.com/store/cementproducedesign?ref=i-X8Dcf3DC_e-ss_p-0_v-1
 梅酒「春紅麗」はECサイトでの販売はしておりません。
 

  • ふくしまみらいチャレンジプロジェクトとは

2011年の東日本大震災以降、福島県では今も復興に向けた様々な取組が続く中、多くの被災事業者が帰還、または移転しての事業再開に努めています。「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、避難指示対象である福島県被災12 市町村 (田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村および飯舘村)の事業者を対象として、事業者の帰還、事業・生業の再建を通じ、まちの復興を後押しすることを目的としています。新たなビジネスの創出に向けた事業者間のマッチングを行うとともに、 販路開拓を中心に事業者の自立化を目指し、サポートを行うプロジェクトです。

※ふくしまみらいチャレンジプロジェクト 公式HP:https://fukushima-challenge.go.jp/

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