アサヒ飲料のプレスリリース
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、発売から100周年を迎える「カルピス」ブランドについて、2019年1月から、「人を想う記念日ACTION!」「発酵BLEND PROJECT」などを中心に、様々な新しい取り組みを100周年活動として順次スタートしてまいります。
生みの親である三島海雲(みしま かいうん)が、「日本の人々に、健康で幸せになってほしい」という想いから開発した「カルピス」は、①おいしいこと②滋養になること③安心感があること④経済的であること の4つの本質価値を守りながら、挑戦を続けてきました。また、その間、「カルピス」独自の「発酵から生まれるおいしさや健康」を通して、「人が人を想う、すこやかでかけがえのない時間や場所を大事にする」という、日本が大切にしてきた文化に寄り添い、時代や世代を超えて、たくさんの方にご愛飲いただいてきました。
100周年を迎える2019年は、「カルピス」ブランドがこれまで大切にしてきた「人と人との想いをつなぐ」「おいしく健康的な飲み物を提供していく」という2つの独自価値をさらに強化し、未来へつないでいく活動を中心に、様々な新しい取り組みを展開します。
「想いをつなぐ」活動は、記念日を通じて大切な人への想いを形にすることを応援する「人を想う記念日ACTION!」を開始、「おいしさと健康」をテーマとした活動は、2018年から実施している「発酵BLEND PROJECT」を強化し、全国で展開します。
人を想う記念日ACTION!
「人を想う記念日ACTION!」は、大切な人への想いを形にする象徴である“記念日”を応援することで、これまで「カルピス」ブランドが大切にしてきた「人と人との想いをつなぐ」という価値を伝える活動です。身近にある、人が人を想う、すこやかで、かけがえのない時間や場所を、これからも未来につなげていきたいという想いを“「ピース」はここにある”というスローガンで表現し、ひなまつりと七夕という「カルピス」ブランドに縁のある日本の伝統的な記念日を2つの大きな柱として、様々な施策を展開します。また、子どもの日などに加え、卒業式やお盆なども、「人を想う」記念日の一環と捉え、新たな提案を込めたTVCMや店頭施策を予定、よりパーソナルな記念日においても、大切な人への想いを形にし、アクションできる場をWEBやSNSを中心に提供していきます。
<第一弾は「ひなまつり」>
「人を想う記念日ACTION!」の第一弾は、子どもたちのすこやかな成長を願う“ひなまつり”を応援する活動を展開します。白酒に似た白い「カルピス」で乾杯したら、きっと子どもたちは喜んでくれるだろう、というアイデアから、全国の希望する保育園・幼稚園に一人一杯分の「カルピス」をプレゼントする活動を1963年から実施しております。その後、1982年からは、子どもたちがカラダだけでなく心も健やかに育ってほしいと願い、読み聞かせに適した「カルピス絵本」を37年にわたり発行して、「カルピス」と共にプレゼントしてきました。
100周年を迎える今年は、従来の「カルピス」ひなまつりプレゼントを継続するとともに、この活動をさらに発展させ、イベント、店頭での販促活動、CSR活動、広告活動などを実施し、様々な形で「ひなまつり」という記念日を盛り上げていきます。
子どもたちをお祝いする「カルピス」じゃぐち
ひなまつりを社会全体で子どもたちをお祝いしたいという想いを込めて 誰でも、気軽に子どもたちへのお祝いの気持ちを形にできる、「カルピス」 じゃぐち施策を展開します。
特設WEBサイトから子どもたちへのお祝いのメッセージを送ると、 1通のメッセージ送信が1杯の「カルピス」にかわります。イベント会場 で子どもたちが蛇口をひねると、お祝いの「カルピス」が出てくると ともに、全国から集まったメッセージ届くという仕組です。
2月22日からひなまつりの3月3日まで実施する東京ドームシティ アトラクションズでの展開を皮切りに、5月5日のこどもの日周辺まで、 全国9箇所で展開予定です。
「カルピス」絵本の家プロジェクト
子どもたちの心豊かな成長を願い、「カルピス」と絵本で地域と世代をつなぐ 「カルピス」絵本の家プロジェクトを開始します。「カルピス」は長きにわたり、ひなまつり時期に「カルピス」と絵本を全国の幼稚園・保育園に贈る〝「カルピス」ひなまつりプレゼント〟を実施してきました。100周年の今年はこれまで実施してきた園向けの活動の枠を越え、公共施設や店頭、イベントスペースなどで「カルピス絵本」の読み聞かせや「カルピス」の乾杯などを実施し、社会全体で子どもたちの成長を祝う機会を創出していきます
※URL:https://www.asahiinryo.co.jp/calpisehon/
絵本パッケージ
「カルピス」 100周年のスタートとなるひな祭りに向け、「カルピス」絵本の家プロジェクトのデザインラベルを展開します。100周年のロゴも加え、商品を通して、「カルピス」が培ってきた歴史と100周年とプロジェクトの認知向上を図っていきます。
©まえはらあきこ
<パーソナルな記念日でも展開>
みんなのパーソナルな記念日を応援“#まいにちが記念日”キャンペーン
よりパーソナルな記念日においても、大切な人への想いを形にできるよう、「カルピス」Twitter公式アカウント水玉通信にて、それぞれの大切な人を想う記念日を投稿してもらうキャンペーンを2018年11月30日から実施しています。指定のハッシュタグと共に、大切な人との記念日をツイート。投稿していただいた方の中から、素敵な投稿はみんなにご紹介し、記念日をお祝いするための「カルピス」ギフトセットも抽選でプレゼントします。
※応募期間:2018年11月30日(金) ~ 2019年6月21日(金) 10:00
※URL: https://www.calpis100th.jp/tw100/
「『カルピス』発酵BLEND PROJECT」も取り組み強化
2018年より取組みをはじめた「『カルピス』発酵BLEND PROJECT」は、発酵食品の仲間である「カルピス」が、日本各地に根付く“発酵”の魅力を更に広め発酵文化を盛り上げていく活動です。日本には、昔からの人々の知恵を活かし、おいしさと健康価値で地元の方に愛され続けている発酵食品がたくさんあります。その各地の発酵食品と、世代や地域を超えて多くの方に飲まれてきた「カルピス」がコラボレーションし、新たな発酵の魅力を伝えていきます。
昨年、愛知県(八丁味噌、三河みりん)、沖縄県(もろみ酢)、滋賀(鮒ずしの飯)の3か所で実施したこの活動を、100周年を機に取り組みを全国に拡大します。
また、昨年6月に発売し、ご好評をいただいた発酵BLEND「ヨーグルト&『カルピス』」2月26日にリニューアルし通年で発売いたします。また新しいフレーバーの発売も予定しており、年間を通じて、発酵食品のおいしさと体への良さを訴求していきます。
「発酵」という、未だに新しい事実が解明されている日本の文化を、今の時代に相応しいかたちで伝えることで、「カルピス」をはじめとする発酵食品の“おいしさと健康価値”を伝えるとともに、地域社会活性化への貢献を目指します。
サイエンスキャッスルに「カルピス賞」を設置
「“乳酸菌”や“発酵”のことをもっと子どもたちに知ってもらい、身近なものに感じて欲しい」という思いのもと、2007年から、乳酸菌・発酵をテーマとした小学生向け出前授業を行っており、これまでに199校、12,413名(小学校および科学館等のイベント会場含む)の子どもたちに授業を届けてきました。
この出前授業の活動も開始から10年が経過し、かつて本授業を受けた児童たちも中高生に成長してきています。そこで、未来の研究者となり得る人材の育成を目指し、100周年を機に、この活動をさらに発展させ、中高生のための学会「サイエンスキャッスル2019(※)」において、「アサヒ飲料社『カルピス』賞」を設けることを決定しました。 乳酸菌などの微生物で、当社のマテリアリティ「健康」「環境」「コミュニティパートナーシップ」などの社会課題の解決につながる研究を全国の中高生から募集します(募集期間:2019年2月1日~5月末)。応募いただいたテーマの中から7チームを採択し、各チーム研究費5万円を提供すると共に、当社研究員によるアドバイスが受けられる支援をします。12月には成果発表会も開催予定です。
(※)㈱リバネスが企画運営する教育応援プロジェクトサイエンスキャッスル実行委員会主催のイベント
「カルピス」ブランドは、これまでの100年間で築いてきた価値を見つめ直し、次の100年もより多くの人々から愛されるブランドであるために、ココロとカラダの健康を大切にするすべての人々にとって、なくてはならない唯一無二の国民飲料を目指して取り組んでまいります。
「カルピス」「カルピスウォーター」「カルピスソーダ」「CALPIS SODA」は、アサヒ飲料(株)の登録商標です。