合同会社SOUTHのプレスリリース
2002年に事業承継し今年で20年を迎えた北海道南幌町のアイスクリーム工房「アイスキャロル」と、2012年に閉校した南幌町夕張太小学校跡を利用し工場を構える日生バイオ株式会社がコラボレーションし商品開発をした「若葉のしずくアイス」の販売を2022年7月より開始いたしました。
- 北海道南幌町の事業者同士による夢の異業種コラボレーション。
南幌町産の大麦若葉を使用した青汁製品「なんと！おいしい 若葉のしずく（以下、若葉のしずく）」を生産している日生バイオ株式会社（以下、日生バイオ社）と、20年以上続く南幌町のアイスクリーム工房 アイスキャロル（以下、アイスキャロル）が共同開発。『地域の魅力をもっと発掘・発信したい』そんな思いから誕生したコラボ商品です。
- きっかけはふるさと納税
若葉のしずくアイスは、2016年に試作がされており、イベントでの試食では好評を得ていましたが、様々な事情で商品化には至りませんでした。
今回、再び商品化のきっかけとなったのはふるさと納税です。南幌町ふるさと納税の新しい返礼品として、商品化を再検討することになりました。
両社の架け橋となったのは南幌町のふるさと納税業務を担当する地域おこし協力隊員。
ふるさと納税業務をする中で、事業者を再び繋いで、以前からの課題は町の補助金制度やふるさと納税の販路を活用することによりクリアーしました。
８月より令和4年度の北海道南幌町ふるさと納税の返礼品として取り扱いしています。
- 原材料はすべて北海道産を使用
北海道南幌町の優良特産品でもある日生バイオ社の製品「若葉のしずく」は南幌町の契約農家で栽培期間中は農薬を使わずに栽培された大麦若葉を原材料とし、町内の工場にて加工・製造され、すべての工程が南幌町内で完結。収穫後の新鮮な状態のままコールドプレス製法で加工することにより、口当たりがよく、栄養素が凝縮されています。
ベースとなるアイスクリームは、北海道音更町産の牛乳と生クリームを使用し、アイスキャロルの店舗で手作りされています。さっぱりとしながらもコクのあるナチュラルなテイストに、大麦若葉の旨味と甘味が加わり、おいしくて健康志向なアイスクリームとなっています。
北海道産の原材料を積極的に使用することで、おいしさの追求と同時に、牛乳の余剰問題によるフードロスや、フードマイレージの削減にも取り組んでいます。
- 安心して食べられるスイーツ
若葉のしずくは栽培期間中は農薬不使用の大麦若葉を搾汁し、粉末にしているので食物繊維や栄養素がたっぷり。ノンカフェインですので多くの方に安心して召しあがっていただけます。
小売用120mlのカップアイスには若葉のしずくが約3g含まれており、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムが摂取できます。
南幌町にあるアイスキャロルの店舗では、コーンまたはカップを選んで、その場で召しあがることができます。
- 開発には町の補助金を活用
商品開発の大きな課題のひとつであった初期費用については、南幌町の「まちづくり活動⽀援事業補助⾦」を活用することで解決できました。
これは諸条件を満たしたまちづくりに関わる事業内容であれば町民は誰でも申請ができ、審査を経て認められた事業には費用の8割が補助されます。
町民や事業者の地域課題の解決に向けたチャレンジを促進し、支援を目的とした制度になっています。
▼若葉のしずくアイス 特設ページ
https://southllc.jp/product/ice.html
▼北海道南幌町ふるさと納税ページ
https://www.town.nanporo.hokkaido.jp/about/hometown-tax/
