JD.com京東日本株式会社のプレスリリース
「京東Ｘ未来レストラン」は、中国で初めて料理の注文から、会計、調理、配膳、サービスをロボットにより自動化した最新型レストランです。オープン2日目には延べ1000人以上が来店し、現在も賑わいを見せています。
“本物の美味しさ”が楽しめる料理は、有名シェフが監修したレシピに基づきロボットが調理しています。調理ロボットは1日に600食以上を調理しており、各テーブルで注文された料理は平均15分～30分ですべて揃います。
料理を運ぶ配膳ロボットは自動で配膳ルートを計算し、1日に約20キロを移動しています。また1日500回以上テーブルに料理を運んでおり、オープンした2018年11月10日から2018年末までに移動した距離は累計1000キロに及びました。
QRコードを読み込み、アプリ上から料理を注文 ▶ オーダーをロボットが調理 ▶ 配膳ロボットによって料理を配膳
現在「京東X未来レストラン」では、エンドユーザーに料理を提供するまでのサプライチェーンを均一化するセントラルキッチンを構築し、スマートレストラン運営システムの確立を進めています。顧客のビックデータから毎日必要な材料を正確に仕入れ、最適化されたオペレーションによって最高の食事体験を提供しています。
これからも京東はロボットレストランを通して、AI技術と飲食業界の融合による積極的なイノベーションを継続させながら、「ボーダーレスリテール（無界小売）※1」の実現を目指してまいります。
※1「ボーダーレスリテール」とは：京東が提唱する、オンラインとオフライン（実店舗）、物流機能まで融合させたビジネスの総称です。消費者にいつでも・どこでも、オン・オフラインの境界線すらも越え快適に消費できる環境を提供する世界です。京東はこの「ボーダーレスリテール」を、小売業のあるべき姿と考え、そこに近づくためのサービスを提供しています。京東劉CEOはこの「ボーダーレスリテール」ついて、「シーンは無限、貨物に国境は無く、人と企業の間にも壁はない」と話しています。
■「京東X未来レストラン」プロジェクト責任者 唐思宇 コメント
「現在、ロボットレストランで使用する次世代の調理ロボットを開発中です。このロボットレストラン1号店の成熟化に伴い、全国展開に向けた新たなレストランの運営企画が進行しています。」
■「京東X未来レストラン」とは
料理の注文、調理、配膳から、サービス、会計までの全工程をAIロボットとAI管理で運営しています。ロボットレストランの面積は400平方メートルあり100名まで収容できます。
注文・決済はアプリ上で完了し、中国八大料理40種を扱っています。5台の調理ロボットが調理し、出来上がった料理は配膳ロボットによりテーブルに運ばれます。
レストラン内には、20人収納可能な180°投影個室他、料理の待ち時間にゲームを楽しむことができるゲーム機エリアがあります。ゲーム機エリアには体感ゲーム機とVRゲーム機を設置されており、これまでに延べ3000人以上が体感ゲーム機を利用しています。ゲーム利用者が消費した総カロリー消費量は、ミルクティ600杯分に相当する計24万カロリーにも及びました。
▲ロボットレストラン外観
▲ゲーム機エリア
■「京東Ｘ未来レストラン」人気メニュー
1位：小炒黄牛肉（牛肉とピーマン、唐辛子の炒め物）
2位：姜辣大盆鶏（鶏丸々1羽を使用した辛い炒め物）
3位：葱爆羊肉（羊肉とネギの炒め物）
■「京東X未来レストラン」動画
https://youtu.be/b36KMK6ggoA
【会社概要】
・会社名 ： JD.com京東日本株式会社
・所在地 ： 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-1
大手町パークビルディング7階 703
・TEL ： 03-6259-1951
・資本金 ： 3,000万円
・代表者 ： 日本業務最高責任者 荒井伸二
・業務内容 ： 越境ECの進出支援、日中間の一般貿易及び技術提携窓口
