9月1日は防災の日。非常持ち出し袋にお酒も!派が約5割。その理由とは? ーなんでも酒やカクヤス調べ

株式会社カクヤスのプレスリリース

 株式会社カクヤス(本社:東京都北区、代表取締役社長:佐藤順一、以下:当社)は、カクヤスメールマガジンに登録している当社のユーザーを対象に、9月1日防災の日にちなみ「わが家の防災対策」についてのアンケート調査を行いました。

  • 実施にいたる背景

 近年、地震や豪雨など甚大な被害をもたらす自然災害が多発しています。自然災害は、いつ、どこで起きるかわからないからこそ、いざという時のために日頃から備えておくことが大切です。

 そこで当社では、9月1日の「防災の日」にちなみ、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザーを対象に、防災について具体的にどんな備えを行っているか、わが家の防災対策についてアンケート調査を行いました。

  • 調査結果トピックス

1.災害への備えをしている人80.9%。備えてない理由「必要性を感じているが、対策にまで至っていない」65.8%
2.実施してる防災対策第1位「水や食料、電池、生活用品の備蓄」、第2位「非常持ち出し袋の用意」
3.「非常持ち出し袋にお酒を入れたい?」Yes45.2%、その理由は?

  • 災害への備えをしている人は8割以上

 世界でも自然災害の多い国として知られる日本。その特有の地形により、昔から地震や津波、火山噴火、台風、洪水、土砂災害、雪害などさまざまな被害を被ってきました。最近では地球温暖化などの影響もあって、豪雨による大規模災害が頻発しています。自ずと防災への関心が高まるのも当然のことといえるのではないでしょうか。

 実際、今回のアンケートでも8割以上の人が、程度の差はあれ、家庭において災害への備えをしていることがわかりました。

 一方で「備えをしていない」と回答した人は19%で、一定数いることも判明しました。そこで、防災対策をしていない理由を複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「必要性を感じているが、対策にまで至っていない」66%でした。次いで「防災グッズを置くスペースがないから」23%、「現実感があまりないから」20%と続きます。

 自然災害に対する備えは必要と思いつつも、なかなか行動にまで及んでいないのは、おそらく自然災害が“自分事”にはなっていないからと推測されます。

 しかしながら、「天災は忘れたころにやって来る」という言葉があるように、自然災害はその悲惨さを忘れたころに再び起こるとも言われています。いつ自分の身に降りかかってくるかわからない。それゆえ、当事者意識をもって普段から備えておきたいところです。

  • わが家の防災対策を見直す人は8割以上

 とはいえ、何をどう備えたらよいのか、悩む人もいるのではないでしょうか。そこで「備えをしている」と回答した人に、どんな防災対策をしているのかを複数回答可で聞いてみました。

 最も多かったのは「水や食料、電池、生活用品の備蓄」で88%に上りました。次いで、「非常持ち出し袋の用意」55%、「ハザードマップなどで避難場所の確認」47%、「家具の転倒防止や消火器の用意など家の点検」32%と続きます。

 なかには、「連絡用の無線機を購入」や「大容量のモバイルバッテリー常備」を挙げる人もいれば、「キャンピングカーに避難道具一式常備」という防災の達人のような人もいました。

 こうした備えをしている人たちに対して、自らの防災対策を見直すことはあるかを聞いてみたところ、程度の差はあるものの、8割以上の人が「見直している」と回答しました。

 確かに、食料には消費期限があります。いざという時に期限切れでは備蓄の意味がありません。

 水についても然り。飲料水は1人あたり1日3リットル、最低でも3日分が必要といわれていますが、2リットルボトルで用意しておくと、いったん開けてしまうと飲みきれず、時間が経つと衛生的な問題も出てきます。そのため、500ミリリットルのボトルと組み合わせて用意したほうが便利というアドバイスもあります。(※1)

 防災対策は一度講じたら終わりではなく、定期的に見直し、命を守るためにアップデートしていくことが大事です。

(※1)2Lだけでなく、500mlも!? 災害発生後は「水」の需要急増! もしもに役立ついつもの備え ― カクラボ調査隊 参照
https://kakulabo.jp/serial/kl20210416.html

  • 非常持ち出し袋にお酒を入れる派は45%

 今回、防災意識に関するアンケート調査を実施するにあたり、お酒が好きなカクヤスユーザーだからこそ聞いてみたい質問も加えてみました。それは、「災害時に持ち出す非常持ち出し袋にあと一つ何かを入れることができるとしたら、お酒を入れたいか?」です。その理由も含めて聞いてみましたが、なんと「はい」は45%、「いいえ」は55%という結果になりました。

 10ポイントの差を付けて「いいえ」に軍配が上がりましたが、その理由は実にさまざまです。

 「持ち出したい気持ちはありますが、やはり生き残るためにはお酒よりも必要なものがあると思う」「誰でも飲めて、使い道の多い水が良いと思います」「子どもがいるので、子どもたちに必要なものを一つでも入れたい」「缶詰など非常食や衛生用品を優先したい」etc.

 なかには、お酒を飲むといろんなリスクがあるから、という回答も目立ちました。

 「何かあったときにお酒を飲んでいては対応できない。そもそもお酒があったところで飲む気持ちになるのか。周りの目も気になる」「なんとなく不謹慎な感じがする」「トイレの心配」「飲酒は脱水や危機意識の低下などを招く」etc.

 また、お酒が好きだからこそ、「気持ちに余裕があるときに楽しみたい」「持ち出すことを考えるより安全に保管できる環境をつくりたい」という回答もありました。

 一方で、「はい」と回答した人たちの理由として機能性を訴えるものが多くありました。

 「ウイスキーやジンなどのアルコール度数の高いものは気付け薬にも消毒にも使える」「冬季の場合、体があたたまるから」「ウイスキーやブランデーは燃料にも使える。負傷などの緊急時、一時的に麻酔にも使用できる」etc.

 また、情緒的な面でのメリットを挙げる人もいました。

 「飲む・飲まないに関わらず、酒を持っていたら心のゆとりになる」「避難生活になった場合のストレス解消に」「避難している方々とのコミュニケーションに使える」etc.

 もちろん、シンプルにお酒が好きだからという人も。
「不謹慎と思われても入れておきたい」「僕にとってお酒(ウイスキー)は命の次に大事」etc.

 入れるか、入れないか。それぞれにもっともな理由があり、防災対策における正解はありません。ですが、最後にこんな2人のコメントを。
「3.11の時、みんなが寝た後に飲んだビールに救われた」
「東日本の震災経験者なのですが、アルコールを利用してのリラックスも必要だった」
生き延びた先にある現実と向き合うには、お酒の力も必要なときがあるのかもしれません。

アンケート結果の詳細記事についてはこちらから:
https://kakulabo.jp/serial/kl20220810.html

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:2022年7月26日(火)~7月31日(日)
回収サンプル数:628

※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。

  • 【アンケート掲載サイト】

なんでも酒やカクヤスの情報発信メディア
KAKU LABO―カクラボ―
URL:https://kakulabo.jp/

  • 【株式会社カクヤスについて】

本社:東京都北区豊島2-3-1
代表取締役:佐藤 順一
事業内容:酒類・食品等の飲食店および個人向け販売、「なんでも酒やカクヤス」、「KYリカー」、その他の店舗運営
URL:https://www.kakuyasu.co.jp/

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