日本オリーブ株式会社のプレスリリース
日本オリーブ株式会社(所在地:岡山県瀬戸内市牛窓町、取締役社長:服部芳郎)は、スペインの希少品種アロニス種(有機栽培)を100%使用したシングルエステート単一品種のオイル「一期一会エキストラバージンオリーブオイル アロニス種」を2022年9月1日(木)にオンラインショップ等で数量限定発売いたします。
現在、オリーブの総品種数は明確になっていませんが約1600種が同定されています(「オリーブのすべて」幸書房より)。日本で入手できるエキストラバージンオリーブオイルの種類はそのうちのごくわずかです。まだ未紹介の品種が多数ある中で、美食の都バスクのチーズケーキやピンチョスが日本で紹介され、美食家が注目しているのがナバラゆかりの「アロニス種」です。
アロニス種の実 Special Thanks Grupo Viveros Sophie
バスク語圏のナバラ州の村の名前が付けられた希少品種アロニス
アロニス種は、少し前までは枯れた土地に栽培されていたため(良い土地にはワイン葡萄や小麦などを栽培)生産性も低く注目されず旧式の栽培がされていた程度でした。しかし、良い土地に灌漑を利用した密植栽培により良い結果が出たため、非常に興味を持たれ、コンテストで高評価のオイルも出始めました。
アロニス種
バレンシアの農園でもアロニス種が栽培を拡大
そのような情勢の中、バレンシアでは、農園主がふるさとのナバラを思い育てたアロニス種の農園がレッツェ社に引き継がれました。アロニス種は干ばつと寒さに強くピノソの気候での栽培にも適しており、また柔らかな風味でありながら余韻が長く力強い所が気に入りレッツェ農園でも栽培面積を拡大しました。
アロニス種 最大の特徴は青いトマト、甘いフルーツのようなトマトとは一線を画す大人の風味です。
【当社鑑定士官能評価】
とてもフルーティなオイルで、葉や草を連想させるさわやかなグリーンノートとともに、青いトマトや青いリンゴ、青いバナナなど若々しい果実の香りの後に、ほんのりとバニラのような甘い香りが広がってきます。口に含むと、ナッツのような香りが広がり、オイルの甘さが実感できます。そして茶葉にも似た少しの渋味と、比較的持続性がある適度な辛味を感じ、全体的にさわやかな印象を与えます。
【おすすめ料理】
おすすめはオープンサンド
野菜やマッシュルームによく合います。オープンサンドにどうぞ。
ナバラといえば鱒料理。日本で入手しやすい鮭のムニエルで。
アロニス種はフライパン料理など火を通す料理にも向いています。
バル料理やピンチョスに。特にピーマン料理にどうぞ。
【商品情報】
品名 一期一会エキストラバージンオリーブオイル アロニス種
発売日 2022年9月1日 ※一部販路では先行発売を実施しました。
容量・税込価格 450g ¥3,024 / 180g ¥1,512
一期一会エキストラバージンオリーブオイルアロニス450
一期一会エキストラバージンオリーブオイルアロニス180
【販路】
公式HP:https://bit.ly/3K6DFfV
【ブランド「一期一会」について】
スペインに自社農園を所有する日本オリーブ株式会社のオリーブオイル鑑定士は、現地のオリーブ生産者とのお付き合いの中で、プレミアム級のエキストラバージンオリーブオイルに出会うことがあります。シングルエステートの単一品種のオイルは、自然の産物のため、毎年、全く同じ味にはなりません。また、入手することそのものが困難になるかもしれません。今、出会った素晴らしいこのエキストラバージンオリーブオイルを是非日本の皆様にお届けしたい……一期一会の心を大切に、日本で丁寧に瓶詰めしました。皆様のお口に合いますように。
【企業情報】
第二次世界大戦中、岡山県有数の商家の第11代当主 服部和一郎は「食料確保のため、山を芋畑に」と軍部から要請され、「芋畑にすると、瀬戸内の素晴らしい景観が損なわれる。オリーブは薬用になり、食用になり、灯火にもなる」と考え、1942年4月19日、開墾した阿弥陀山中に、平和の象徴オリーブを植樹しました。
1949年6月1日、日本オリーブ株式会社を設立と同時に、第一号商品「オリーブマノン バージンオイル」(オリーブ油100%の純粋化粧用油)を発売。
日本でのオリーブオイル需要増に対応するため、1992年には世界一のオリーブ生産国スペイン トルトサにも自社オリーブ園を開設し、現在、牛窓オリーブ園で10ha、約2,000本、トルトサオリーブ園で45ha、約3,100本の栽培・収穫・加工を生産者として行いながら、オリーブのオイルのみならず果汁・葉エキスなどの基礎研究・医薬部外品や化粧品の商品開発、販売を行っています。
https://bit.ly/3rgNwrk
【会社概要】
社名:日本オリーブ株式会社
代表取締役社長:服部芳郎
住所:岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓3911-10
【牛窓オリーブ園情報】
1942年、創業者服部和一郎(現社長の曽祖父)は百年先の牛窓の景観を保つため、また、「オリーブは薬用になり、食用になり、灯火にもなる」と考えて阿弥陀山を開墾してオリーブ園を開園しました。現在、約10haに約2,000本の規模で栽培を行いながら、年間約9万人(2018年度)が訪れる岡山県南有数の観光スポットとなっています。年中無休・入場無料
https://bit.ly/3va15di