美術館に飾るような器で佐賀の美食を楽しむプレミアムレストラン「USEUM SAGA」(ユージアムサガ)第3弾を10月9日より佐賀県嬉野市で開催!

佐賀県のプレスリリース

 佐賀県内の料理人が佐賀の食材と器への理解をより深め、磨いてきた自身の技術や感性などを表現・発信する場として、令和3年度から開催しているレストランイベント「USEUM SAGA」(ユージアムサガ)。
 その第3弾の舞台となるのは、日本三大美肌の湯と称され1,200年以上の歴史がある温泉の町「嬉野市」。霧深い山々に囲まれ、江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えた嬉野は、お茶の栽培に適していたことから「うれしの茶」の生産が盛んであり、また、有田焼と同じ時代を歩んできた「肥前吉田焼」の産地として数百年もの間、その歴史が受け継がれています。
 これら三つの伝統文化が息づくこの地で開催する今回のイベントでは、海外の著名なレストランを渡り歩き、今年7月にSHINZO&arita huis(シンゾーアンドアリタハウス)のシェフに就任した池田孝志氏と、今年発表されたレストランガイドブックでベストパティシエ賞を受賞するなど今最も注目を集めるシェフパティシエのひとり加藤峰子氏による饗宴が実現。
 互いにその土地の風土や文化、人に触れることで得られる感覚を大切にしているふたりの感性が織りなす食の体験をお楽しみください。
 数日限定のプレミアムレストランは、完全予約制。公式サイトで予約申込が可能です。(https://www.useumsaga.com
 

  • USEUM SAGA 第3弾開催概要

 本イベントは、コラボイベントと単独イベントの二本立てのプログラムで構成されています。イベント全体を通じて、次代を担う県内料理人のひとり池田孝志氏が県内の様々な生産者との出会いに刺激を受け、試行錯誤しながら生み出した料理の数々を披露します。

1.各プログラム
① 2 Senses Fusion(県内料理人とトップパティシエによるコラボイベント)
〔日 程〕
令和4年10月9日(日曜日)、10日(月曜日・祝日)
・昼の部(10日のみ)      12時開始
・夜の部(9日、10日両日)   18時開始
〔会 場〕 SHINZO(シンゾー)(嬉野市嬉野町大字下宿乙738 和多屋別荘敷地内)
〔定 員〕 各回26名
〔料 金〕 スペシャルメニュー+フルペアリング
※FARO(ファロ)のソムリエ・桑原克也氏によるペアリングドリンク
・アルコールペアリング     28,000円
・ノンアルコールペアリング   25,000円
※金額は全て消費税・サービス料込み
※当日、現地決済(クレジット対応可)
〔出演者〕
・池田 孝志(いけだ たかし) SHINZO&arita huis シェフ  (佐賀・嬉野/有田)
・加藤 峰子(かとう みねこ) FARO(ファロ) シェフパティシエ (東京)

② Ikeda Edition(池田氏によるUSEUM SAGA限定メニュー)
〔日 程〕
令和4年10月15日(土曜日)、16日(日曜日)、22日(土曜日)、23日(日曜日)
・昼の部        12時開始
・夜の部        18時開始
〔会 場〕 arita huis(アリタハウス)(西松浦郡有田町赤坂丙2351-169 アリタセラ内)
〔定 員〕 各回20名
〔料 金〕 USEUM SAGA限定メニュー
・昼の部    8,000円
・夜の部   13,000円
※コースに合わせたペアリングをご用意(当日オーダー可能)
・アルコール           5,000円
・ノンアルコール         2,000円
※金額は全て消費税・サービス料込み
※当日、現地決済(クレジット対応可)

2.参加方法
完全予約制、有料制
公式サイト(https://www.useumsaga.com)での予約受付
※9月5日(月曜日)正午から予約受付開始
※定員になり次第受付終了

<料理イメージ>
池田孝志 氏(SHINZO&arita huis)

加藤峰子 氏(FARO)

<前回までのUSEUM SAGAの様子>
USEUM SAGA 第1弾(令和3年7月3日~4日 コラボイベント)

 
USEUM SAGA 第2弾(令和4年4月16日~17日 コラボイベント)

 

  • 出演者プロフィール

池田 孝志(いけだ たかし) SHINZO&arita huisシェフ
<プロフィール>
1993年熊本県生まれ。
22歳で渡仏し、パリの星付きレストランを皮切りにデンマーク・コペンハーゲン、スペイン・ビルバオなどの著名なレストランで研鑽を積む。
さらには、食のアカデミー賞と呼ばれ、その年の世界の最も優れたレストラン50店を選ぶ「世界ベストレストラン50」で10年連続トップ10入りを果たした、スペイン「Mugaritz」に勤務し、その土地ごとの文化を柔軟に解釈し表現する、という自身の料理スタイルの根幹を学ぶ。
SHINZO&arita huisでは、これまでの経験はもちろん、今後、新しい土地で得る新鮮な感覚も随時還元し、“文化を具現化する”レストランを目指す。
 

加藤 峰子(かとう みねこ) FAROシェフパティシエ
<プロフィール>
デザイン、美術、現代アートやモノづくりに興味を持ち、食の分野からパン・お菓子の道を選び進む。約10年間、「イル ルオゴ ディ アイモ エ ナディア」「イル・マルケジーノ」「マンダリンオリエンタルミラノ」(ミラノ)、「オステリア・フランチェスカーナ」(モデナ)など、イタリアの名立たるミシュラン星獲得店にてペイストリーシェフを勤める。「エノテカ・ピンキオーリ」(フィレンツェ)のチョコレート部門を経験。「ファロ」では、旅するように“特別な体験として脳裏に残るようなレストラン”を目指し、日本の自然や和のハーブをリスペクトしたデザートを提案。自家製酵母など原材料からこだわり、メニュー開発に取り組む。
「ゴ・エ・ミヨ2022」にてベストパティシエ賞を受賞。
 

  • 趣旨・概要

食材と器と料理人が織りなす食文化創造事業(サガマリアージュ)
 佐賀県では、有田焼創業400年事業や肥前さが幕末維新博覧会、アジアベストレストラン50などを契機に、「食材」と「器」と「料理人」を組み合わせ、調和させることによって新しい価値を創造する「サガマリアージュ」に取り組んでいます。
 これにより、佐賀が世界に誇るべき「食材」と「器」の価値に気づき、これらを磨き上げ、新たな価値を創造する料理人が育ちつつあることから、令和3年度より、これまでの成果を受け継ぎ、「サガマリアージュ」を進化させて、トップシェフを目指す県内料理人や料理人を志す学生などのスキルアップを目的とした取組をスタートさせたところです。

①サガマリアージュラボ

才能ある県内料理人のもとに、こだわりの食材や器などの作り手が集まり、互いの持つ知識や技術、感性などを共有することでスキルアップを図る自発的な研究会を県内各地に立ち上げる。

②USEUM SAGA(ユージアムサガ)

「サガマリアージュラボ」での活動を通じて磨いてきた知識や技術、感性などを表現・発信する場として、人間国宝などの器を使った期間限定のプレミアムなレストランイベントを開催する。

③サガマリアージュアカデミー

次の世代を担う料理人を育成するため、料理人を志す学生や若手の料理人を対象に、トップシェフなどによる特別講義や著名レストランへの研修支援など、ステップアップのための学びの機会を作る。

このような取組を通じ、国内外で食と器と料理人のまちとして佐賀県の評価が高まり、ひいては県内に旅の目的となるレストランが生まれることを目指します。

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