株式会社bonaのプレスリリース
このたび、株式会社 bona(本社:京都市、代表取締役:奥 祐斉)では、NPO 法人ヤウダゴベ(拠点:ニジェール共和国、共同代表:三木夏樹)と共に、西アフリカにあるニジェール共和国で新しい村づくりを進めるためのクラウドファンディングを開始し、期日までに更なる支援を募っていることをお知らせいたします。
- プロジェクト概要
株式会社 bona は、「世界のことを、ちょっとずつ良くする」ことをモットーに、多様なオンラインコミュニティの運営・各地のクリエイターや事業者と共創し商品開発等を行っています。
本クラウドファンディングでは、ニジェールで土地を購入し、ハウサ族、トゥアレグ族、フラニ族という異なる民族の共存を実現し、新たな地でコミュニティ(村)をつくることに挑戦します。
目標金額は 280 万円。開始 24 日目で支援者 161 名、目標金額の75%の 210 万円を達成していますが(9/12 日 現在)100%達成に向けて更なる支援に期待をしています。次なる第2ステージ(NEXT GOAL)の目標として、次回の渡航やアフリカコーラへの準備資金に充てる為に追加で40万円を追加で募集することに挑戦する予定です。
<クラウドファンディング特設ページ>
ニジェールに新しい村を!自治の村を作り直し、アフリカ本来の共助を取り戻したい!
https://camp-fire.jp/projects/view/609937
- 企画内容
ニジェールの小さな村に暮らし始めて今年で12 年目になる日本人・三木夏樹が現地の住民と運営するNPO法人 ヤウダゴベは、貨幣経済によって生きづらさを感じている村人と共に、新しく村を作ることになりました。
経済的・過度な宗教的な理由などを背景に分断が生まれ、生きづらさを感じている村人たちが手を挙げて、200村から20家族〜30家族が移住する予定です。
今後、彼らの「生きづらさ」を「生きやすさ」に変容していく為のお手伝いを日本とアフリカを通して進めていく予定です。
またこの村を一つのモデルとして、近隣の地域にも自治の村を作っていくことも目標です。
株式会社 bona では、本プロジェクトにおけるゼロベースでの自治・共助のコミュニティ作りの実践を日本におけるコミュニティ作りや商品開発へも生かしてまいります。
bonaが目指す姿
「なぜ新しく村を作るのか」、現地の住人にインタビューした動画です。
メイン画像には男性ばかりの集合写真を使いましたが、宗教的な理由により、女性と男性が一緒には写真が撮れなかった背景があります。新しい村に移住する女性も子どもたちもたくさんいます。
- クラウドファンディングの返礼品
「AFIRICA COLA」
新しく作る村がある地域では、コーラの原料となるスパイス・コラの実が栽培可能です。新たに村の特産品として栽培することを目標としています。将来的に、新しい村で栽培したコラの実を日本へ輸入することを目指し、先立ってレシピを開発して商品化しました。
「AFRICAN Tシャツ」
岡山にあるアフリカ布のブランド「jam tun」のアフリカ布の端切れを利用して、就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」にて利用者の方に1枚1枚丁寧にデザインしていただいた、世界に1枚しかないオリジナルのTシャツです。
その他、沖縄の「OKINAWA CACAO」とコラボして作成したセネガル産のバオバブ入りの限定・SANU SANUチョコレートや、大阪の堺市にある「株式会社 ナカニ」の手拭い職人・足立さんとコラボして作成したアフリカン手拭い、西アフリカの海洋プラスチックゴミから生まれたアップサイクルのお皿など、アフリカのことを身近に感じていただける返礼品を多数ご用意しています。
クラウドファンディングの返礼品の一部
- 賛同者集めのニジェール巡回の写真展
ニジェールの村づくりの現場、移住する住民の姿を伝える写真展「SANU SANU 〜ぼくたちはニジェールで、新しい村を作ることにした〜」を全国で開催し、クラウドファンディングへの理解、賛同者を集めています。
●東京:「3331 Cafe Ubuntu」9/10(土)〜 9/19(月・祝)
●京都:「Len Kyoto Kawaramachi」9/22(木)〜 10/2(日)
※2022 年 4月からスタートし、これまで全国 15 箇所で開催されました。
スタートの地となった、三木さんの地元・京都の「Kumagusuku」での展示
沖縄県・名護市にある「coconova」での展示の様子
奥の地元である千葉市「HAKO」での展示
- プロフィール
左から三木夏樹、オマル、奥祐斉
三木 夏樹
NPO法人ヤウダゴベ共同代表
1974年 京都市生まれ。
西アフリカのニジェール共和国で、村に住み衣食住を共にしながら専門分野を限定せず、地域を包括的に捉える協力活動を展開している。20代の頃にカナダへ渡航した際に東欧やアフリカの難民の人たちと話したことで、彼らのルーツに興味を持ち、2003年からケニアのNGOで勤務、その後にJICA青年海外協力隊としてニジェール共和国へ。2010年から現在の村での生活を続けている。
オマル・マティ
現地のNGO法人・ヤウダゴベ代表
若い頃からリーダー気質で村人から厚い信頼をされ、今の役割になった。昔は政治家(県庁で働いて)いたが、軍事クーデターで職を失ったときに三木夏樹と出会いNGOを一緒に立ち上げる。お父さんも住民のリーダーだったので、その後継者である。息子たちも同じようにリーダーになるのでは、と期待をされている。ちゃんと今ある常識を疑える人格者である。
奥 祐斉
bona Inc 代表 / となり主宰
1991年 千葉県出身。株式会社bona 代表・オンラインコミュニティ「となり」主宰
コミュニティビルダーであり106の国と地域を回った旅人。かつて暮らしたアフリカで心が救われた経験から、日本にアフリカの多様でおおらかな価値観を輸入すべく活動している。世代を超えた「となり」を主宰し、対話にこだわった企画を同時多発的に開催し続けている。
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