キリンホールディングス株式会社のプレスリリース
キリンホールディングス株式会社(社長:磯崎功典、以下キリン)は、当社の独自素材である「プラズマ乳酸菌」について、日本コカ・コーラ株式会社(社長:ホルヘ・ガルドゥニョ、以下日本コカ・コーラ社)に提供することに合意しました。今後、当社による技術的なサポートを行いながら、日本コカ・コーラ社により「プラズマ乳酸菌」を配合した製品の企画・開発が進められます。
プラズマ乳酸菌
■キリンの独自素材「プラズマ乳酸菌」について
「プラズマ乳酸菌」は、健康な人の免疫の維持をサポートする乳酸菌です。世界で初めて※1免疫の司令塔pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけることが論文で報告されています。キリンホールディングス、小岩井乳業、協和発酵バイオが共同で研究を進め、国内外の大学・研究機関の協力のもと、これまで多数の論文・学会発表を行っています。
※1 ヒトでpDCに働きかけることが世界で初めて論文報告された乳酸菌(PubMed及び医学中央雑誌Webの掲載情報に基づく)
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」のもと、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※2先進企業となる」ことを目指しています。その実現に向けて、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス事業」の育成を進めています。2020年11月には、日本初の免疫機能の機能性表示食品「iMUSE」シリーズを発売し、「プラズマ乳酸菌」の働きで健康な人の免疫機能の維持をサポートする商品を展開してきました。お客様から高く評価いただき、「プラズマ乳酸菌」関連商品の2022年1~6月の販売実績は前年比約5割増と拡大しています。キリンビバレッジ社から展開する「キリン iMUSE 朝の免疫ケア」などグループ各社の展開に加え、外部パートナー企業を通じた拡大など、「プラズマ乳酸菌」を配合した機能性表示食品の裾野は着実に広がっています。今後も「免疫ケア」をしながら生活する一人ひとりの健康を支援し、明るく健康で生き生きと過ごせる社会の実現を目指します。
※2 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造