有限会社佐藤商店のプレスリリース
大分県由布市にあるこんにゃく製造業の佐藤商店。長年販売している看板商品「佐藤商店のこんにゃく」を今秋リニューアルして発売。お客様より「柔らかいのに弾力がある」「味しみが早い」「賞味期限が短いけどなぜ」など色々なご質問をいただくこのこんにゃく。今回はその中身をご紹介いたします。
- 始まりは原料の残り
昭和33年に創業した佐藤商店。製造したこんにゃくを近隣の商店に卸していた頃、こんにゃくの原料が余ってしまい「捨てるのがもったいないので何か他のこんにゃくを作れないか」と考え、できあがったのがこの商品。そのまま食べるにはアクが強すぎるので、一晩かけて釜でゆで上げたところ「柔らかいのに弾力があるこんにゃく」が出来上がりました。当初は社員に配る程度でしたが、その柔らかく弾力のある食感の話を聞きつけた小売店からお話をいただき販売を始めたのがキッカケです。
- 他との違いと改良点
その後試行錯誤し完成したのが現在の「佐藤商店のこんにゃく」です。では他のこんにゃくと何が違うのか?
まず違うのが食感。柔らかいのに弾力があり、お子様やお年寄りでも食べやすく歯切れもよいです。味しみが良く短時間で調理していただけます。しかも、開封後水洗いで食べられます。それは、製造時に釜茹でしアク抜きを行っているからです。在庫を持たず、日々一つ一つ手作業で切り出し、注文を受けた分だけ袋に詰めてそのまま出荷していますので、出来立ての「生のこんにゃく」を食べていただけます。その分賞味期限が製造後8日間と短いですが、開封後水洗いするだけでも食べられる、他には無い「生のこんにゃく」を味わうことが出来ます。
今回製造工程を見直し、弾力もあり味しみがよい特徴はそのままに、より柔らかいこんにゃくの製造を行えるようになりました。商品を持ち上げたときに違いがわかるほどの柔らかさです。
またパッケージもリニューアルし「できたての風味をそのままに」とメッセージを入れ、新鮮さを打ち出しております。
- 切込み作業
- 食べ方
もちろん煮物、鍋物です。味しみが良いので煮込み時間は短くて大丈夫です。2cm四方のサイコロ状ですと5分ほどで染み込みます。
漬けこんにゃくもおすすめです。適度なサイズにカットし調味液に10分ほど浸していただくと出来上がります。お酒のつまみや丼物としても美味しくいただけます。
さしみこんにゃくでも美味しくいただけます。スライスし、からし酢みそやわさび醤油、田楽みそなどでも美味しくいただけます。
- 調理例:漬けこんにゃく
- 調理例:こんにゃくさしみ
- 調理例:煮つけ
- 調理例:手綱こんにゃくの煮つけ
- こんにゃくへの思い
佐藤商店は昔ながらのこんにゃく製品と新たなこんにゃく製品を開発し健康的な食文化のご提供ができるよう日々努めております。1つの製品にどれだけこだわれるか?簡単なようで難しい取り組みですが「買ってよかった、使ってよかった」と思われるこんにゃくをお届けできればと考えており、これからも古き良き物の継承、新たな食文化への挑戦を続けていきます。
- 佐藤商店
湯布院温泉郷(ゆふいんおんせんきょう)は、大分県由布市にある国民保健温泉地のことです。その一角「庄内温泉」地域に位置する佐藤商店は、戦後まもなくこの地で製造を始め60年余り。九州久住山系の湧水を源水とした水を使用し、国産原料にこだわり製造しています。また地元農家の方々に生産していただいているこんにゃく芋を使用した、大分県産の生芋こんにゃくなども製造し、九州を中心に関東・関西圏にも出荷しております。
有限会社佐藤商店
〒879-5413 大分県由布市庄内町大龍2633-3
TEL:097-582-0134
URL:https://sato-shoten-yufu2.jimdo.com
事業内容 :こんにゃく製造・販売