株式会社カクヤスのプレスリリース
株式会社カクヤス(本社:東京都北区、代表取締役社長:佐藤順一、以下:当社)は、10月1日より大手ビールメーカーが酒類の値上げを発表したことを受け、カクヤスメールマガジンに登録している当社のユーザーを対象に、「酒類の値上げ」について実際どう思っているか、値上げに向けての節約術などアンケート調査を行いました。
- 実施にいたる背景
2022年秋は値上げラッシュ。不安定な社会情勢の影響による原材料の高騰や円安、人件費の高騰などを受け、生活に密着した商品やサービスが軒並み値上げを強いられています。酒類も例外ではなく、10月1日から大手ビールメーカー4社が値上げすることを表明しています。
この非常事態に愛飲家たちはどう対応するのでしょうか。そこで、カクヤスメールマガジンに登録している当社のユーザーを対象に本音を調査。あわせて、値上げに向けた節約術も聞いてみました。
- 調査結果トピックス
1.酒類値上げについて55%が「今の状況なら仕方がない」
2.値上がり前の「買い置き」する派45%、しない派55%
3.値上げしても37%は「節約しない」
4.「あなたにとってお酒とは?」愛飲家たちの名言コメント
- 酒類値上げでも55%は「買い置きしない」
記録的な猛暑の夏が過ぎ去り、ようやく秋めいてきた今日この頃。過ごしやすくなったと思いきや、今度は記録的な値上げの嵐が待ち構えています。なかでも、食品分野の値上げは止まるところを知らず、とうとう酒類にも影響が及んでいます。
お酒が好きな愛飲家たちは今回の値上げをどう思っているのでしょうか。複数回答可でその思いを聞いてみたところ、最も多かったのは「今の状況なら仕方がない」55%で、「断じて許せない」3%を大きく上回りました。
「世界的にインフレですし、もはや値上げはやむなしではないでしょうか」というコメントもあり、昨今の状況を冷静に見ているようです。
なかには、「嗜好品なので仕方がないです。おいしいものなら、見合った対価を払うべきだと思います。安く買えればいいとは思いません」「値上げはきちんと従業員に還元されれば、社会全体に還元されるものなので、正当な値上げはむしろ望ましい」など、作り手に配慮する意見もみられました。
もちろん、「悲しく、残念に思う」と回答した人も多く、51%に上りました。「給料も上がらないのに物価だけ上がるのが悲しい」「税率を下げて欲しい」と訴える声も。
こうしたなか、10月からの値上げに備えて事前に酒類を買い置きするかどうかを聞いてみたところ、買い置きを「する」派は45%、「しない」派は55%で、「しない」派が10ポイント上回りました。
「買い置きするよりは、鮮度の良いものを飲みたいから、その都度買っていきたい」という意見もあり、価格に左右されない一面もみられました。
- 節約するなら「飲む頻度を減らす」
今回の酒類の値上げに対して、愛飲家たちは家飲みでのお酒の費用を節約するのでしょうか。
結果は、「節約しない」が最も多くの票を集めました。ですが、「節約しない」の37%に対し、「節約する」は31%、「そのときになってみないとわからない」が29%とそれほど大きな差はなく、意見は割れました。
「値上がり金額によって判断する」という意見もあり、様子見の人も多いのかもしれません。
では、「節約する」派はどのように節約するのでしょうか。複数回答可で聞いてみたところ、最も多かったのは「飲む頻度を減らす」52%でした。次いで「1回当たりの飲む量を減らす」と「セールになったときにまとめ買いをする」が同率の39%、「これまで飲んでいたお酒よりも価格の安いものを買う」33%と続きます。
「家族に迷惑をかけてまで出費を増やせないので、支出が増えないように工夫していきたい」「家計に負担がかかるようになったら、最初に減らすことを考えます」「毎日飲んでいますが、値上げ後は特別な日に飲むようにします」という声もあり、やはり値上げは愛飲家たちにとっても痛手であるようです。
- お酒は人生の「良きパートナー」
今回、愛飲家たちにとってお酒はどんな存在なのかを聞いてみたところ、名言ともいえるコメントが多数寄せられました。
まずは、「一日の疲れを癒やしてくれる存在」「一日の締めに必要なもの」など、「仕事終わりの癒やし」としてとらえているコメントが多く目立ちました。
確かに、「ストレス解消」は重要なキーワード。 「夕食に家族が揃って乾杯し、お酒を飲みながら一日の出来事を話して、ストレスを解消しています」という人も。
一日の終わりにお酒を飲むことで、生活にメリハリを付けている人は多いようです。
「仕事からプライベートへ気持ちを切り替えるスイッチのようなもの」「気持ちをオフにしてくれる大事なもの」というコメントにそれが現れています。
また、「コミュニケーションツール」という人も少なくありませんでした。「コミュニケーションの円滑化にも貢献するサポーター」「家族との団らん、仲間との潤滑油」というようなワードが続々。
一方では、「楽しみ」と表現する人も少なくありませんでした。「日々の楽しみ」「毎日の楽しみ」「週末の楽しみ」さらには「人生の楽しみ」という人も。
「人生」を軸にお酒を語る人も多く、「人生の友」「楽しい時も悲しい時もいつも一緒にいる親友」など、お酒はかけがえのない「パートナー」のようです。
それゆえ、「値段が変わっても今の生活を変える予定は一切ありません」など、値上げに屈しない姿勢を見せる人も多々いました。
「お酒はとてもおいしくて面白くて楽しくさせてくれて、きちんとしたものであれば歴史や文化を感じさせてくれる素晴らしいもの。何が起きても上手に付き合っていきたい」
この言葉に愛飲家たちの思いが凝縮されています。さて、あなたにとってお酒はどんな存在でしょう?
アンケート結果の詳細記事についてはこちらから:
https://kakulabo.jp/serial/kl20220914.html
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー
調査期間:2022年9月1日(木)~9月4日(日)
回収サンプル数:525
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とならない場合があります。
- 【アンケート掲載サイト】
なんでも酒やカクヤスの情報発信メディア
KAKU LABO―カクラボ―
URL:https://kakulabo.jp/
- 【株式会社カクヤスについて】
本社:東京都北区豊島2-3-1
代表取締役:佐藤 順一
事業内容:酒類・食品等の飲食店および個人向け販売、「なんでも酒やカクヤス」、「KYリカー」、その他の店舗運営
URL:https://www.kakuyasu.co.jp/