世界の和食を牽引する「祇園さゝ木」のシェフ佐々木浩氏がまん福ホールディングスのスペシャル・アドバイザーに就任

まん福ホールディングス株式会社のプレスリリース

 食に特化した事業承継を行う、まん福ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:加藤智治、以下 「まん福HD」)は、9月1日より、日本のみならず世界に名を轟かせている「祇園さゝ木」(店舗:京都市東山区、代表:佐々木浩)のオーナーシェフ佐々木浩氏にスペシャル・アドバイザーに就任頂きましたことをお知らせいたします。

■就任の背景
 2013年に、「和食:日本人の伝統的な食文化」はユネスコ無形文化遺産に登録されました。そして東京は世界でミシュランの星を最も獲得している美食都市であり、京都、大阪も世界トップ5にランクイン(※)しています。日本の食文化は、世界最高水準であり、日本が世界に最も誇れる文化です。
 まん福HDは、9月よりミッションを“「うまい」でこの国をしあわせ一杯に。”から“「うまい」でこの星をしあわせ一杯に。”と変更し、この素晴らしい日本の食文化の可能性を国内からグローバルへと広げ、受け継がせていただいた会社の伝統・文化・味を守りつつ、未来へ繋いでいくことを目指します。
 そしてこの度、このミッションを達成するために佐々木浩氏にスペシャル・アドバイザーに就任頂きました。受け継がせていただいた会社、パートナー企業との共同事業に対し実践的アドバイスなどをして頂きます。
 具体的には、「仕出し弁当屋の濱田屋」「おにぎり専門店のTARO TOKYO ONIGIRI」では、季節商品の共同開発や、既存商品の改良、技術的なアドバイス、更には店舗・業態全体へのアドバイスをして頂きます。また、「宅配寿司の札幌海鮮丸」では、シャリ等のお寿司の基本要素の更なる進化、リブランディングにともなう商品構成のアドバイスなどを頂きます。
 その他当社の商品開発責任者と連携して、パートナー企業との共同事業を含めたグループ全体での「うまい」の追求・創出にお力添えを頂きます。
(※) https://yamatogokoro.jp/inbound_data/41694/
 

■佐々木 浩氏 「祇園さゝ木」 プロフィール 
 
1961年、奈良県生まれ。料理人関係の一家に育ち、高校時代、友人に手料理を振る舞ううちに、料理を通して人を笑顔にできることに魅力を感じ、料理の道へ。高校卒業後、滋賀県の料理旅館で修行を積んだ後、京都へ進出し3店舗の料理屋で修行。27歳で3店舗目の京都先斗町にある「ふじ田」で料理長兼店長となり、8年半在籍ののち36歳で独立、「祇園さゝ木」を開店。2011年、世界の料理本を顕彰する「グルマン+世界料理本大賞<シェフ部門>」にて、グランプリを受賞。2014年、情熱大陸(TBSテレビ)に京都で最も勢いのある料理人として出演。

 

 2019年、「ミシュランガイド京都・大阪 2020」以降、ミシュラン三ツ星を獲得し続けており、「京都で最も予約が取れない店」として16年間、連日満席が続く。楽しく、おいしい“楽味”を追求する佐々木浩氏の創作意欲溢れる献立かつ、10メートルの1枚板のカウンターから繰り出されるダイナミックな料理スタイルは、店一体がまさに佐々木氏の“舞台”であり、食べに来た方々を魅了し、“佐々木劇場”と言われている。

 佐々木氏の遺伝子を受け継ぐ6名の愛弟子たちは、「さゝ木一門会」と呼ばれ、国内外の美食家たちを魅了する料理店「老松 喜多川」、「おが和」、「祇園 きだ」、「祇園 にしかわ」、「にしぶち飯店」、「料理屋 まえかわ」(50音順)の店主を務めており、独立してからも師弟ともに尊重し合い、深い絆で結ばれている。常連客の中では「さゝ木一門会 味巡り」が行われるほど、数多くの美食家を魅了。自らがトップとして走り続けるだけでなく、数多くのトップシェフを育て上げる指導者でもあり、日本料理/日本食文化の発展に大きく貢献している。
 

 現在の京都や東京の高級店での一般的なスタイルとなった一斉スタート・同一メニューという提供スタイルを始めた先駆者でもあり、和食を超えて、あらゆるジャンルのシェフからリスペクトされ、日本食文化の発展を牽引するリーダーである。

■佐々木 浩氏 コメント

まん福ホールディングスのアドバイザーに就任をきっかけに、日本の食にまつわる文化・歴史を守り、
次世代に継承していきたいと考えております。
「食」が人をつなぎ、「食」が人を幸せにするきっかけとなるような提案をしていきたいと思っております。

 

 

■まん福ホールディングス CCO(Chief Cooking Officer) 長瀬功一 コメント

この度佐々木様にスペシャル・アドバイザーにご就任いただき、料理人として身の引き締まる思いでございます。佐々木様との商品開発を通しグループ全体での食文化の承継と発展に尽力してまいります。

 

 

■まん福ホールディングス 代表取締役社長 加藤智治 コメント

初めて佐々木劇場を体験した時の感動と衝撃は、今でも忘れられません。予約が入った時からワクワクして、体験した翌日にも感動の余韻が残ります。尊敬する佐々木様にスペシャル・アドバイザーにご就任頂き、心より感謝致します。弊社メンバー一同、「楽味」を勉強させて頂きます。

 

■「祇園さゝ木」の店舗概要

店舗名   :祇園さゝ木
住所    :京都府京都市東山区八坂通り小松町566-27
HP      :http://gionsasaki.com/

■まん福ホールディングスの事業概要
日本の中小企業において、後継者不在が社会課題となっており2025年問題とまでいわれている昨今、当社は2021年4月、食業界において豊富な経験を持つメンバーが集まり、創業しました。後継者不在に悩まれている食事業に関わる会社に特化して事業を受け継がせていただき、初年度は5社の事業承継をさせていただきました。
まん福ホールディングスの事業承継は、「創業者/創業家の方々の想い、会社の伝統とブランドを社員の方々とともに守り続け、承継後売却は基本的にせずグループとしてともに成長・発展していくことをビジネスモデルとしています。」
 

◆会社概要◆

会社名     :まん福ホールディングス株式会社
HP        :https://manpuku-hd.jp
住所      :東京都渋谷区恵比寿西1-15-10 第6横芝ビル7階
代表取締役社長 :加藤智治
事業内容    :食に特化した事業承継プラットフォーム事業

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