「サステイナブル フェス!2022」開催レポート

生活クラブ生協連合会のプレスリリース

生活クラブ連合会(本部:東京都新宿区、会長 村上彰一、以下生活クラブ)は、「サステイナブルなひと、生活クラブ」をスローガンに掲げ、いまと次世代へ豊かな社会を手渡していくための活動に積極的に取り組んでいます。その活動の輪を生活クラブの組合員はもちろん、そうでない方にもさらに広げるため、21の都道府県に展開する生活クラブ全体で「サステイナブル」な暮らしへのヒントを楽しみながら体感していただく「サステイナブル フェス!2022」を2022年4月4日(月)~8月31日(水)の5ヶ月間に渡って開催しました。

2020年に初開催し、3年目となる今年はオンラインとリアルの両軸展開で様々なイベントを実施しました。特にマイクロプラスチック問題やごみ問題を考えるきっかけとして河川や海岸など身近な場所のごみ拾いを行なう「クリーンアップ大作戦」では、8都道府県で計17回実施し、約1,600リットル分のごみを拾いました。また、「サステイナブルな暮らしのヒント」のシェアを目的に募集したInstagramの関連投稿数は、今年の開催期間内で3,253件、3年間の累計で1万5千件を突破しました(累計投稿数:15,609件)。本レポートでは、「サステイナブル フェス!2022」での各種取組み内容・結果を報告します。※一部抜粋

<リアルイベント>
キックオフイベント『パパと一緒につくるサステイナブルキッチン』

2022年4月からの育児・介護休業法改正にあわせて、父親と子どもの家事参加をテーマとして開催しました。親子で生活クラブのミールキット「ビオサポ食材セット」を調理・試食し、簡単・便利さ、おいしさを実感したのち、環境にやさしい生活クラブの固型石けんを使用した皿洗いを体験。続いて座学では、オンラインで繋いだ生産者から「ビオサポ食材セット」のおいしさの秘密や脱プラ対策といったサステイナブルなポイントを解説いただきました。
・日  時:2022年4月2日(土)11:00~13:00
・会  場:生活クラブ館(世田谷区宮坂)
・参加者:生活クラブ組合員ご家族(父と子)
・登壇者:秋川牧園 代表取締役社長 秋川正様
     生活クラブ千葉 理事 畔上久美
     生活クラブ長野 理事長 中野京子

 

ひまわりプロジェクト
福島県のNPO法人シャロームが実施する全国各地の各家庭で食用ひまわりを育てて収穫した種を福島へ送り、障がいのある人たちがひまわり油・ひまわりせんべいなどの加工品をつくることで地域の復興支援に役立てる取組みです。以前は一部地域の生活クラブで協力してきたものを今年は全体化。結果、生活クラブ全体で約3万4千粒のひまわりの種を配布しました。栽培中の写真投稿数は1,094件でした。
なお、活動費用は組合員が東日本大震災から10年かけて造成した「災害復興支援カンパ基金」から拠出しました。

クリーンアップ大作戦
兵庫県西宮市の甲子園浜海浜公園をはじめ全国の川辺や海岸など身近な場所のごみ拾いを行ない、どんなものが排出されているかを知るとともに、そこからごみを出さない暮らしやマイクロプラスチック問題について学習しました。また、3年ぶりの開催となる青森県のねぶた祭の前日に、弘前の土手町周辺のごみ拾いを行ない、環境問題解決を考える入り口となりました。

 

その他
8月には自転車での発電やペットボトルを再利用した空気砲づくりなど、様々な遊びを通じてSDGsについて学ぶことを目的とした「親子で!遊んで学べるSDGs」を兵庫県神戸市で開催。その他にも全国各地でオリジナリティ溢れるイベントを開催し、子どもたちを中心として様々な視点からSDGsについて考える機会となりました。

 

<オンラインイベント・コンテンツ>
トマトケチャップでおいしくサステイナブル 産地&工場オンライン見学ツアー

生活クラブの人気製品「トマトケチャップ」のサステイナブルな製造工程を知るオンライン見学ツアーを実施。原料となるトマトの収穫から工場での加工、使用後に回収した空きびんの洗浄の様子までキャラクター「リコピー」や「ビンセントくん」がガイドし、途中にはクイズや事前に各参加者宅に配達しているトマトケチャップの試食時間も設けるなど、大人も子どもも楽しくトマトケチャップへの理解を深めました。

「サステイナブル フェス!」公式YouTubeチャンネル
URL:https://www.youtube.com/channel/UCb_XO98Amk10ZA3pHNGvsOQ/
コンテンツ例:YouTube 番組 「サステイナブルCLUB」
サステイナブルな暮らしのヒントを学びながら、日々の暮らしのことをみんなで考えるYouTube番組。放課後のクラブ活動のように、ちょこっと真面目に、だけど気軽に楽しむための“学べる”ムービーを計2本制作しました。

Instagramでの「サステイナブルな暮らしのヒント」投稿募集
昨年に続いて、Instagramを活用したハッシュタグキャンペーンを実施しました。各種イベントの感想や毎日の暮らしでの心がけをはじめ、各々が考える社会・人にやさしいサステイナブルな取組みについて、「#サステイナブルフェス」のハッシュタグを付けた投稿を募集しました。投稿数は特設サイトでリアルタイムに表示。今年の投稿数は最終的に3,253件となりました。
3年間で累計15,609件と1万5千件越えを達成しました。

なお、各種オンラインコンテンツは、現在も特設サイトや公式Youtubeチャンネルにて、アーカイブ映像を視聴いただけます。
「サステイナブル フェス!」特設サイト:https://seikatsuclub.coop/sustainablefes/

■生活クラブについて
生活クラブは組合員数約42万人の21都道府県、33の地域生協で組織される生活協同組合です。事業高は約1千億円。生産から廃棄に至るまで安全や健康に配慮した品物の共同購入活動を通じ、持続可能な生活スタイルを実践しています。また、現在では、生活クラブ生協の活動をきっかけにワーカーズ・コレクティブが設立され、各組織エリアを中心に300以上展開し、福祉や居場所づくりなど地域に必要な事業を作り出しています。
現在では、意志ある生産者など生活クラブとかかわるすべての人々と協力し、地域や世代をこえ、循環と共生の輪を広げる「ローカルSDGs」を推進しています。この取組みによって食(F)、エネルギー(E)、福祉(C)を自給し循環させるサステイナブルな社会の実現を目指しています。
‣ホームページ: https://seikatsuclub.coop/
‣加入・資料請求はこちらから:https://welcome-seikatsuclub.coop/lp/

■生活クラブの受賞歴
<世界的評価>
1989年 「THE RIGHT LIVELIHOOD AWARD(ライト・ライブリフッド)名誉賞」受賞
(※“もう一つのノーベル賞”とも呼ばれる)
1995年 国連設立50周年記念「国連の友」による「われら人間:50のコミュニティ賞」受賞
<国内>
1999年 開発した超軽量牛乳びんグッドデザイン賞
2006年 グリーンピース・ジャパンの「トゥルーフード特別賞」
2007年 Rびんの活動(びん再使用ネットワーク)が環境大臣賞
2009年 「Food Action Nippon アウォード2009」優秀賞受賞
2010年 フード・アクション・ニッポンアワード 2010製造・流通・システム部門 入賞
(国産消費材の供給で145億キロカロリーの自給を高めたことによる)
2013年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2013年 フード・アクション・ニッポン アワード2013入賞「食べるチカラ”キャンペーン」
2014年 フード・アクション・ニッポン アワード2014入賞「生活クラブの健康な食デザイン『ビオサポ』」による食料自給率向上への寄与
2014年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2015年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/近畿 1位
2015年 <本選びの会>が第8回日本女子大学家政学部賞
2016年 オリコン顧客満足度®調査 食材宅配サービス 近畿 1位
2018年 生協法制定70周年 厚生労働大臣表彰2018年 第6回環境省グッドライフアワード 優秀賞
(NPO・任意団体部門)
2020年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏 1位
2022年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 食材宅配サービス 首都圏/東海/近畿1位

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