アメリカ大陸最古の蒸留酒「カシャーサ」の新進気鋭ブランド【フーバ(Fubá)】が、日本で販売開始

イントレピッド・スピリッツ・ジャパン株式会社のプレスリリース

イントレピッド・スピリッツ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:畑 幸男、ジョン・ラルフ)は、ブラジルの国民酒「カシャーサ」の新進気鋭ブランド【フーバ(Fubá )】を、本日2022年10月4日(火)より日本全国で販売開始いたします。
サトウキビを原料に作られる「カシャーサ」は、全生産量の9割以上が国内消費というほどブラジルに根付いたスピリッツ。かつては大衆的な地酒のイメージが強かったものの、近年は、素材や製法にこだわった独立系ブランドが台頭し、ワインのように愉しむエレガントな酒として新たな発展を遂げています。また、その香り高くクリアな味わいは、カクテルベースにも最適で、世界中のバーテンダーからも注目されています。
【フーバ】のPR及び販売活動を精力的に行い、日本ではまだなじみの薄いカシャーサの認知度向上に努め、日本の酒業界&カクテルシーンの発展に寄与して参ります。
なお、国内流通販売は、国分グループ本社株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分 勘兵衛)を通して行います。

◆カシャーサとは?
~ブラジルという国と共に歩んできた蒸留酒

「カシャーサ」とは、サトウキビを原料に作られるブラジルの伝統的な蒸留酒。同じくサトウキビを原料とするラム酒と同一視されることもありますが、ラム酒がサトウキビの搾りかす(糖蜜)を発酵・蒸留する製法が多いのに対し、カシャーサはサトウキの絞り汁を原料とします。ブラジルでは法律でカシャーサの規定が定められており、本物のカシャーサと認められるのは、新鮮なサトウキビの搾り汁を発酵させ、ブラジル国内で蒸留したものだけ。また、アルコール度数も37~53%と定められています。

そんなカシャーサの歴史はラム酒よりも古く、“アメリカ大陸最古の蒸留酒”といわれているほど。16世紀初頭、ポルトガルからの入植者たちがサトウキビをブラジルにもたらし、砂糖製造の副産物としてカシャーサは誕生したのです。香り高く、限りなくクリアながら炎のように刺激的なこの酒は、以降、ブラジルという国の発展と共に広がっていきました。また、ポルトガルからの独立運動の際には、「独立の乾杯はポルトガルワインではなく、我々のカシャーサを!」というスローガンが国民の心を掴み、カシャーサはさらに一般大衆に広まったといいます。

◆クラフト系カシャーサ【フーバ】の
自然にやさしい新時代のカシャーサ作り

現在、カシャーサの登録銘柄は4000ともいわれ、そのほとんどが小規模な蒸留所でていねいに作られています。近年は、素材や製法にこだわった新興ブランドの参入も盛んで、【フーバ(Fubá)】も、そんな新時代のクラフト系カシャーサブランド。約500年前に初のカシャーサ蒸留所が誕生した街、サンパウロ南部のサントス出身の兄弟が、2011年に立ち上げたブランドです。カシャーサの伝統的な原料と製法を守り、地元の農家が育てたサトウキビを収穫から24時間以内に圧搾。秘伝の酵母を加えてアルコール発酵させ、胴製の単式蒸留窯で2度蒸留することで、複雑なアロマとスムースな口当たりを実現しています。

【フーバ】のこだわりは、味への追及にとどまりません。自然に寄り添った循環型カシャーサ作りを目指し、独自のシステムを構築しています。仕入れるサトウキビは、地元のサトウキビ農家の協同組合から。協同組合の形式を採ることで、公正な価格を維持し、地域全体の労働環境も守ることが出来るのです。また、サトウキビ搾汁後に残るサトウキビの繊維を、燃料ブロックに圧縮して蒸留釜の熱源に利用するほか、残ったサトウキビ酒はサトウキビ畑の天然肥料として再利用。蒸留釜を温める際に発生する蒸気は液化させて水にし、蒸留所内であらゆる用途に使用。さらに二回目の蒸留過程を経た残留物は、エタノール業界に売却し、再度の蒸留を経て自動車用の燃料に生まれ変わるのです。

【商品情報】
商品名:フーバ(蒸留酒)
アルコール度数:40%
容量:700ml
原産国:ブラジル
価格:オープン価格

◆ワインを嗜むように、【フーバ】のカシャーサを愉しむ

ブラジルでカシャーサといえば、カシャーサを基酒に、ライムと砂糖を加えたカクテル「カイピリーニャ」。また、また、【フーバ】の故郷、ミナス・ジェライス地域では古くから、カシャーサをストレートで食後酒として飲む習慣も根付いています。そうした伝統の飲み方だけでなく、良質なクラフト系カシャーサなら、ガストロノミーの流れを汲んで発展しているため、ワインのように食事にあわせてペアリングも愉しめます。

ブラジルではハーモニーの取れたよいお酒を、“アモローザ(愛がいっぱいだね)”と表現しますが、【フーバ】はまさにアモローザなカシャーサ。フローラルなアロマの中に、刈りたての芝草や熟したバナナ、さまざまなハーブのニュアンスを感じる上品な風味と、スムース口当たりが魅力。後味には、クリーンでドライ、そしてかすかにペッパーのようなスパイシー感が余韻として広がります。

■イントレピッド・スピリッツ・ジャパンについて
私たちイントレピッド・スピリッツ・ジャパンは、「エキサイティングで価値あるブランド体験」をミッションに、その土地だからこそ生まれる唯一無二の味わいに価値を見出し、世界中の個性的なスピリッツを発掘し、スピリッツの可能性を日本の皆様にご提案しています。

【会社概要】
会社名:イントレピッド・スピリッツ・ジャパン株式会社/Intrepid Spirits Japan K.K.
設立日:令和3年4月19日
所在地:東京都港区赤坂四丁目13番5号
資本金:500万円
代表取締役:畑 幸男、ジョン・ラルフ
URL:https://www.intrepid-spirits.com/jp/
事業内容:酒類の輸入販売

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