キリンビバレッジ株式会社と愛知県清須市が「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」を締結

キリンホールディングス株式会社のプレスリリース

 キリンビバレッジ株式会社(社長 吉村透留)は、愛知県清須市(市長 永田純夫)と「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」を10月7日(金)に締結します。当社が、使用済みペットボトルを回収してペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を自治体と締結するのは初めてです。

 当社は、本協定の下、愛知県清須市で回収された使用済みペットボトルが、粉砕・洗浄などの工程を経てリサイクルPET樹脂に再原料化されたものを、新たなペットボトルにリサイクルし当社の一部商品に使用します。なお、ペットボトルを水平リサイクルすることで、新たに石油由来の原料(バージンPET樹脂)からペットボトルを作る場合に比べ、GHG※1排出量を50~60%削減※2することができます。
※1 GreenHouse Gas:温室効果ガス
※2 キリングループ環境報告書2022
 
 キリングループは、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言しています。また「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに日本国内におけるPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にすること掲げています。今回、愛知県清須市において排出される使用済みペットボトルを、当社が「ボトルtoボトル」水平リサイクルで安定的にペットボトルとしてリサイクルすることで、持続可能な循環型社会の実現に貢献できると考え、本協定の締結に至りました。本協定により、年間約40トンのペットボトルを水平リサイクルできる見込みです。

■キリンビバレッジ株式会社と愛知県清須市の「協定」の連携事項について
(1)ペットボトルの水平リサイクルに係る市民などへの普及・啓発に関すること
(2)ペットボトルの水平リサイクルの枠組みの維持に関すること
(3)その他ペットボトルの水平リサイクル及び資源循環の推進に関すること

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

 

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