よつ葉ホームデリバリーのプレスリリース
2019年から毎年開催している、よつ葉の素材を使った料理コンテスト。
よつ葉ホームデリバリーの商品カタログ「Life」で扱うこだわりの食材をテーマに、大阪成蹊短期大学調理コースの学生さんがオリジナルレシピを提案し、料理の腕を競います。
4回目となる今年のテーマ食材は、大北食品の梅干し、山田製油のごまねりねり、よつ葉乳業のクリームチーズ、そしてよつ葉がイタリアから直輸入するコンディメント・バルサミコ・ビアンコ。このなかから1つを選んで、家庭でも簡単に作ることができる料理をコンセプトに、レシピを考え、料理に仕上げます。完成した一皿は、大学職員と生産者が審査員となって評価。見た目や味はもちろん、素材の特性を生かしているか、コンセプトに沿ったものであるかも評価ポイントです。
調理する学生
【「よつばつうしん」2022年2月号(No.130)より】
「食の背景を感じとる料理コンテスト」 大阪成蹊短期大学 調理・製菓学科 松野 陽
料理は食材があって成り立つ。当たり前のことですが、その食材がどのようにつくられ、どのような思いやこだわりがあるのかはスーパーで食材を購入するだけではなかなか感じる機会がありません。食材それぞれは自然とつながっているし、生産者の思いがある。料理を学ぶ学生にはそうした食材の背景も知ってもらいたい。年々そのような思いも強くなり、主体的に学べる機会をつくりたいと考えていました。そこで、よつ葉さんの食材を使った「料理コンテスト」の実現に至りました。
調理する学生
コンテストまでに、テーマ食材の製造工程や特徴、生産者の思いなどを学ぶところからスタートし、「家庭でつくれる手軽な料理」をコンセプトに学生自身が思案しながら、オリジナルレシピを完成させていきます。そしてコンテスト当日。学生が調理した料理をよつ葉さんと生産者さんで審査してもらいました。表彰式ではとても盛り上がり、学生が主体的に取り組めたことが実感できました。また、審査員の方からの直接のメッセージにはとても心に響いた様子。コンテストを終えて学生の感想は「生産者の思いを受け止めて料理できる人になりたい」「正しい食材選びができるようになりたい」などがあり、学びの成果が感じ取れました。
今後、気候変動、人口増加、AIの進歩などさまざまなことから私たちの食事情も変化していくことでしょう。そのようななかでも食材は自然の恵みであり、人も自然の一部ということは変わらない。現代人の身体がハイテク化したわけではないので、自然な食品を食することが環境や人にとって優しいはず。今回の連携授業を通じて、学生自身の感性で食の背景を見つめるきっかけになれば何よりです。
よつ葉ホームデリバリーは、関西一円で約4万世帯の会員(消費者)を対象に、無・減農薬の農産物、化学合成の添加物を使わない食品など、信頼できる食べ物・生活雑貨品をカタログにて販売、自社トラックで個人宅配しています。
農業や畜産、そして精肉、ハム、精米、豆腐、パン、惣菜工場を運営するなど、食べ物づくりに自ら積極的に関わっています。
盛り付けも採点される
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