ぽんちゃ株式会社のプレスリリース
近年さまざまなプロジェクトで盛り上がりを見せる小湊鐡道上総牛久駅(千葉県市原市)でシェアキッチン「うしくキッチン」がオープン3ヶ月を迎えました。「誰かのやりたいをあとおし」を合言葉に空き家を活用したキッチン設立の経緯と、その取り組みの一部をご紹介します。
- コンセプト
うしくキッチンは千葉県房総半島のローカル鉄道、小湊鐵道の上総牛久駅前にあるシェアキッチン。牛久商店街の空き家にキッチン設備を新設して2022年7月にオープンしました。
うしくキッチンは誰かのやりたいをあとおしするためにつくられたシェアキッチンです。「料理で何かを表現したい」「自分の料理を食べてほしい」、やりたいという気持ちさえあれば、周りのみんなが協力して応援してくれるキッチンです。
誰かのやりたい気持ちと、いま地域にあるものをちょうどよく組み合わせて、新しい「ワクワク」と「美味しい」を牛久商店街からお届けします!
▶シェアキッチン設立に至る経緯はコチラ ⇒⇒⇒ https://www.c-value.jp/projects/poncha001
- オープン準備
うしくキッチンは、もともと商店街の靴屋だった空き家を改装してつくられたシェアキッチンです。最近は「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の休憩所として使われ、その後の用途に困っていたところをオーナーからのご厚意で借り受け、キッチン設備を新設しました。
改装工事に着手したのはオープンの1か月前。ギリギリのスケジュールの中で、市原市で空き家の再生を手掛ける合同会社開宅舎や株式会社kurosawa kawaraten、そして有志の方々によるDIY作業の協力など、地域の方々の多くのあとおしにより、うしくキッチンはスタートすることができました。
うしくキッチンは、地域のものをできるだけ活用して作られています。キッチンと売り場の仕切り壁の窓には、南市原の空き家から引き揚げた戸板を再活用。養老渓谷の資材屋から引き取ったタイルを組み合わせて壁面を飾っています。
- うしくキッチンと地域の関わり方
■個々のスキルを集める場所として
小湊鐵道夜トロッコ特別企画「ナイトタイムトリップ2022」の開催にあわせて、「牛久商店街まるごと弁当」を計120食製造しました。献立は牛久商店街の各種専門店が中心。弁当クリエイター岩﨑蔵氏の監修をはじめ、高橋洋介氏によるパッケージデザイン、主婦による梱包など、地域の方々がスキルを持ち寄ったことがこのプロジェクトの成功につながりました。
■主婦が集まるきっかけに
うしくキッチンでの出店を目指している地域外の主婦が、自分の料理へのアドバイスが欲しいと申し出たことで、商店街の主婦を呼んで試食会が開かれました。屋外でランチをを食べながらの女子会に、つくる人も食べる人も終始笑顔で、次回の出店に向けた課題も明確にすることができました。
■食材をより身近に感じてもらう
県外から市原市に移住してきた女性農家、かがみゆきさんと八木真美加さんによる料理教室。八木さんの農園でバジルの摘み取り作業からスタート、うしくキッチンに持っていき新鮮なバジルソースを作り、一緒にパンも焼くという豪華カリキュラム。都内や横浜から受講生が参加し、市原での収穫・調理体験を楽しみました。
■親子の交流を促す
牛久出身で農業に従事するこんどうひさし氏による「ザ・ポップコーン」では、調理状態の異なる3種類のポップコーンを均一価格で販売しました。ポップコーンのラベルには自由に絵を描くことができたり、わざわざ粒を一つずつ取って、調理しないと食べられないものがあるなど、親と子に体験価値を提供することを目的としています。
■新商品のお披露目の場に
牛久から20kmほど離れた睦沢町の地域特産品である干し芋ジェラートの発売にあわせて販売会を実施しました。
睦沢町で昆虫食事業とアップサイクル食品事業を手掛ける株式会社フエゴインターナショナルが、自社商品を直接お客様にPRし、反応を確かめるテストマーケティングの場として活用しました。
「誰かのやりたいをあとおし」することを目的につくられたうしくキッチンは、今後も地域食材や食品ロスを活用した飲食ブランド輩出していきます。また、地域の方や地域外の方、移住者の方や移住見込みの方を巻き込んだ企画の推進を通して、関わる人すべてが楽しみながら、結果的に誰かが誰かのあとおしをしているような、そんな関わり方を続けていく予定です。
- うしくキッチン情報
【店舗情報】
店舗名称 :うしくキッチン
所在地 :千葉県市原市牛久1268(時田酒店となり)
営業許可 :そうざい製造業許可
Instagram:https://www.instagram.com/ushikukitchen/
Twitter :https://twitter.com/ushikukitchen
【紹介記事】
千葉日報:https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/930850
記事① :https://creators.yahoo.co.jp/nori/0100301647
記事② :https://creators.yahoo.co.jp/kakashi/0100264164
記事③ :https://blog.nakabu-project.com/blog-entry-1363.html
記事④ :https://note.com/chihouto/n/n7bb2ea0d87cf
- うしくキッチンオーナー「ぽんちゃ」のご紹介
新潟県出身千葉県在住の移住者。都内企業での事業企画の経験と、副業でのライティングスキルを活かし、2020年より千葉・房総地域の情報発信をする「房総ローカリストぽんちゃ」としての活動を開始。
リノベーションスクール市原第1期。五井駅前の商店街活性化プロジェクト「五井朝市」の立ち上げに携わる。地域食材PRの新たな仕掛けとして、2021年5月よりおむすび専門店「房総おむすび」を開業。
2022年1月の「いちミラビジネスコンテスト2021」で上総牛久駅前の空き物件を活用したシェアキッチン企画で優秀賞を受賞。同年5月に実施されたクラウドファンディングで目標金額を達成し、市原市で初のシェアキッチン「うしくキッチン」を開業。
2023年より木更津駅前の空き物件を活用した新ビジネスを展開予定。
【本件に関するお問い合わせ先】
ぽんちゃ株式会社 広報担当:ぽんちゃ
メールアドレス:info@poncha-yumikuri.com
参考URL:https://lit.link/ponchaboso