プラネットのプレスリリース
国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:坂田政一) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第193号として、クリスマスに関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合があります。
- そろそろ街はクリスマスムード
全国的にはそろそろ紅葉のシーズンも終わり。12月に入れば、街は一気にクリスマスの雰囲気です。
クリスマスになんらかのイベントを行なうかどうかを聞いたところ(図表1)、「毎年行なう」と回答したのは31.1%でした。
性年代別に見ると、「毎年行なう」と回答した人の割合はすべての年代で女性のほうが高くなっています。また、割合の高低はありますが、「毎年行なう」人の割合は、男女とも年代別に同じようなカーブを描いていて、20代以上に30代・40代が高く、それ以降の年代では徐々に低下することがわかります。
60代・70代以上では、「行なわない」の割合も高いのですが、「以前は行なっていたがやめた」人の割合が2割を超えています。
- クリスマス、誰と過ごす?
今年のクリスマスを誰と過ごす予定か、去年のクリスマスを誰と過ごしたかを合わせて聞きました(図表2)。
それぞれの回答を見比べると、ほとんど差がないことがわかります。現在、新型コロナウイルス感染症については、第8波が警戒されていますが、ほとんどの人が家族と過ごすと回答していることから、コロナの状況はあまり影響がないのかもしれません。
今年一緒に過ごす人は「配偶者、パートナー」(57.4%)、「子ども」(29.1%)、「自分ひとり」(22.6%)、「親(義父母を含む)、祖父母」(14.9%)の順です。「同性の友人」(1.9%)、「異性の友人」(1.2%)と、友人と過ごす人はかなり少ないようです。
- クリスマスといえば、やっぱりケーキ!
3割の人がなんらかのかたちでクリスマスにイベントを行なうということでしたが、具体的にはどのようなことをするのでしょうか。
最も割合が高かったのが「クリスマスケーキを食べる」の75.0%でした(図表3上)。2位が「チキン・ターキー(七面鳥)以外のクリスマス仕様の料理を食べる」(41.7%)で、食事関係が2つ並びましたが、その後は「自宅にクリスマスツリーやリースを飾る」(39.4%)、「プレゼントを贈る(自分へのプレゼントも含む)」(37.0%)、「家族とクリスマスパーティーをする」(35.7%)と続きます。
それらと比べると「買い物に行く」(18.2%)、「イルミネーションやクリスマスデコレーション、ライトアップを見に行く」(12.2%)。「レストランにクリスマスランチやディナーを食べに行く」(7.6%)など、外出を伴うものは割合が低くなっています。
上位の項目では、男性よりも女性のほうが割合が高くなっていて、なかには10ポイント以上の差がついているものも少なくありません。
また、去年したこと(図表3下)と比べてみると、ほとんど差がありません。大勢で盛り上がるよりも、少人数で楽しむ項目のほうが割合が高くなっています。「誰と過ごすか」という質問(図表2)でも、大きな変化は見られませんでしたが、コロナ禍以降もこうした傾向は続くのか、それとも違う結果になるのか、気になるところです。
- ケーキを買うこと自体がイベント?
調査対象の4,000人のうち、クリスマスにケーキを買う予定の人が931人という結果でした。今年、ケーキをどこで買う予定かを聞いたところ(図表4)、最も割合が高かったのは「個人経営の洋菓子店」(36.3%)でした。
普段から食料品を買う機会が多いであろう「スーパーやショッピングセンター」は13.7%で、3位。
クリスマスケーキを買うこと自体も、特別なイベントだと感じている人が多いということでしょうか。
性年代別で「個人経営の洋菓子店」で購入する人の割合を見ると(図表非掲載)、30代、40代は男女ともに、ほかの年代よりも高くなっています。
- クリスマスのプレゼント予算は?
クリスマスというと、「サンタさんからのプレゼント」を思い出す人は多いでしょう。クリスマスにプレゼントを贈る予定があるかどうかを聞きました。(図表5)
今回の調査では配偶者・パートナーがいる人が4,000人中2,626人でした。そのうち、今年のクリスマスに「プレゼントを贈る(自分へのプレゼントも含む)」と回答した人は386人いました。さらにそのなかで約半数の45.6%の人は配偶者やパートナーに「贈る予定はない」ということです。贈る予定の人に予算を聞くと、最も多かったのは「1万円台」の13.7%で、2位が「2,500円~4,999円」です。
一方、「子ども」(図表5右)相手だと、「贈る予定はない」という人は33.6%で、「配偶者、パートナー」と比べるとプレゼントを贈る割合が高いようです。予算は「配偶者、パートナー」と比べれば低く、最も多いのが「5,000円~7,499円」(19.6%)、そのあとは「2,500円~4,999円」(16.1%)、「1万円台」(13.7%)と続きます。
- イベントを楽しむかどうかは子どもの影響大
クリスマスになんらかのイベントを「毎年行なう」「行なう年と行なわない年がある」と回答した人は合計で42.1%でした(図表1)。では、クリスマス以外のイベントはどうでしょうか。
「クリスマス以外の下記のイベントでお祝いするものはありますか」(図表6)と聞くと、「お正月」(64.0%)と「誕生日(家族や友人、恋人の誕生日も含む)」(53.3%)の2項目は半数を超えました。
西洋由来のものだと「バレンタイン」(17.3%)は比較的高いですが、「ハロウィン」(5.8%)、「イースター」(1.4%)はまだまだ浸透していないようです。
また、子どもと同居している人だと、ほぼすべてのイベントで全体平均よりも高くなっています(図表7)。イベントの盛り上がりは子どもの有無や同居しているかどうか、子どもの年齢にも大いに左右されるようです。
- もういくつ寝るとクリスマス♪
12月になると、あちこちからクリスマスソングが聞こえてきます。クリスマスにまつわる思い出やエピソードを聞いたところ、素直に楽しんでいる人がいる一方で、「商売っぽくて嫌だ」という声もちらほら聞こえました。「それでも家族と食事を楽しむ」という人もいて、年末年始のイベントのなかでも、クリスマスは独特なポジションを築いているようです。
【家族と過ごすかけがえない時間】 【なつかしい「サンタさんへのお手紙」】 【ロマンスやワクワクにあふれるクリスマス】 |
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「クリスマス」に関する意識調査を実施。
期間:2022年10月13日~10月17日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html (バックナンバーもご覧になれます)
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株式会社プラネット 広報部(河合)
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