スターバックス、LGBTQ+ユースの支援に500万円の寄付を実施

スターバックス コーヒー ジャパン株式会社のプレスリリース

5,700名の学生や教育関係者に、LGBTQ+当事者やアライと多様性について考える出張授業を提供 性の多様性に関する取り組みが評価され、「PRIDE指標」の最高評価「ゴールド」を2年連続受賞

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社[本社所在地:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口貴文]は、若者のLGBTQ+理解を促進し、安心・安全な学校環境をつくることを目的とした「レインボー学校プロジェクト」を通じて、2022年9月30日に5,000,000円を認定NPO法人ReBit(以下、ReBit)に寄付しました。この寄付金により、スターバックスはReBitと共に、2022年11月から全国の学校へ多様な性について考える授業を提供しています。
また、スターバックスはwork with Pride(ワーク・ウィズ・プライド)が主催する、企業や団体の性的マイノリティに関する取り組みを評価する「PRIDE指標2022」において、最高評価である「ゴールド」を2年連続で獲得しました。

 

■ 「人と違っても大丈夫」 スターバックスのバリスタが学生に伝える「レインボー学校プロジェクト」
本プロジェクトは、多様性をテーマにレインボーをモチーフとした商品を期間限定で販売し、その売上の一部をLGBTQ+ユースのサポートのために寄付する取り組みです。プロジェクト実施3年目となった2022年は、4月から8月まで2つのレインボーカラーグッズ『ステンレスボトル355ml NOFILTER』と『コールドカップタンブラー 710ml NOFILTER』をオンライン販売しました。
多くのお客様のご賛同により、全国の小学・中学・高校・大学にて、5,700名以上の学生や教育関係者へ、スターバックスのバリスタを含めたLGBTQ+当事者やアライ(LGBTQ+を理解し、支援する人)が自分の経験を語る出張授業を2022年11月から2023年2月にかけて提供しています。
参加した学生からは、「これからは自分を認めて生きていきたい」「自分も多様で、グラデーションの中のひとりであることが実感できた」との声が寄せられており、実施校では制服や髪型など校則の見直しの動きも報告されています。
※新型コロナウイルス感染拡大等の影響により、授業の参加人数やプロジェクトの活動内容が変更になる可能性があります。
本プロジェクトは、共感したお客様が支援に参加できる仕組みや、スターバックスの「誰もが自分の居場所と感じられる文化」を店舗から学校へ広げる取り組みであることが評価され、「PRIDE指標2021」のベストプラクティスを受賞しました。

■ 「正しい情報を得られず、相談する相手もいない」 学校のLGBTQ+の現実
2022年9月にLGBTQ+ユース2,670名を対象に実施された調査によると、セクシュアリティについて「情報を得たかった」時期の平均年齢が12.5歳に対し、「情報を実際に得た」のは18.2歳で、5.7年の差があります。また、自身のセクシュアリティを自認した平均年齢は14.3歳で、初めてカミングアウトをしたのは18.5歳。正しい情報が得られず、認知から4年以上、家族や友人、先生にも相談することができない孤独・孤立した状況が伺えます。
さらに、過去1年に70%以上が学校で「LGBTQ+を笑いものにされた」「性別を理由に理想的な行動を指示された」などの困難な状況を経験しており、LGBTQ+高校生の不登校は全国平均と比べ10.6倍との結果も出ました。
※出典:ReBit(2022)『LGBTQ子ども・若者調査2022』
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000047512.html

■ 寄付先の声:認定NPO法人 ReBit 代表理事 藥師実芳(やくし みか)さん

スターバックス コーヒー ジャパンのみなさまと3年にわたり本プロジェクトに取り組めること、嬉しい限りです。これも、寄付商品をご購入いただいたみなさまのおかげと、心より御礼を申し上げます。本プロジェクトを通じて、LGBTQ+インクルーシブな学校を増やす取り組みが、全国で広がっていくことを願っています。

■ 寄付先:認定NPO法人 ReBit
LGBTQの子ども・若者特有の困難解消と、多様性を包摂する社会風土の醸成を通じ、LGBTQを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会の実現を目指す、認定NPO法人(代表理事 藥師実芳、2014年3月認可)。企業・行政・学校などで1,400回・16万人以上に向け、LGBTQやダイバーシティに関する研修を実施。また、LGBTQの就活生・就労者など、5,100人以上へのキャリア支援を行う。2021年度には、精神・発達障害があるLGBTQを主な対象とした障害福祉サービス(就労移行支援)事業を開始し、インターセクショナリティ(交差性)の分野にも取り組んでいる。
ReBit公式サイト:https://rebitlgbt.org/

■ スターバックスの Inclusion & Diversity ―NO FILTER―

―コーヒーを淹れるには『フィルター』が必要だけれど、人の心には『フィルター』をかけてはいけない―
スターバックスは創業当初から、ブランドの価値観の一つである「お互いに心から認め合い、誰もが自分の居場所と感じられるような文化をつくること」を大切にしてきました。2018年からは「NO FILTER」を Inclusion & Diversity のテーマに掲げ、「先入観や思い込み、偏見といった心のフィルターを持たない、すべての人が認め合い、多様性を尊重する社会」の実現を目指しています。

オウンドメディア「スターバックス ストーリーズ ジャパン」でさらに詳しくご紹介しています。
「カミングアウトされたら?」 高校生の疑問に答えるレインボー学校プロジェクト
https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2022/inclusion-diversity-rainbowschool-2(※12月2日公開予定)
「自分らしく生きる」を応援する。スターバックスのLGBTQ+コミュニティ支援とアライとしての取り組み
https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2022/inclusion-diversity-rainbow/

スターバックスはこれからもお客様と共に、フィルターのない誰もが歓迎され心地よく過ごせる居場所づくりと、自分らしく生きられる社会を実現する活動を続けて参ります。

◆ スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 https://www.starbucks.co.jp/
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、1996年に東京・銀座に日本第1号店を開業。全世界約80のマーケットで約34,000店舗以上、日本全国47都道府県において1,771店舗 (2022年9月末時点、ライセンス店舗を含む)のコーヒーストアを展開しております。「人々の心を豊かで活力あるものにするために—ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」をミッションに掲げ、約4万人のパートナー(従業員)が、一杯のコーヒーを通じて、人と人とのつながりと心あたたまるひとときを提供しております。2019年2月28日には、世界5拠点目となる「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」をオープンしました。全国に広がる、人・社会、地球環境、地域とつながりを育むストーリーは、「STARBUCKS STORIES JAPAN」で紹介しております。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。