第22回国際栄養学会議にて「野菜の価値を改めて見直す」シンポジウムを開催

カゴメ株式会社のプレスリリース

カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口 聡 本社:愛知県名古屋市 以下当社)は、第22回国際栄養学会議※1のスポンサーになり、12月9日(金) 東京国際フォーラムにて、「Reevaluate the Value of Vegetables -the Perspective of Behavior Change and Nutrition-」(邦題:野菜の価値を改めて見直す~行動変容と栄養学の観点から~)と題したシンポジウムを主催いたしました。当社は「野菜の会社」になることをビジョンとして掲げております。本取組みは、そのビジョンの実現に向け、アカデミアと連携して、主に栄養関連の専門家に対して「野菜を摂る意義」について再認識していただくために実施したものになります。

シンポジウムは当社代表取締役社長 山口聡の開会挨拶に始まり、女子栄養大学の武見ゆかり教授による基調講演、アカデミアの先生方のご講演を賜るとともに、当社研究員が研究内容について発表いたしました。最後は当社イノベーション本部長 上田宏幸が、当社が目指す未来を栄養学のアカデミアの皆様と一緒に作り上げていきたいという言葉と共に、しめくくりました。

当社は今後も、様々なステークホルダーと連携しながら「野菜を摂る意義」を発信し続けることで、野菜摂取の価値向上を図ってまいります。

※1 第22回国際栄養学会議とは
国際栄養学会議は、栄養科学の研究における国際協力の推進を目的とする国際栄養科学連合(International Union of Nutritional Sciences;IUNS)が主催する会議で4年に1回開催されています。第22回となる今回は、2022年12月6日(火)~11日(日)の間、日本の東京国際フォーラムにて開催されました。日本で実施されるのは1975年の京都大会以来47年ぶりです。
 

  • 【シンポジウムの詳細】

タイトル  「Reevaluate the Value of Vegetables -the Perspective of Behavior Change and Nutrition-」
(邦題:野菜の価値を改めて見直す~行動変容と栄養学の観点から~)

日時       12月9日 18:30~20:00 (東京国際フォーラム ホールD5)
座長       武見ゆかり先生(女子栄養大学 研究科長・教授)
プログラム
◆開会挨拶:山口聡(カゴメ株式会社 代表取締役社長)

◆基調講演:武見ゆかり先生
「Vegetable consumption: Consideration from health and sustainability perspective」
邦題:野菜の消費について~健康と持続可能性の観点から~

◆セッション1:二宮利治先生(九州大学大学院医学研究院衛生・公衆衛生学分野 教授)
「Association between vegetable intakes and dementia risk in a community-dwelling older population of Japanese: the Hisayama Study」
邦題:日本人の地域在住高齢者集団における野菜摂取量と認知症リスクの関連性:久山町研究

◆研究紹介1:牛田悠介(カゴメ株式会社 食健康研究部 健康事業創出グループ 課長)
「Urinary sodium/potassium ratio, a potential index for modifying dietary pattern to prevent hypertension」
邦題:野菜摂取を含む食行動変容や高血圧予防に有用な指標:尿ナトリウム/カリウム比について

◆研究紹介2:菅沼大行(カゴメ株式会社 健康事業部 シニアスペシャリスト)
「Development of a device that can estimate vegetable intake by measuring dermal carotenoid levels non-invasively and easily」
邦題:皮膚カロテノイド量を測定することで野菜摂取量を非侵襲かつ簡便に推定できる装置の開発

◆セッション2:Dr. Jambaldorj Bayasgalan (モンゴル国立公衆衛生センター 主任研究員)
「Vegetable Consumption of Mongolian Population」
邦題:モンゴル国民の野菜摂取状況について

◆閉会挨拶:上田宏幸(カゴメ株式会社 イノベーション本部 本部長)

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