株式会社 トリドールホールディングスのプレスリリース
株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO 粟田貴也、以下、トリドールHD)は、28年3月期の国内外5,500店舗出店に向けて、その進捗と今後の戦略を発表する「グローバル戦略発表会2022」を開催しました。
当日は昨年21年11月に開催した「グローバル戦略発表会」から出店の進捗状況や今後の世界展開に向けた戦略を発表。また、トリドールHD初となる、グローバルブランドの試食会も実施しました。
- 進化するグローバル戦略「KANDOトレードオン戦略」の策定
中期経営計画で掲げたグローバル展開を進めていくための骨格となる当社独自の戦略です。
当社の感動体験に共感してくれた、特別な知識やノウハウを持つ世界中の「ローカルバディー」と世界中の知恵や文化から生み出される色とりどりの感動体験ブランド群「ダイバースブランド」とを掛け合わせて「ノーボーダーネットワーク」を形成します。また、食の感動体験の世界展開経験とノウハウを持つメンバーが集まった「グローバルKANDOアドバイザー」というプロフェッショナル集団を形成し、より高いレベルで戦略を実行していきます。
- 1年間のグローバル戦略の進捗
・国内外の丸亀製麺の躍進
国内「丸亀製麺」は持ち帰り商品「丸亀うどん弁当」の躍進、それに伴うテイクアウト窓口の設置で大きく成長。「おせっかい戦略」という接客戦略の充実で、株式会社インターブランドが実施した2022年「顧客体験価値(CX)ランキング」では第1位を獲得しました。
海外の「丸亀製麺(現地名称:Marugame Udon)」では、ワイキキ店が月商1億円、来店客数5万人/月を達成し、絶好調。2023年にはカナダへの上陸も決定いたしました。
・「タムジャイグループ」全体で200店舗出店
「タムジャイ サムゴ―」が昨年3月、日本にも出店。2018年の買収時点のグループ全体約100店舗から22年9月には208店舗にまで成長しました。
・「揚げたて天ぷら定食 まきの」海外出店
「丸亀製麺」以外の国内ブランドとして「揚げたて天ぷら定食 まきの(現地名称:Tempura Makino)」は21年にシンガポール出店。その好調振りを受けて、22年8月には香港にも出店しました。
・「モンスタープラネット」「ボートヌードル」でのハラル圏への展開
「モンスターカレー」のハラル向けブランドである「モンスタープラネット」がシンガポールレストラン協会が主催する賞で「ベストハラルレストラン」に選出。
もう一つのハラル業態である「ボートヌードル」は11月にフィリピンへ進出。マレーシア、ブルネイ、シンガポール合わせて4か国で展開しております。
- 今後予定している新たな取り組み
■中国再進出への戦略
「正大集団」と中国市場において、事業の共同開発の本格協議を開始。覚書を締結。
丸亀製麺の中国本土における事業性を共同で検証すべくモデル店舗の来年中での出店について協議中と発表しました。
■「Marugame Udon」リブランディング店舗の出店がロンドン・ピカデリーサーカスに決定
昨年から世界的なブランディングカンパニー「ランドー&フィッチ」社と組み、リブランディングプロジェクトを推進しておりましたが、この度、リブランディング後の1号店をロンドンきっての繁華街ピカデリーサーカスへ来年度に出店することが決定しました。今後、各国各様に発信し続けてきたブランドメッセージや店舗体験をグローバルに統一していきます。
■「丸亀製麺」ドライブスルー来春出店予定
日本国内では「丸亀製麺」が国内初のドライブスルー店舗のオープンを発表しました。まずはドライブスルーのニーズの高い群馬県に出店し、検証次第で海外展開も検討します。
- グローバルブランド試食
当日は、トリドールHDが保有するグローバルブランドから、8ブランドの試食を行いました。
トリドールHDは今後も、「食の感動体験」を世界中に届けるグローバルブランドを複数保有する日本発のグローバルフードカンパニーとして今後も様々なアクションを実施していく予定です。
- トリドールホールディングスについて
「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、様々な業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。
今後は、世界中に「食の感動体験」を提供する日本初の日本発No.1グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。