株式会社プレナスのプレスリリース
株式会社プレナス(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:塩井辰男)は、持ち帰り弁当の「ほっともっと」と定食レストランの「やよい軒」、しゃぶしゃぶと本格飲茶の「MKレストラン」を国内に2,858店舗を展開しております(2022年11月末現在)。
弁当文化と日本の食文化の魅力を発信する『OBENTO Gallery』(東京都中央区日本橋茅場町)におき まして、2023年1月4日(水)より「お正月の楽しみ」をテーマとした企画展を開催いたします。
同展は江戸時代のお正月の風物を中心に紹介するもので、「正月の祝い芸」「祝料理」などと共に、人々が新年を迎えてお正月を楽しむ風景を紹介しています。近くにお越しの際は、気軽にお立ち寄りください。
- 展示の見どころ
江戸時代のお正月風物
江戸時代の元日は、初日の出を拝むことから始まります。歳神様は初日の出と共に来られるという考え方から、歳神様を迎えに行くという重要な意味合いがありました。
祝い芸として家々を訪れる門付芸人は門前で音曲や舞などの芸を披露し、江戸のお正月に欠かせない存在です。門付芸人には獅子舞を舞う「大神楽師」、おめでたい歌やことばを掛け合いながら舞う「三河万歳師」、三味線を弾きめでたい唄をうたう女芸人「鳥追」などがあり、新春の風物詩でした。当時の人々の様子を、浮世絵を中心に紹介します。
「江戸名所 洲崎はつ日の出」 歌川広重 国立国会図書館蔵 初日の出を拝む人々
「霞ヶ関の正月風景」 歌川広重 ボストン美術館蔵 祝い芸を披露する門付芸人
祝料理の定番
時代と共に人々の生活様式が変わっても、日本人にとってお正月は、一年に一度のハレの日であることは変わりません。そんなお正月の楽しみの一つが「おせち」です。「おせち」が庶民の間で作られるようになったのは江戸時代中期からですが、現代のものとは少し異なっていました。重箱に詰められた祝料理の定番は、「数の子」「田作」「たたき牛蒡」「煮豆」で、それぞれ子孫繁栄や家内安全などを願う想いが込められています。江戸時代の「おせち」はこの4品を基本に、各地域の郷土料理などが一緒に盛り付けられていました。
祝料理の定番4品
- 展示概要
(1)会 期 2023年1月4日(水)より
(2)開館時間 9:00~18:30
(3)休 館 日 土日祝日
(4)入 場 料 無料
(5)住 所 東京都中央区日本橋茅場町1丁目7番1号 日本橋弥生ビルディング1F
(6)OBENTO Gallery HP https://www.plenus.co.jp/obentogallery/