美味しい麺は、最高の生地から生まれる!

株式会社大和製作所のプレスリリース

小型製麺機で世界をリードする株式会社大和製作所(本社:香川県宇多津町、代表:藤井薫)は、職人の勘や経験に頼らず、「最高の麺を生み出す、生地を作れる」フットプレス機「AFP6」を開発、近日発売を予定しております。この機械は、讃岐うどんのようなコシがあり、モチモチの麺を、誰でも簡単に、“ながら作業”をしながら作ることができる上、佐野ラーメンに代表される“多加水麺”や中国伝統の“刀削麺”などの多様に富んだ生地作りが可能です。また食品機械は“裏方”という概念を覆し、お客様を楽しませるエンターテイメント性を兼ね備えた画期的な製品です。

足踏みを再現したフットプレス機AFP6足踏みを再現したフットプレス機AFP6

デザイン性を兼ね備えてスタイリッシュにデザイン性を兼ね備えてスタイリッシュに

ベルトコンベアが動き、足踏み式で生地をまんべんなく鍛えるベルトコンベアが動き、足踏み式で生地をまんべんなく鍛える

 

 

 

 

フットプレスが完成したら、青色のネオンが点灯フットプレスが完成したら、青色のネオンが点灯

  • なぜ今、麺生地のプレス機が必要なのか

人手不足の解消と効率化
飲食業界、食品製造業界において人手不足は深刻な問題です。特に讃岐うどんのように伝統ある足踏みでの生地作りは、重労働であり、人材育成においても大きな課題となっています。うどんだけではありません。例えば、栃木県の佐野ラーメンのような超多加水ラーメンは、青竹打ちと呼ばれる職人技で生地を鍛えます。しかし近年、麺作りの重労働で、店主が体を壊し、後継者もなく、廃業するケースも出ております。
「職人の勘や経験に頼らず、誰でも簡単に、しかも効率的に製造現場を良くし、本当に美味しい麺を提供したい」
これは、麺文化で世界を幸せにする、ことを目指す大和製作所の願いです。そのため、これまでもさまざまな厨房や食品製造現場の問題をメカの力で解決してきました。このフットプレス機「AFP6」もそのための一台です。

アフターコロナ時代、楽しくなければ食品機械じゃない!
これまで食品製造機械は、裏方でしかありませんでした。しかし麺業界においては、オープンキッチンで、シズル感ある演出が欠かせない時代となっています。厨房で働く人は、エンターティナーであり、そこで使われる機械は、お客様を楽しませる舞台装置。最高の舞台装置があってこそエンターティナーも輝くことができるのです。
弊社代表の藤井は、コロナ禍にあって、「機械開発において“楽しめる”要素を盛り込むことこそ、重要」だと考え、新たな機械設計に取り組みました。内食、中食など食文化の多様化が進むなか、厳しさを増す飲食業界。いかにお客様に足を運んでもらい、楽しんでいただくか…、このフットプレス「AFP6」は、美味しさの追求と共に“楽しさ”をお届けできる製品です。

  • 伝統の足踏みを再現!フットプレス機AFP6とは

最適な力で生地を鍛える
最高の麺を提供するためには、最高の素材から生まれる最高の生地が必要です。フットプレス機「AFP6」は、これまで職人の勘や経験でしかできなかった足踏みなどの伝統的な生地作りを、誰でも簡単に、しかも他の作業と並行しながら、効率的に再現できるものです。讃岐の歴史に根付いた「コシのあるうどん」の極意が凝縮された一台です。

うどんは、鍛え工程が必要な麺であるため、小麦粉や水を練り上げた後に決定的な美味しさの差が出ることがあります。それは「鍛え」と「熟成」の差です。
フットプレス機「AFP6」は、エアコンプレッサーによる空気の力で無理な負担をかけず生地を最適な圧力で鍛えることができます。生地に圧力をかけるのは、独自開発した3本のロール。最新のセンサー技術で、足踏みのムラなく、生地全体の美味しさの素であるグルテン(うどん生地の骨格を成す)の粘り強さを引き出し、素材の美味しさを最大限に引き出した生地に仕上げていけるよう設計されています。また、弊社の熟成庫「寝太郎」を使用していただくと「鍛え」と「熟成」を効率的に安定させることができます。
  

左:足踏みで鍛えた生地  右:フットプレス機AFP6で鍛えた生地左:足踏みで鍛えた生地  右:フットプレス機AFP6で鍛えた生地

右:フットプレス機AFP6で鍛えた生地は誰でも簡単に均一に仕上がる右:フットプレス機AFP6で鍛えた生地は誰でも簡単に均一に仕上がる

 

“ながら作業”で効率化を実現
最新センサー駆動の良さは、効率化にも寄与します。センサーが生地の状態を把握し、適切な圧力を加えていくため、プレス機に担当者を貼り付けておく必要がありません。他の作業をしながら効率的に生地作りを行う、複数台を同時に見るなど、作業効率性においてその威力を発揮いたします。
 

 

ド派手なネオンは、楽しさと安全性の証
フットプレス機「AFP6」の顔とも言えるのが、中央に設けられたド派手なネオンです。これでお客様を楽しませることはもちろん、もう一つの顔を持っています。それが安全性の確保です。停止中は青色、プレス稼働中はオレンジに切り替わるため、動作中の事故を防ぐ効果もあります。弊社ではこれまでの製品開発においても、安全性は最重要課題として取り組んできました。このフットプレス機「AFP6」においても、安全センサーを搭載。手や異物を検知して、緊急停止します。ヒヤリ・ハットにも安心してお使いいただけます。

操作性と衛生面を両立させた
ボタンユニットを丸ごと移動可能としました。右側、左側どちらにも取り付けでき、高さ調整も可能。最適な場所に配置することで日々のオペレーションの効率化に加え、複数台の使用を見越し開発しました。
またいつでも快適に、衛生的な環境で製麺できるよう、下部フレームは大きくスペースを確保しました。チェーンを使わないベアリング駆動を採用しましたので、耐久性に優れ、モーターからのエネルギーを効率よく使用します。パワフルでメンテナンスフリー、長持ちする設計になっています。

移動可能なボタンユニット移動可能なボタンユニット

掃除しやすい下部フレーム掃除しやすい下部フレーム

多様な麺への応用が可能
フットプレス機「AFP6」は、多加水のうどん生地だけではなく、ラーメンや菓子類においてもその性能を遺憾なく発揮いたします。
ラーメン業界において多加水麺が人気です。多加水麺の生地は、佐野ラーメンのような青竹打ちなどで生地を作るため、とても重労働です。しかしフットプレス「AFP6」なら、誰でも簡単にシコシコ・モッチモチの麺となる最高の生地を作り出すことができます。
さらに弊社のうどん用製麺機「真打」と併用することで、オリジナル麺を作ることが可能です。また、中国伝統の刀削麺や米の麺など多様な麺の生地を作ることができ、他店との差別化を図ることができるのです。
 

  • 製品概要

仕様
【サイズ】:横幅 1,500mm、奥行 1,300mm,高さ800mm、重量280kg
【定格出力】:三相200V 50/60Hz、115W、エア源必須(2.2kW ドライヤー付き推奨)
価格:お問い合わせください。
1日の生産能力 1000〜1200食

 

  • 大和製作所について

1.当社の使命
妥協のない最高の品質レベル・サービスレベルで、世界中に美味しい日本の麺文化を広める。
カスタマーサクセスでお客さま、1人ひとりの大成功へ貢献する。

2.当社の役割
お客さまが抱えている、まだ解決されていない不(問題)を見つけ解決する。

3.始めるきっかけ
世の中には、解決されていない不(課題)が多く、現状の多くの課題を解決しているのは、ほとんどがITの力で、ITのパワーではアメリカと中国の独壇場で、以前の日本の得意技であったモノづくりパワーが弱っているのが現状です。
日本でしか出来ない、モノづくりパワーを復活させるのも、アフターコロナの今、当社の得意技であるメカの力で、世の中の多くの問題解決をテーマに立ち上がった次第です。
創業後すぐに、手打ち式うどん製麺機「真打」を開発し、手打ちに負けないレベルのうどんを店舗で大量に作ることが可能になり、多くの国内海外の外食店舗で大活躍し、手打ち式うどん製麺機のジャンルでは世界でトップシェアを誇っています。

4.当社の実績
・「真打」の次に、手打ち式蕎麦製麺機「坂東太郎」を開発し、手打ちに負けないレベルの蕎麦を店舗で大量に作れるようになり、「坂東太郎」も業界トップシェアです。
・ロール式ラーメン製麺機「リッチメン・シリーズ」を開発し、国内、海外のあらゆるラーメンで、日本のラーメンの普及に一役買っています。
・各種の小型製麺機は、国内外で活躍するロングセラー製品であり、業界トップシェア
・約25年前に、業界初の年中無休365日メンテナンスを開始。
(当社のポリシーである、信頼を行動に)
・20年前にうどん学校、18年前にラーメン学校と蕎麦学校を開校し、プロも通う麺学校を運営。コロナ禍にあっては、オンライン麺学校を始めるなど積極的な人材育成を行う。

【会社概要】
会社名:株式会社 大和製作所
所在地:〒769-0203 香川県綾歌郡宇多津町浜三番丁37番4
代表者:藤井 薫
設立:1980年4月1日
URL:https://www.yamatomfg.com/

事業内容:
うどん・そば・ラーメン用製麺機 製造販売
うどん・ラーメン・そば・パスタ学校の運営
麺専門店経営・店舗運営相談、新規開業トータルプロデュース事業
香川県創造法認定麺専用塩「46億年」製造販売
 

 

 

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