東洋製罐グループホールディングス株式会社のプレスリリース
東洋製罐グループで金属・樹脂キャップ製造事業を展開する日本クロージャー株式会社(本社 東京、社長 桐基晃)は 1 月12日から、アサヒグループジャパン株式会社(本社東京、社長 濱田賢司)、双日プラネット株式会社(本社 東京、社長 有賀謙一)と飲料 PETボトル用キャップ(以下、「キャップ」と言います。) の水平リサイクル「キャップ to キャップ」※1 の実現に向けて共同で技術検証の取り組みを開始します。各社の強みを生かし、プラスチック資源循環についての社会課題解決に取り組みます。
コンソーシアムでは、キャップ回収のスキーム構築や技術検証、品質基準の確立を行い、事業性を評価します。キャップの水平リサイクルの事業化が実現すれば、飲料業界で初※3の取り組みとなる見込みです。新しいキャップはアサヒ飲料での採用を検討していきます。
【コンソーシアム各社の役割】
■日本クロージャー
キャップメーカーとして、再生樹脂を用いたキャップの成形評価を行います。
■アサヒグループジャパン
傘下に飲料事業とサステナビリティに特化する事業を持つ強みを生かし、アサヒ飲料では自社製品への再生樹脂の採用基準の確立、ともに参画するアサヒユウアスでは主にキャップ回収のスキーム構築を行います。
■双日プラネット
合成樹脂専門商社として、海外の最新のリサイクル技術情報を収集し、日本における最適な再生技術・設備の確立を行います。
※1 使用済みPETボトル用キャップを同じ用途のキャップに再生すること
※2 出典:PETボトルリサイクル推進協議会
https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/transition.html
(2022年12月6日時点)
※3 双日プラネット株式会社調べ
東洋製罐グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆様に提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。東洋製罐グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
〈本件に関するお問い合わせ先〉
東洋製罐グループホールディングス株式会社
サステナビリティ推進部コーポレートコミュニケーショングループ
電話:03-4514-2026
日本クロージャー株式会社
総務部
電話:03‐4514‐2150