ニンジンの摂取頻度が高いとやせ型傾向になる遺伝子タイプが多い都道府県ランキングを発表

ユーグレナ社は、『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービスデータをもとに、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」を公開しました。

ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプが多い都道府県ランキング第1位は「鳥取県」

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個人の健康リスク・体質・祖先について300項目以上の遺伝子型を解析し、どのような病気にかかりやすいか、どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供する『ユーグレナ・マイヘルス』と『ジーンクエスト』の遺伝子解析サービス。

体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、食生活や生活環境など環境要因も大きく影響を受けるため、自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができます。

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今回、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスの利用者の中から20,000人以上のゲノムデータを用いて、「ニンジンの摂取頻度とBMI(SNP:rs4445711)」という項目を解析。

ニンジンには、βカロテン、αカロテン、βクリプトキサンチンなどのカロテノイド系抗酸化物質が豊富に含まれていて、このカロテノイドは動脈硬化の予防や、細胞の老化、がん、糖尿病の抑制に対しても効果があると考えられているほか、BMI(体格指数)や肥満との関連も注目されてるのだそう。

「ニンジンの摂取頻度とBMI(SNP:rs4445711)」は、ニンジンの摂取頻度とBMI(体格指数)の関係についての項目で、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:GG)」、「ニンジンの摂取頻度が高いとやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:AG)」、「ニンジンの摂取頻度とやせ型傾向は関連しにくいタイプ(遺伝子型:AA)」の3つがあり、今回は、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出し、数値化。

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その結果、ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、1位 鳥取県、2位 宮崎県、3位 島根県、4位 岩手県、5位 長崎県、6位 福井県、7位 福島県、8位 茨城県、9位 秋田県、10位 宮城県となり、上位に山陰地方と東北地方の多くがランクイン。
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日本人における遺伝子型は、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:GG)」が11.3%、「ニンジンの摂取頻度が高いとやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:AG)」が45.7%、「ニンジンの摂取頻度とやせ型傾向は関連しにくいタイプ(遺伝子型:AA)」が43%という割合に。

ぜひ「遺伝子解析サービス」を使用して自分の遺伝子タイプをチェックしてみてはいかがでしょうか。

調査概要

調査方法:ゲノムデータの解析をもとに調査
調査対象:「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」、「ジーンクエストALL」の利用者
対象者数:ゲノムデータ:21,371人
調査時期:2022年12月
調査項目:ゲノムデータ「ニンジンの摂取頻度とBMI(SNP:rs4445711)」の項目について、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出
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